ドッグフードは種類が多くて、ワンちゃんに合うものを見つけるのは大変ですよね。
この記事では、以下の内容を解説していきます。
- 小型犬におすすめの満足度の高いドッグフード
- ドッグフード種類の違い
- ワンちゃんに合うドッグフードを選ぶためのポイント
おすすめのドッグフードはランキング形式で紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
ドッグフードを選ぶ際の4つのチェックポイント
まずはドッグフードを選ぶときにチェックしておきたいポイントを4つ紹介します。
- 総合栄養食かどうか
- ライフステージに合っているか
- 粒の大きさは適切か
- 1ヵ月以内に食べきれる量かどうか
総合栄養食かどうか
主食のドッグフードを決める際は、「総合栄養食」と記載されているものを選ぶのがおすすめです。
総合栄養食とは、そのフードと水だけで健康を維持できるとされる商品のこと。
総合栄養食と書いていない商品には、例えばおやつに向いているものや、特別に栄養分が調整されているいわゆる医療食などがあります。
気づかずにこれらを主食として長くあげ続けていると栄養に偏りに繋がってしまいやすいですから、総合栄養食の表示があるがどうかは確認するようにしましょう。
ライフステージに合っているか
ワンちゃんのライフステージ、つまり年齢によって必要な栄養素は違ってきます。
また年齢によって食べやすい硬さなども考慮してくれていることもありますから、フードを選ぶ際は推奨年齢が適正かどうかチェックするようにしましょう。
粒の大きさは適切か
小型犬は顎も小さく、大きすぎるフードでは噛むことが難しいことがあります。
消化器も小さいため大粒のものを噛めないまま飲み込んでしまうと、消化不良になりやすいです。
ちなみにフードの粒の大きさはだいたい数㎜のものを超小粒、1㎝未満であれば小粒、1㎝程度のものをレギュラーサイズと分類します。
好みや個性もあるので小粒でなければいけないわけではない
小型犬であれば基本的に1㎝未満の小粒サイズが推奨されています。
しかし中には大きなフードをかみ砕くのが好きな子や、小粒のフードを好まない小型犬もいます。
一度大きめのフードをあげてみて食いつきが良かったり、しっかり噛めることが確認できるようであれば大きめのフードにしてあげるのもいいでしょう。
1ヵ月以内に食べきれる量かどうか
ドッグフードには保存期間の長いものもありますが、一度開封したなら1ヵ月以内に食べきってしまうことが理想です。
それ以上は品質が維持されなかったり、味が落ちて食いつきが悪くなってしまうことがあります。
大容量のドッグフードはお得感がありますが、小型犬の場合は一度に消費する量が少ないため消費に時間がかかります。
何匹も飼っていて消費も早い、ということでなければ、1ヵ月で食べきれそうな量のものをかうのがおすすめです。
小型犬向け満足度の高いおすすめドッグフードランキングTOP5!
それでは、小型犬におすすめのドッグフードを5つランキング形式で紹介していきたいと思います。
- このこのごはん
- ニュートロジャパン シュプレモ1㎏ 小型犬用 成犬用
- ピュリナワン ドッグフード2.1㎏ 成犬用
- サクラペットフード ドッグフード
- ブッチ
【1位】このこのごはん
このこのごはんのポイントは以下の通りです。
- 酸化防止剤不使用で添加物がない
- 肉と果物がミックスされており、栄養バランスが良い
- 7~8㎜の小粒なので、小型犬でも食べやすい
ドッグフード特有の生臭いようなにおいも抑えられているとの口コミもあります。
ブランド | コノコトトモニ |
---|---|
価格 | 4,900円 |
主原料 | 鶏肉 |
内容量 | 1㎏ |
タイプ | ドライフード |
推奨年齢 | 全ライフステージ |
原産国 | 日本 |
【2位】ニュートロジャパン シュプレモ1㎏ 小型犬用 成犬用
ニュートロジャパンシュプレモのポイントは、以下の通りです。
- 内容量は1㎏、3㎏、6㎏がある
- 家庭で買っている頭数によって最適な量を選べる
- 小型犬が食べやすい小粒タイプで、15種類の自然素材がブレンドされている
ブランド | ニュートロジャパン |
---|---|
価格 | 1,855円 |
主原料 | チキン、玄米 |
