大型犬向けおすすめのドッグフードランキングTOP5!大粒フードや大容量でコスパの良いフードなどをご紹介!

大型犬向けおすすめのドッグフードランキングTOP5!エサ選びのポイント ドッグフードおすすめランキング

今は大型犬用のドッグフードだけでもたくさんの種類がありますから、ワンちゃんにピッタリのものを見つけるのは大変ですよね。

愛犬の健康を守るためにも、毎日食べるフードには最適なものを選んであげたいと思っている飼い主さんは多いはずです。

この記事では、以下の内容を解説します。

  • 大型犬に合うドッグフードの選び方のポイント
  • 大型犬におすすめの5つドッグフード

おすすめドッグフードはランキング形式で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【2023年】人気でおすすめのドッグフードランキングTOP10!

  1. 大型犬向けおすすめのドッグフードランキングTOP5
    1. 【1位】ニュートロ ナチュラルチョイス 中型犬~大型犬用 成犬用 ラム&玄米
    2. 【2位】ネルソンズ大容量プレミアムフード 大型犬向け グレインフリー
    3. 【3位】モグワン
    4. 【4位】カナガンドッグフード チキン
    5. 【5位】アランズナチュラルドッグフード・ラム
  2. 大型犬におすすめの大粒ドッグフード5選!
    1. FINEPET’S(ファインペッツ) 大粒
    2. INUMESHI フィースト 1歳以上 大型犬用
    3. プレイアーデン グルメ(大粒タイプ)
    4. アカナ アダルトラージブリード
    5. POCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモン ミディアムラージ粒
  3. 大型犬向けおすすめのドッグフード選びの前に確認しておくこと
    1. ワンちゃんの年齢
      1. ライフステージによってフードを分けているメーカーも多い
    2. 今あげているごはんの食いつき
    3. 今のご飯をしっかり消化できているか
  4. 大型犬向けおすすめのドッグフード選びのポイント
    1. 粒の大きさで選ぶ
      1. フードを丸呑みしてしまう子には粒サイズを小さく
    2. 良質なタンパク質が主原料となっているもの
    3. 低カロリーのもの
    4. 関節や骨をサポートする成分が入っているもの
    5. コストパフォーマンスで選ぶ
  5. ドッグフードは水分量で種類が違う
    1. 水分含量10%:ドライフード
    2. 水分含量25~30%:ソフトドライフード・セミモイストフード
    3. 水分含量75%程度:ウェットフード
  6. 大型犬向けおすすめのドッグフード選びの注意点
    1. 犬は穀物を消化しにくい
    2. 犬も食物アレルギーになることがある
    3. 大容量のものは開封後の劣化に注意
      1. 時間がたつと脂肪が酸化してしまう
  7. ドライタイプのドッグフードの保存方法
    1. 小分けにして暗所で保存
    2. 冷蔵ではなく常温保管しよう
  8. 大型犬向けおすすめのドッグフードまとめ

大型犬向けおすすめのドッグフードランキングTOP5

大型犬におすすめでもドッグフードをランキングで紹介していきます。

【1位】ニュートロ ナチュラルチョイス 中型犬~大型犬用 成犬用 ラム&玄米

ニュートロ ナチュラルチョイス 中型犬~大型犬用 成犬用 ラム&玄米

ナチュラルチョイスは、ラム肉を主原料に使用しているドライフード。

総合栄養食基準を満たしている、成犬用総合栄養食フードです。

主食として与えれば、愛犬が栄養をバランスよく摂取できます。

玄米やオートミールなどの消化吸収に役立つ原材料を配合しているので、消化が苦手な子にもおすすめ。

関節の健康維持に役立つコンドロイチンやグルコサミンも配合しています。

特徴は、以下の通りです。

  • ビタミンB群や亜鉛を豊富に含まれているラム肉が主原料
  • グルコサミンとコンドロイチンも配合されているおり、愛犬の関節をサポート
  • 玄米の食物繊維が組み合わされ、消化吸収のしやすさにも配慮
ブランド ニュートロ
価格(税込) 8,708円
主原料 ラム、玄米
内容量 7.5㎏
タイプ ドライフード
カロリー(100gあたり) 355kcal
推奨年齢 成犬

