「ブロッコリーってうちの子に与えても大丈夫かしら？アレルギーって出たりするの？」
「ブロッコリーは生で与えてもいいの？」
といった愛犬をブロッコリーに与えても良いか調べているそこのあなた。
ブロッコリーはアレルギー症状を示す以外なら、与えても問題ありません。
固い状態だと消化不良につながる恐れがあるので、蒸して柔らかくしてから与えましょう。
この記事では、以下の内容について説明します。
- ブロッコリーを与える際の適切な量・注意点
- ブロッコリーに含まれる栄養素
- ブロッコリースプラウトやそのほかの与えてもいい食べ物
ブロッコリーを安全な状態で与えたい方は、必見の内容です。
犬がブロッコリーを食べても問題ない
犬にブロッコリーを与えてもOK。
ブロッコリーは成分面で見ても、犬に有害な食べ物ではありません。
適量であれば、与えても問題なし。
ただし、中にはアレルギー症状を示す子もいるので、その点は注意が必要です。
初めて与える際は、ごく少量から与えてみてくださいね。
ブロッコリーは栄養価が高いです。
与えすぎは、栄養過多の問題にもなるので、注意してください。
ブロッコリーに含まれている栄養素
ブロッコリーに含まれている栄養素は、以下の通りです。
- ビタミンC
- ミネラル
- 食物繊維
- スルフォラファン
- 葉酸
ブロッコリーの栄養から期待できる効果は、以下の通りです。
- 老化予防
- 骨の形成をサポート
- 筋肉の収縮をサポート
- 腸内環境の改善
- がん予防
- ダイエット効果
- 病気や怪我の予防
- 被毛の艶が良くなる
- 皮膚や粘膜の健康維持
犬にブロッコリーを与えるときの量
ブロッコリーは野菜なので、主食として与えるのはNG。
おやつとして、トッピング程度に適量を与えましょう。
犬のサイズによって適量は違うので、詳細は以下の表をご覧ください。
| 犬の体重 | 与える量 |
|---|---|
| 4kg以下 | 20g |
| 8kg以下 | 40g |
| 25kg未満 | 80g |
| 25kg以上 | 80g～ |
上記の表はあくまで目安としてください。
犬によっても個体差があります。
犬の性格によっても、1日あたりの運動量は違いますよね。
一日の活動量が違うので、表は参考程度に見てください。
犬へのブロッコリーの与えるときの注意点
ブロッコリーを与える時は、「茹でる」ことを忘れないでください。
生の状態では、「固い」ので消化不良を起こす恐れがあるからです。
茎の部分も与えても良いですが、表面部分は固いので取り除いてください。
また農薬が付着していることも考えられるので、表面は与えない方が良いでしょう。
茹でた後は、柔らかくなったことを確認してから与えましょう。
消化が苦手なことに与える際は、以下のようにして与えるのがおすすめ。
- ミキサーにかけてペースト状にする
- 茹でた後に、細かく刻む
与える際の注意点は、以下の通りです。
- 塩やコショウなどの調味料は加えない
- 栄養過多になるため、毎日は与えない
- 消化不良になるので、固い状態では与えない
これらの点を意識して与えてくださいね。
ブロッコリーにはアレルギーを持つ犬もいる
他の食べ物と同様、ブロッコリーにアレルギーを持つ犬もいます。
ブロッコリーを食べた際のアレルギー症状として、見られるものは以下の通りです。
- 皮膚のかゆみ
- 下痢などの消化器症状
初めて与える際は、ほんの少量にしてください。
日を重ねながら、徐々に量を適量に近づけていくと良いでしょう。
万が一、重い症状が現れた場合は、病院へ連れて行ってください。
アレルギーの出やすい食べてものについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
犬のアレルギーが出やすい8つの食べ物！特定方法と対処法を解説
ブロッコリースプラウトも与えていい！
ブロッコリーだけでなく、ブロッコリースプラウトを与えてもいいです。
ただし、スルフォラフォンの含有量が多いので、与えすぎは要注意。
ごく少量を与えるのがおすすめです。
ブロッコリースプラウトは、ブロッコリーの種が発芽した食べ物。
ブロッコリーと同様、野菜の一つに分類されます。
幼い芽の状態で、とても細いのが特徴。
スプラウトの仲間には、以下のものがあります。
- もやし
- カイワレ大根
- 豆苗
ブロッコリースプラウトは生で与えてもいいです。
小さくカットして食べやすい状態にしてから、与えましょう。
ブロッコリー以外に与えてもよい食べ物
ブロッコリー以外にも、与えても良い食べ物はたくさんあります。
犬が食べてもいい野菜について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
犬が食べれる野菜！食べ物の栄養素や食べてはいけない野菜も解説
食べても大丈夫な食べ物は、以下の通りです。
- きゅうり
- ブロッコリー
- いちご
- バナナ
- りんご
- 鶏肉
- 牛肉
- 豚肉
- まぐろ
- さけ
- さば
食べさせてはいけない食べ物は以下の通りです。
| 種類 | 食べてはいけない食べ物 |
|---|---|
| 果物 | レモン、ぶどう(レーズン)、さくらんぼ、いちじく、グレープフルーツ、ざくろ、すだち |
| 野菜 | ネギ、玉ねぎ、にんにく、アボカド、トマト、ギンナン、ニラ |
| 魚介 | カニ、イカ、エビ、貝、ししゃも、タコ |
| 豆類 | ビターアーモンド、マカダミアナッツ |
| お菓子 | チョコレート、キシリトール |
| 飲み物 | コーヒー、ココア、アルコール、緑茶、酒類 |
| そのほか | ソーセージ、生のパン、香辛料 |
食べ物に含まれる栄養素について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
犬が食べても大丈夫な食べ物！含まれている栄養素や与え方も解説
まとめ
この記事では、「ブロッコリーを与える際の適量・注意点」や「ブロッコリーに含まれる栄養素」について解説しました。
以下がまとめです。
- ブロッコリーは与えても良い
- 栄養価が高いので、栄養過多にならないように適量を与えよう
- 生では与えず、蒸して柔らかくしてから与えよう
- 茎は与えても良いが、表面の固い部分は取り除こう
- ブロッコリースプラウトも与えてよい
- ブロッコリーはあくまでおやつ程度で、ドッグフードを主食として与えよう
いかがでしたか。
ブロッコリーは栄養価の高い野菜です。
与えすぎてしまうと、栄養過多になってしまう恐れもあります。
おやつ程度に適量を与えてくださいね。
固い部分は取り除き、調味料は加えないで与えましょう。
