「うちの子、お客さんを見ると吠えちゃう」
「吠えるのをやめさせたけど、どうすれば吠えなくなるの?なんで吠えるの?」
といった愛犬が来客に吠えるのをやめさせたいそこのあなた!
インターホンが鳴ったら、玄関まで走っていくワンちゃんは多いです。
お客さんをびっくりさせてしまうと、申し訳ない気持ちになりますよね。
この記事では、以下の内容について説明します。
- 来客に吠える理由
- 吠えるときの対処法
来客が来たときに、吠えるのをやめさせたい方は必見の内容です。
犬が来客に吠える2つの理由
犬が来客に吠える理由は、以下の2つがあります。
- 興奮している
- 警戒している
理由①.興奮している
来客により、「喜んでいる」と「怒っている」の2通りの理由で興奮していると考えられます。
喜んでいる場合は、「撫でてほしい」や「遊んでほしい」といったように関わりたいから吠えています。
怒っている場合も吠えるので、犬の表情にも注目してチェックしてください。
来客時に、しっぽを振っている子もいるでしょう。
「しっぽを振る=喜んでいる」ではありません。
しっぽを振っているときは、あくまで興奮しているときです。
喜んでいると勘違いして、撫でようとすると噛まれる場合もあるでしょう。
しっぽを振っているからと言って、来客に触らせないように注意してください。
理由②.警戒している
お客さんを警戒している場合も吠えます。
犬にとって、家は自分の縄張りでありテリトリーでもあります。
自分のテリトリーに見ず知らずの人が入ってきているので、警戒しているのです。
来客される方には、犬と目を合わさないように依頼しましょう。
警戒している場合、じっと目を見つめると噛まれる可能性があるからです。
犬にとって、見つめる行為は敵意があるときにする行為だからです。
敵意がない犬同士は、長時間お互いに目を合わせることはありません。
犬同士がケンカをする時は、相手の目を見つめて、威嚇します。
警戒していて吠えている場合は、目を合わせないようにしましょう。
犬が来客に吠えるときの4つの対処法
来客に吠える場合は、以下の4つのいずれかの方法で対処しましょう。
- 別室で来客と会わないようにする
- お客さんを外で対応する
- お客さんを仲間だと認識させる
- しつけをしておく
対処法①.別室で来客と会わないようにする
来客が来たときは、犬を対面させないようにしてください。
別室に連れて行きましょう。
直接見えなければ、犬は時間が経つにつれて、落ち着いてきます。
興奮が収まれば、吠えるのもやめるでしょう。
別室が難しければ、ケージやハウスに入れるのでも良いです。
ケージやハウスを布や段ボールで覆って、直接見えないようにしてあげてください。
対処法②.お客さんを外で対応する
お客さんを中に入れず、外で話をしましょう。
長時間話す場合は厳しいので、短時間の場合におすすめ。
犬が吠えている理由が警戒心からの場合、縄張り意識の低い場所で話せば、警戒心も薄れます。
縄張り意識の低い場所でしばらく一緒にいると、相手に慣れてきて吠えなくなりますよ。
対処法③.お客さんを仲間だと認識させる
自宅にお客さんを上げるなら、仲間だと認識させましょう。
おすすめの方法は、おやつを与えること。
お客さんにおやつを渡して、犬に与えてもらいましょう。
最初は興奮していることが多いので、しばらく様子を見て、落ち着いてきたら与えるのがおすすめ。
おやつを与えるときは、はじめは直接ではなく近くに投げるような形で与えましょう。
給餌に慣れてきたら、お客さんの手の上において、おやつを渡してもOK。
おやつを与えることで、犬は「お客さん=仲間」と認識しますよ。
対処法④.しつけをしておく
犬にしつけを覚えさせて、来客時は指示をするのも良いでしょう。
ただ、あらかじめしつけをして日ごろからできるようにしておかなければなりません。
頻繁に指示をして、従う習慣をつけておきましょう。
覚えさせると良いしつけは、以下の3つのいずれかです。
- 待て
- 伏せ
- お座り
指示に従ったら、ご褒美を与えましょう。
上記のしつけの覚えさせ方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
しつけ教室に頼ることもおすすめ
対策しても吠えを止められなければ、しつけ教室もおすすめ。
しつけ教室は、子犬だけじゃなく成犬でも対応してくれますよ。
プロのドッグトレーナーが、しつけ方を教えてくれます。
最近は動画で解説してくれているものもあるので、動画で調べてみるのも良いでし調べてみる。
以下のチャンネルは、ドッグトレーナーの金倉さんがしつけ方を解説しているチャンネルです。
「犬のしつけチャンネル」ではトイレや散歩、吠えなどいろんなしつけ方を解説してくれています。
しつけに関して、悩んでいる方はぜひこちらも参考にしてみてください。
まとめ
この記事では、「来客に吠える理由」や「来客に吠えるときの対処法」を紹介しました。
以下がまとめです。
- 吠える理由は「警戒している」か「興奮している」のいずれか
- 吠えるときは、犬を別室に連れていき落ち着かせるのが良い
- 別室が難しければ、ケージやハウスに入れて布で来客が見えないようにしよう
- しつけを覚えている犬なら、「お座り」や「待て」で待機させておこう
- お客さんからおやつを与えることで、「お客さん=仲間」と認識することもある
- 縄張り意識の低い外で、お客さんと対面させて警戒心を抑えよう
犬が苦手な人は、吠えられると部屋に入れないこともあるでしょう。
犬のしつけや対処法を確立して、来客が来ても問題ない状況にしておきましょう。
他にもシチュエーション別に吠える理由・対策を解説しています。
興味のある記事があれば、ぜひご覧ください。
愛犬のしぐさについて、詳しく知りたい方は以下の記事もおすすめです。
犬の寝相ごとの心理状態は?問題のある寝相・いびきについても紹介