【2位】ネルソンズ大容量プレミアムフード 大型犬向け グレインフリー

ネルソンズ

ネルソンズドッグフードは、大容量でコスパの高いドライフードです。

大容量(5kg)なのにリーズナブルで、商品の質も高いのが魅力。

主原料には、チキンを50%(乾燥チキン28%、チキン生肉22%)使用しており、高タンパク(成分値28%以上)です。

原材料には、ヒューマングレードのものを使用しています。

1辺1cm程度の大きさの三角形の粒で、中・大型犬向けに作られているフードです。

グレインフリーフードなので、穀物の消化が苦手な子におすすめですよ。

特徴は、以下の通りです。

  • 主原料の50%にはチキンを使用
  • 1㎝の粒サイズに設計されており、大型犬でも食べやすい
  • 穀物アレルギーに配慮したグレインフリー(穀物不使用)
  • グルコサミンとコンドロイチンのほか皮膚や腸内環境を整える成分も豊富に含んでいる
ブランド ネルソンズ
価格(税込) 8,580円
主原料 チキン
内容量 5㎏
タイプ ドライフード
カロリー(100gあたり) 369kcal
推奨年齢 全ライフステージ

【3位】モグワン

モグワンドッグフード

モグワンは、チキンとサーモンを主原料に使用しているフード。

獣医師の91%が推奨しているフードです。

食いつきにも定評があり、アンケート結果では下記の評価を得ています。

  • 90%が「食いつきが良い」と回答
  • 94%が「完食した。ほとんど食べた」と回答

動物性原材料を50%以上使用している高タンパクフードです。

特徴は、以下の通りです。

  • チキンとサーモンが主原料で、高タンパクながらも低カロリー
  • 原料のリンゴやサツマイモが、関節サポート・腸内環境を整える
  • 人口添加物不使用
ブランド モグワン
価格(税込) 4,356円
主原料 チキン、サーモン
内容量 1.8㎏
タイプ ドライフード
カロリー(100gあたり) 363kcal
推奨年齢 全ライフステージ

【4位】カナガンドッグフード チキン

カナガン ドッグフード チキン

カナガンドッグフードは、チキンを主原料に使用しているフード。

香料・着色料は不使用のフードで、穀物も使用しておりません。

原材料の品質が高く、98%の獣医師が「ヒューマングレードの食材を使用していることを評価する」と回答しています。

獣医師の97%が推奨しているフードなので、安全面の信頼度も高いフードです。

高タンパクのフードなので、皮膚や被毛の調子が気になる子におすすめですよ。

特徴は、以下の通りです。

  • 欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の基準をクリアした工場で製造
  • 原料にチキンを50%以上使用していて高タンパク
  • 低炭水化物で健康的な体と毛並みを維持
  • グルコサミンとコンドロイチンも配合されていて足腰の負担軽減
ブランド カナガン
価格(税込) 4,356円
主原料 チキン
内容量 2㎏
タイプ ドライフード
カロリー(100gあたり) 361kcal
推奨年齢 全ライフステージ

【5位】アランズナチュラルドッグフード・ラム

アランズナチュラルドッグフード・ラム

アランズナチュラルドッグフードは、ラム肉をたっぷり使用して作られたフード。

グレインフリーなので、穀物の消化が苦手な子にもおすすめです。

93%の獣医師が推奨したドライフードで、「獣医師評価製品」でもあります。

自然素材(人工添加物不使用)にこだわって作っているので、涙やけや皮膚トラブルでお悩みの子にもおすすめですよ。

定期コースで買えば、最大20%OFFになるので、お得で続けやすいか価格になります。

特徴は、以下の通りです。

  • ラム肉を全体の40%使用(動物性タンパク源はラムのみ)
  • 粒の大きさは8~10㎜程度
  • 原材料が9種類しかなくシンプルで、アレルギーのある犬に最適
ブランド ナチュラルドックフードカンパニー
価格(税込) 4,356円
主原料 ラム肉
内容量 2㎏
タイプ ドライフード
カロリー(100gあたり) 342kcal
推奨年齢 全ライフステージ

大型犬におすすめの大粒ドッグフード5選!

