冬になるとお鍋の具材としてよく使われる白菜。
犬に与えても良い食材なのか、気になっていませんか?
結論から先にお伝えすると、白菜は犬に与えてもOKな食材です。
生のままでも与えられる食材ですが、白菜の芯は硬いため注意が必要となります。
この記事では、犬に白菜を与えるメリットやデメリット、注意点などについてご紹介します。
愛犬に白菜を与えようとお考えの飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。
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犬に白菜を与えてもOK
犬に白菜を与えてもOKです。
ビタミン類やカリウム、食物繊維などが豊富に含まれています。
おやつやドッグフードのトッピングとして与えられます。
白菜の与え方について以下の2つに分けてご紹介します。
- 茹でるか蒸して与えるのが良い
- 芯の部分もカットして与えられる
茹でるか蒸して与えるのが良い
白菜は生のままでも犬に与えられます。
とはいえ、加熱することにより、犬が消化しやすくなります。
そのため、白菜を犬に与える場合は、茹でるか蒸すかなどをすることを推奨します。
なお、白菜を加熱した場合は、人肌程度に冷ましてから与えるようにしましょう。
芯の部分もカットして与えられる
白菜の芯の部分も犬に与えられます。
しかしながら、白菜の芯は硬いため、犬が食べると喉に詰まらせてしまう可能性があります。
そのため、犬に白菜の芯の部分を与える場合は、細かく刻んで与えるのが良いです。
細かく刻むことにより、喉に詰まらせてしまうリスク軽減や消化しやすくなることにつながります。
犬に白菜を与えるメリット
犬に白菜を与えるメリットについてご紹介します。
- ダイエットに向いている食材
- 食物繊維が豊富に含まれている
- 利尿作用・代謝を促す作用がある
ダイエットに向いている食材
犬に白菜を与えるメリットとしては、ダイエットに向いていることが挙げられます。
白菜はほとんどが水分でできており、カロリーが少ないヘルシーな食材です。
また、食物繊維が豊富に含まれているため、犬に満腹感を与える効果が期待できます。
食物繊維が豊富に含まれている
白菜は食物繊維が豊富に含まれている食材です。
食物繊維は、腸内の善玉菌を増やす働きや、水分を含むことで便通を改善する効果が期待できます。
そのため、腸内環境の改善に効果が期待できるというメリットがあります。
利尿作用・代謝を促す作用がある
白菜には、カリウムが多く含まれています。
カリウムは利尿作用がある成分です。
また、代謝を促す効果が期待できる成分でもあります。
一方で、腎臓病を持つ犬に与える場合は、過剰摂取にならないように注意が必要です。
犬に白菜を与えるデメリット
犬に白菜を与えるデメリットについてご紹介します。
- 食物アレルギーを引き起こす可能性がある
- 甲状腺ホルモンの分泌を妨げる成分が含まれている
食物アレルギーを引き起こす可能性がある
白菜は犬が食物アレルギーを引き起こしやすい食材ではありません。
とはいえ、食物アレルギーを引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
初めて白菜を犬に与える場合は、少量与えることを推奨します。
万が一、愛犬にかゆみや下痢や嘔吐などのアレルギー反応が見られた場合は、動物病院に相談するようにしてください。
甲状腺ホルモンの分泌を妨げる成分が含まれている
白菜には、ゴイトロゲン(グルコシノレート)という成分が含まれています。
甲状腺ホルモンの分泌を妨げるとされている成分です。
そのため、甲状腺機能が低下している犬には与えないようにしましょう。
犬に白菜を与える時の注意点
犬に白菜を与える時の注意点についてご紹介します。
- 茹でて与える
- 食べやすくカットする
- 味付けはしない
- 与え過ぎないようにする
- 白菜の加工食品は与えない
茹でて与える
犬に白菜を与えるときには、柔らかく茹でて与えるのが良いです。
白菜の芯は硬いため、生のまま与えると消化不良になる場合があります。
また、白菜を茹でることにより、柔らかくなり食べやすくなります。
愛犬に白菜を与えるときには、柔らかく茹でて与えることを推奨します。
食べやすくカットする
犬に白菜を与えるときには食べやすくカットして与えましょう。
細かくカットせずに与えると、犬が喉に詰まらせてしまう可能性があります。
また、白菜の芯を与える場合も細かくすることで与えられます。
白菜をカットすることで、消化が良くなることも期待できます。
味付けはしない
犬に白菜を与える場合は味付けしないようにしましょう。
味付けにより、塩分が多くなり犬の健康に悪影響を与える可能性があります。
また、犬が食中毒を引き起こす可能性がある食材が調味料に使用されている場合もあります。
犬に白菜を与える場合は、味付けはしないようにしてください。
与え過ぎないようにする
犬に白菜を与えるときには、与え過ぎに注意してください。
白菜を与える過ぎると犬が下痢を引き起こす可能性があります。
1日に必要な摂取カロリーの10%以内を目安に調整するのが良いです。
白菜の加工食品は与えない
犬に白菜の加工食品を与えるのは避けましょう。
漬け物やキムチなどの白菜の加工食品は、塩分が多かったり犬に与えると危険な食べ物が使用されていたりします。
そのため、犬に白菜の加工食品を与えるのは避けてください。
犬と白菜に関するよくある質問
犬と白菜に関するよくある質問についてご紹介します。
-
- 子犬や老犬に白菜は与えられる?
- 犬にキャベツを与えてもいい?
- 犬ににんじんを与えてもいい?
子犬や老犬に白菜は与えられる?
白菜を子犬や老犬などに与えても問題ありません。
とはいえ、消化器官が弱い場合があるため、与えるときには加熱して柔らかくして与えましょう。
また、食べやすいように小さくカットするのも大切です。
犬にキャベツを与えてもいい?
犬にキャベツは与えても良い食材です。
とはいえ、キャベツの与え方や与える場合の注意点などもあります。
犬にキャベツを与えても良いのか気になる人は以下の記事もご覧ください。
犬ににんじんを与えてもいい?
犬ににんじんは与えられる食材です。
加熱してから与えるようにしましょう。
犬ににんじんを与える場合の注意点について気になる人は以下の記事もご覧ください。
白菜は犬に与えても良い食材
この記事では、犬に白菜を与えても良いのかについてご紹介しました。
以下がこの記事のまとめです。
- 犬に白菜を与えてもOK
- 茹でるか蒸して与えるのが良い
- 芯の部分もカットして与えられる
- 犬に白菜を与えるメリットはダイエットに向いている
- 食物繊維が豊富に含まれている
- 利尿作用・代謝を促す作用がある
- 犬に白菜を与えるデメリットは食物アレルギーを引き起こす可能性がある
- 甲状腺ホルモンの分泌を妨げる成分が含まれている
- 犬に白菜を与える時の注意点は茹でて与える
- 食べやすくカットする
- 味付けはしない
- 与え過ぎないようにする
- 白菜の加工食品は与えない
犬に白菜を与えようとお考えの飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。
なお、当サイト(わんわんナビ)では、他にも犬の食べ物についての記事があります。
気になる人は、以下の記事もぜひご覧ください。