内容量 | 1㎏ |
タイプ | ドライフード |
推奨年齢 | 8か月~7歳 |
原産国 | アメリカ |
【3位】ピュリナワン ドッグフード2.1㎏ 成犬用
ピュリナワンドッグフードのポイントは、以下の通りです。
- チキンのほぐし粒が入っており風味がいい
- 700gの小分けになっているので新鮮さを保てる
1袋あたりが少量なので、一度に食べる量が少ない子にもおすすめです。
ブランド | ピュリナワン |
---|---|
価格 | 1,431円 |
主原料 | チキン、玄米 |
内容量 | 2.1㎏(700g×3袋) |
タイプ | ドライフード |
推奨年齢 | 1~6歳 |
原産国 | アメリカ |
【4位】サクラペットフード ドッグフード
サクラペットフードのドッグフードのポイントは、以下の通りです。
- ドライフードよりも柔らかいソフトタイプ、子犬やシニア犬にも食べやすい
- 新鮮な国内産の肉を使用した国内生産の無添加フード
- 小分けになっているので新鮮さを保ちやすい
少し硬めのフードに切り替えようとしている子犬や、食欲の阿智始めているシニア犬など、ライフステージの切り替わりのタイミングにもおすすめです。
ブランド | サクラペットフード |
---|---|
価格 | 5,524円 |
主原料 | 肉類 |
内容量 | 800g×3個 |
タイプ | ソフトドライフード |
推奨年齢 | 全ライフステージ |
原産国 | 日本 |
【5位】ブッチ(各色レーベル)
ブッチのポイントは以下の通りです。
- 生肉とほぼ同等の水分量と栄養成分を含んでいて、手作りに近いフードをあげたい家庭におすすめ。
- 農産物に対する規制が厳しいニュージーランド産で、人口調味料や香料が無添加
- 水分量の多いフードなので自分であまり水を飲まない子にも適している
ブランド | ブッチ |
---|---|
価格 | 1,430円 |
主原料 | ブラック:ビーフ、ラム、チキン ホワイト:チキン ブルー:チキン、フィッシュ |
内容量 | 800g |
タイプ | ウェットフード |
推奨年齢 | 全ライフステージ |
原産国 | ニュージーランド |
犬にもアレルギーがある
実は犬も食べものによってアレルギーを引き起こすことがあります。
ワンちゃんがアレルギーを持っているかわからない場合は、原材料を見て犬にとってアレルギーを引き起こしやすい食材が使われていないか確認してみましょう。
1度アレルギー検査を受けてアレルゲンを特定しておくとドッグフード選びも少し楽になりますが、費用も安くはないため必要に応じて検討してみてくださいね。
アレルギーの原因になりやすい食材
牛肉 肉類の赤でも特にアレルギーを引き起こしやすいといわれています。
鶏の卵 鳥の卵の白身に含まれる「アビジン」、黄身に含まれる「ビオチン」を摂取し続けると、脱毛や免疫力の低下を引き起こす可能性があるといわれています。
また大量に摂取すると下痢になることも。
トウモロコシ トウモロコシはアレルギーの原因となりやすい他、消化不良を起こしやすいため摂りすぎに注意が必要といわれています。
しかしトウモロコシは腸内環境を整え栄養も豊富なため、ドッグフードにはよく使われている食材でもあるのです。
小麦 小麦は穀物の中でも最もアレルギー性が高いといわれています。
犬が消化しにくいといわれている「グルテン」が小麦には多く含まれており、また食べ続けることでアレルギーを誘発してしまいます。
大豆 ほかに紹介している食材と比べれば、大豆によるアレルギーはごく稀と言われています。
大豆の中でも、人間が食べるために加工した後に出る「脱脂大豆」は犬にとって消化しづらいといわれていますので注意しましょう。
乳製品 乳製品を摂るとお腹を壊しやすい子は「乳糖不耐性症」と言って、乳製品に入っている乳糖を上手に消化できない状態かもしれませんので注意しましょう。
原材料名は多い順に記載されている
アレルギーを引き起こしやすい食材が使われていないか、主な原材料は何かなどを知りたいときはパッケージの原材料の一覧を見るかと思います。
原材料は使用量が多い順に記載されているので、序盤に何が記載されているか見れば主原料が何かを把握することができます。
同じ原材料が細かく分類されて載っている場合は注意