口の大きな大型犬には、粒の大きなドッグフードを与えたいという飼い主さんもいるでしょう。

大型犬におすすめの大粒ドッグフードを5つご紹介します。

大型犬におすすめの大粒ドッグフード5選!
  • FINEPET’S(ファインペッツ) 大粒
  • フィースト 1歳以上 大型犬用
  • プレイアーデン グルメ(大粒タイプ)
  • アカナ アダルトラージブリード
  • POCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモン ミディアムラージ粒

それぞれについて見ていきたいと思います。

FINEPET’S(ファインペッツ) 大粒

ファインペッツ

FINEPET’S(ファインペッツ)のドッグフードには、小粒と大粒のものがあります。

愛犬に合った粒のサイズを選べるのが嬉しいポイントです。

また、人間が食べられるぐらい良質な原材料が使用されております。

肉副産物や合成添加物などは不使用なので安心感がありますね。

良質な動物性タンパク質の食材がメインに使用されているため、大型犬におすすめのドッグフードとなります。

特徴は以下のとおりです。

  • 粗タンパク質27.1%の高タンパクドッグフード
  • 消化吸収率が87%と高い
  • 酸化防止剤や防腐剤、着色料、着香料などは不使用
  • オーブンベイク製法で素材の栄養素が損なわれにくい
  • 粒のサイズは大粒と小粒から選べる
価格(税込) 3,300円(初回限定)
内容量 4kg(お試し用)
主原料 鹿肉、鶏肉、オートミール、大麦、全粒米
対応年齢 全年齢対応(オールステージ)
原産国 オランダ

INUMESHI フィースト 1歳以上 大型犬用

INUMESHI フィースト 1歳以上 大型犬用

INUMESHI フィーストは、大型犬用のドッグフードがあります。

大型犬向けに作られているため、粒のサイズが大きく直径約19mmです。

また、大型犬の大きな体を支える関節をサポートするためにグルコサミンやコンドロイチンなどの成分が配合されています。

なお、大容量の15kgブリーダーパックを購入するとお得に購入できます。

特徴は以下のとおりです。

  • 大型犬向けで直径約19mmの粒のサイズ
  • 関節ケア成分のグルコサミン・コンドロイチン・MSM配合
  • 皮膚や被毛の健康維持に役立つオメガ3・6脂肪酸配合
  • 小麦不使用のグルテンフリー
  • 15kgの大容量パックが販売されている
価格(税込) 11,980円
内容量 15kg
主原料 チキン ( 乾燥チキン、チキンファット、チキングレービー )、米、大麦、オーツ麦
対応年齢 成犬・高齢犬(1歳以上)
原産国 イギリス

プレイアーデン グルメ(大粒タイプ)

プレイアーデン グルメ(大粒タイプ)

プレイアーデン グルメは、ラム肉をメインに使用した作られたドッグフードです。

ラム肉は、高タンパク・低脂肪な食材。

肥満に気をつけたい大型犬にもおすすめドッグフードとなります。

また、原材料には人間でも食べられるぐらいのヒューマングレードのものを使用。

大粒サイズで食べごたえがあるドッグフードとなります。

特徴は以下のとおりです。

  • 高タンパク・低脂肪のラム肉をメインに使用
  • ヒューマングレードの原材料を使用
  • 食べごたえのある大粒タイプ
  • AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準を満たした総合栄養食
  • 全犬種・全年齢対応
価格(税込) 2,970円
内容量 1kg
主原料 ラム、チキン、魚介類、コメ、大麦
対応年齢 全年齢対応(オールステージ)
原産国 ドイツ

アカナ アダルトラージブリード

アカナ アダルトラージブリード

アカナドッグフードは、犬のサイズや年齢などによりさまざまな種類があります。

大型犬におすすめの種類は、アダルトラージブリード。

大型犬に多い肥満に配慮し、脂質と炭水化物が控えです。

また、ドッグフードの粒のサイズも大きめに作られており、約1.5~1.7cmとなります。

特徴は以下のとおりです。

  • 動物性原材料が豊富に使用されている
  • タンパク質が豊富に含まれている
  • 大きめの粒のサイズ
  • 原材料の約4割に野菜やハーブなどを使用
  • 種類が豊富に展開されている
価格(税込) 22,000円
内容量 11.4kg
主原料 チキン
対応年齢 成犬
原産国 カナダ

アカナドッグフードの口コミや評判などについて知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

アカナドッグフードの評判は?良い・悪い口コミ評価や安全性、全20種類の特徴も紹介

POCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモン ミディアムラージ粒

POCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモン ミディアムラージ粒

POCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモン ミディアムラージ粒は、中型犬〜大型犬向けのドッグフード。

粒のサイズが大きめに作られており、約10〜15mmです。

タンパク質が豊富で、30%以上。

脂質控えで10%以上の大型犬にとって嬉しい栄養バランスのドッグフードと言えるでしょう。

特徴は以下のとおりです。

  • 中型犬〜大型犬向けで大きめの粒のサイズ
  • 緑イ貝配合で関節の健康維持に役立つ
  • 動物性タンパク源にはサーモンの生肉がメインに使用されている
  • 皮膚や被毛の健康維持に役立つDHA・EPA配合
  • 高タンパクドッグフード
価格(税込) 4,635円
内容量 2.7kg
主原料 サーモン生肉、フィッシュペプチド、ソラ豆、スイートポテト、リンゴ、エンドウ豆プロテイン、アルファルファ
対応年齢 全年齢対応(オールステージ)
原産国 オランダ

大型犬向けおすすめのドッグフード選びの前に確認しておくこと

選ぶ

まずはフード選びの前にワンちゃんについて確認しておきたい点についてまとめました。

あらかじめワンちゃんの情報を確認しておくことで、フード選びがスムーズになりますよ。

ワンちゃんの年齢

まずはワンちゃんの年齢を確認して、今はどのライフステージに当たるのかを知っておきましょう。

犬のライフステージは、約12~18か月くらいまでが子犬(超大型犬の場合は~24ヶ月くらいまで)で、

そこから大体7歳までが成犬、7歳以上をシニア犬と区別することが多いです。

犬によっても個体差があったり、ドッグフードのメーカーによっても多少基準が違うことがありますので大体の目安を知っていれば大丈夫です。

今まで成犬用をあげていたけど、いつの間にかシニアに差し掛かっていた、ということもありますからね。

ライフステージによってフードを分けているメーカーも多い

ドッグフードはワンちゃんのライフステージによって子犬用、成犬用、シニア犬用のように分けられているものも多いですから、成長段階に応じた栄養が摂れるフードを選ぶようにしましょう。