ただし、鶏肉、トウモロコシ、コーングルテン、コーンスターチ…のような順で表記されていたと場合、トウモロコシがかなり細分化されているのがわかりますでしょうか。
もし「トウモロコシ」という一つの分類にまとめたら、主原料だと思っていた鶏肉を上回ってしまう、なんてこともあり得ますので気を付けましょう。
ドッグフードの水分含有量にも注目
ドッグフードは含まれる水分の量によって種類が分けられています。
それぞれのフードの特徴を理解するとこで、ワンちゃんに最適なものを選びやすくなりますよ。
水分含有量10 %:ドライフードの特徴
ドライフードというのはいわゆるカリカリタイプで粒状のものです。
総合栄養食にはこのドライフードが多いので、主食としてあげる人も多く最もなじみのあるタイプではないでしょうか。
ドライフードのメリット
ドライフードは常温保存ができるため扱いが簡単で手軽です。
大量生産が可能なこともありコストを抑えられるのもポイント。
ウェットフードなどに比べると原料由来の栄養素や水分にばらつきが出にくく、ほかの水分量の多いフードよりも便の状態が安定しやすいです。
歯の弱い子に与える際は注意が必要
成犬になる前の子犬やシニ犬にとっては、ドライフードは硬くて食べづらいことがあります。
ライフステージに合わせてフードの硬さも調整してあげましょう。
水分含有量25~30 %:ソフトドライフード・セミモイストフード
ソフトドライフードとセミモイストフードはどちらも水分量が近いですが、ソフトドライフードは発泡していてより柔らかくなっているものを指します。
開封後の保存方法に注意
これらのフードは冷蔵庫に入れるとでんぷんが老化して硬くなり、消化が悪くなります。
食べると場合によってはべりをしやすくなるので、高温多湿と低温を避け常温で保存するのが好ましいです。
ただ、防カビ剤などを使っていない場合はカビが生えてくる可能性もあるので、ソフトドライフードやセミモイストフードは開封後なるべく早く使い切るように心掛けましょう。
水分含有量75%程度:ウェットフード
缶詰やレトルトパウチに入っているようなものが、主にウェットフードと呼ばれています。
ワンちゃんにとってもおいしいものが多いためご褒美的にあげたりすることが多いですね。
あまり水を飲まない子に対して水分補給を促す目的としても適しています。
総合栄養食でないものも多い
ウェットフードは総合栄養食でないものも多いです。
主食として与える際には、栄養が偏らないか注意してあげる必要があります。
また一度開封すると保存がきかないためなるべく早く使い切るようにしましょう。
大型犬用フードをあげるのはおすすめしない
一緒に飼っている大型犬のあまりや、知り合いから分けてもらった大型犬用のフードがあるとき、小型犬にあげてしまってもいいのか悩むこともあるかもしれません。
結論から言えば、小型犬に大型犬用のフードをあげても大きな問題はありませんがおすすめはしません。
その理由も説明していきます。
1粒あたりの栄養価が違う
小型犬は、大型犬と比べて体重1㎏当たりの必要とするエネルギー量が多いです。
しかし体が小さいため、一度にたくさんのご飯を食べることができません。
そのため小型犬用のドッグフードは1粒あたりの栄養価が高くつくられているのです。
手元のある分だけ少しあげてみる分には問題ありませんが、小型犬に適したフードではないため日常
的に大型犬用をあげることはおすすめしません。
小型犬専用フードより犬種専用フードにしたほうがいいのか
小型犬専用フードをさらに細分化した犬種専用フードというものもあります。
犬種専用フードは犬種ごとにかかりやすい病気やトラブルに応じて栄養素を調整してくれています。
ただ、もし「医療食」と表記されていないものなら、データ的に特定の病気に対して効果があることが保証されているわけではありません。
結論としては、小型犬専用フードか犬種専用フードかは大きな問題ではなく、ワンちゃんの好みや安全性などを大切にして決めるほうがおすすめです。
まとめ
小型犬におすすめする満足度の高いドッグフードを紹介しました。
ドッグフードは種類も多く、ライフステージによっても必要な栄養や好みも変わってきます。
紹介したフードの特徴と愛犬の年齢や性格を照らし合わせて、ぴったりのドッグフードを見つけましょう。