また、推奨年齢に「全ライフステージ」と記載のあるドッグフードであれば、子犬からシニア犬までの必要な栄養素がバランスよく配合されているのでおすすめです。

ライフステージの変わり目でフードを切り替えていいのか迷うときや、頻繫に切り替えをせず食べなれた1つのフードを安定して使っていきたいという方にも向いています。

今あげているごはんの食いつき

今あげているごはんへの食いつきも見ておきましょう。

あまり食いつきがよくない場合は、飽きてきてしまっていたり粒の大きさが好みでないという可能性があります。

十分食いつきがいいと感じる場合は似た形状のものを選んでもいいですが、改善したいなら栄養素だけでなくフードの触感や大きさを変えてみるのもいいでしょう。

今のご飯をしっかり消化できているか

ワンちゃんがご飯をしっかり消化できているかで、今のフードが体に合っているかどうかわかることがあります。

うんちの回数は多くないか、下痢気味になっていないかなどを府癌から見てあげるとうにしましょう。

大型犬向けおすすめのドッグフード選びのポイント

ポイント

ここから大型犬に合うフード選びのポイントを紹介していきます。

事前に確認したワンちゃんの情報も合わせながら最適なものを選んでいきましょう。

粒の大きさで選ぶ

ドッグフードには粒の大きさにも違いがあり、大型犬であれば中粒(9~12㎜ほど)か大粒(13㎜以上)のフードが一般的です。

大きいフードをかみ砕くのが好きな子もいれば、シニアになって大きい餌が噛みづらくなってくることもありますから、好みの変化に応じてサイズを調整してあげることも大切です。

フードを丸呑みしてしまう子には粒サイズを小さく

ワンちゃんの中にはフードをあまり噛まずに丸呑みしてしまうタイプの子もいます。

粒の大きいフードを丸呑みすると消化不良を起こしやすくなるため注意が必要です。

便の硬さを見て、柔らかすぎる場合や粒の形が残っている時はうまく消化しきれていない証です。

トイレットペーパーでつまむと崩れる、水分が多くてシーツにこびりついているようなことがあれば、噛みやすいよう少し粒の小さいフードに切り替えみてもいいでしょう。

良質なタンパク質が主原料となっているもの

体が大きい大型犬にとって、筋肉や被毛の健康を維持するためには良質なタンパク質の摂取が欠かせません。

小麦やトウモロコシが多く使われたフードもありますが、それよりは肉や魚といった質の高い動物性タンパク質を主原料としたフードを選ぶのがおすすめです。

低カロリーのもの

大型犬は食べる量が多いですが、カロリーの摂りすぎは肥満につながり、肥満になると関節に負担がかかるほか様々な体調不良の要因となりやすいです。

肥満にならないためにもカロリーの高すぎないものを選んで、おやつなども含め全体のカロリーをコントロールしてあげましょう。

関節や骨をサポートする成分が入っているもの

大型犬は体が大きい分関節にかかる負担も大きいですから、早い段階から関節の健康維持に取り組むことも重要です。

そのためには関節の健康のサポートに有効なグルコサミンやコンドロイチンなどの成分を含んだフードがおすすめです。

コストパフォーマンスで選ぶ

大型犬の場合は体が大きい分たくさんご飯を食べますから、フード代もかさみます。

生活を圧迫しない程度で、安定的に購入し続けられるかどうかも考えながら選ぶようにしましょう。

また、大容量サイズを展開していれば価格が割安になることが多く、質を落とさずコストを下げられるのでおすすめです。

何度も買わなくて済むので購入の手間も少なくなりますね。

ドッグフードは水分量で種類が違う

水分

ドッグフードにはいくつかの種類があり、含まれている水分の量によって区別されています。

ライフステージや好みに応じて取り入れられるよう、それぞれの特徴についてみていきましょう。

水分含量10%:ドライフード

ドライフードというのはいわゆるカリカリタイプで粒状のものです。

総合栄養食にはこのドライフードが多いので、主食としてあげる人も多く最もなじみのあるタイプですね。

大量生産が可能なこともあり、コストを抑えられるのもポイントです。

ウェットフードなどに比べると原料由来の栄養素や水分にばらつきが出にくく、ほかの水分量の多いフードよりも便の状態が安定しやすいです。

水分含量25~30%:ソフトドライフード・セミモイストフード

ソフトドライフードとセミモイストフードはどちらも水分量が近いですが、ソフトドライフードは発泡していてより柔らかくなっているものを指します。

ドライタイプよりも保存がききにくいですが、子犬やシニア犬など顎の力が弱い子におすすめです。

水分含量75%程度:ウェットフード

缶詰やレトルトパウチに入っているようなものが主にウェットフードと呼ばれています。

ワンちゃんにとってもおいしいものが多いためご褒美的にあげたりすることが多いですね。

ただウェットフードは総合栄養食でないものも多いので、主食として与える際には、栄養が偏らないか注意してあげる必要があります。

大型犬向けおすすめのドッグフード選びの注意点

選ぶ

フード選びの際に注意すべき点についても、まとめたので紹介します。

犬は穀物を消化しにくい

小麦やトウモロコシなどの穀物は犬にとっては消化しづらく、摂りすぎると消化不良を起こす原因にもなります。

また穀物や大豆由来の植物性タンパク質も犬には消化することが難しいためなかなか吸収されません。

穀物にも栄養はあり、腸内環境を整える効果もありますので一概に悪いというわけではないので、動物性タンパクメインでバランスよく配合されているものがおすすめです。

犬も食物アレルギーになることがある

犬も人間と同じようにアレルギーを発症することがありますから、早い時期からワンちゃんの食事後の様子などを見てアレルギー症状が出ていないか確認してあげることも大切です。

肌をかゆがったりうんちが安定しないなど、アレルギーを疑う症状があるもののアレルゲンがわからないという場合は一度アレルゲン検査を受けて原因となっている食材を特定しておくのもおすすめです。

大容量のものは開封後の劣化に注意

大容量のものはお得感がありますが、開封後は劣化が早くなるので注意が必要です。

フードの消費が早い大型犬でも、大容量のものを消費するのには時間がかかることもありますからね。

餌を2種類以上使っていたり、おやつを多めにあげているおうちなども消費が遅くなるので気を付けましょう。

時間がたつと脂肪が酸化してしまう

ドッグフードには脂肪や油脂が必ず含まれていて、これらは空気に触れると少しずつ酸化が進みやがて脂肪のサビと言われる過酸化脂肪に変化してしまいます。

この過酸化脂肪を日常的に取り入れると、細胞の老化や動脈硬化、アレルギーなどを引き起こしやすくなるとも言われているのです。

そのため開封後は早めの消費を心がけ、劣化をなるべく防ぐため保存方法にも気を付けるようにしましょう。

ドライタイプのドッグフードの保存方法

保存

開封後のドッグフードの劣化を防ぐためにフードの特徴に応じた正しい保存方法を知っておきましょう。

ここでは、大容量で購入することが多いドライタイプのフードの保存方法を紹介していきます。

小分けにして暗所で保存

ドライフードは水分含量が少ないため、比較的保存がききやすいです。

ただそれでも開封した瞬間から酸化は始まるため、なるべく空気に触れないように保存するのが理想です。

できれば小分けのパックにして暗所で保管するようにしましょう。

何㎏もある大容量フードすべてを小分けにし直すのは大変ですから、もし開封後1ヵ月以内に消費できなそうだと感じたらあらかじめ数分の1でもいいのでジップロックのような袋に分けておくことをおすすめします。

ポイントはなるべく空気を抜いて保存することで、乾燥剤などを一緒に入れるとなおよしです。
乾燥剤やシリカゲルなどの脱酸素剤は100均などでも買うことができます。

冷蔵ではなく常温保管しよう

冷蔵で保存すると出し入れの際に結露が生じてカビの原因となることがあります。

温度や湿度が低い暗所などで、保存するのがおすすめです。

大型犬向けおすすめのドッグフードまとめ

大型犬に合ったドッグフードの選び方とおすすめのドッグフードについて紹介しました。

ワンちゃんの健康維持のためには、大型犬ならではの必要とする栄養素などを知っておくことも大切です。

またワンちゃんそれぞれの好みやライフステージを把握して、おいしく食べられるフードを選んであげられるよう備えましょう。