「うどんって茹でた状態なら与えても大丈夫かしら?喉につまらせたりしない」
「小麦だからアレルギーが起きないか心配!」
といった犬にうどんを与えてもよいか調べているそこのあなた。
アレルギーを持つ犬以外は、うどんを与えてもOK
茹でて柔らかくして、細かく切って与えましょう。
この記事では、以下の内容について説明します。
- うどんの与え方と注意点
- うどんに含まれる栄養素
- 与えるときの量
- うどんのアレルギー可能性
うどんを与え方や注意点・量を知りたい方は必見の内容です。
犬がうどんを食べても問題ない
犬にうどんを与えても問題ありません。
しかし栄養バランスが偏っているので、主食として与えるのはNG。
あくまでおやつ程度に与えましょう。
総合栄養食のドッグフードをメインに、うどんはトッピングとして与えるのがおすすめ。
うどんを子犬に与えるのは、おすすめしません。
消化器官の機能がまだ弱いからです。
成長段階なので、うどんより栄養価の高いものを与えるのがおすすめ。
犬にうどんに含まれている栄養素
うどんに含まれている栄養素は、以下の通りです。
- 炭水化物
- タンパク質
- ビタミン・ミネラル
うどんを食べることにより期待できる効果は、以下の通りです。
- 皮膚や被毛の健康維持
- 体のエネルギー源になる
- 筋肉や爪、血液などの形成
- 免疫力の向上
- 皮膚や粘膜の健康維持
犬にうどんを与えるときの量
先述で、おやつ程度に与えるのを推奨しました。
犬のサイズによっても、与えていい目安量は異なります。
詳細は、以下の表をご覧ください。
犬の体重 | 与えてもいい量 |
---|---|
3kg未満 | 25g程度 |
5kg前後 | 40g程度 |
20kg未満 | 100g程度 |
25kg以上 | 150g程度 |
犬が必要とする1日に必要な摂取カロリーの10%程度を、目安に与えてください。
うどんは塩分が含まれていますが、おやつ程度を与えるなら問題ありません。
犬は塩分の排出能力も高いため、塩分過多になる心配はないでしょう。
犬へのうどんの与え方と注意点
うどんを与える際は、以下の点を守って与えましょう。
- 茹でて柔らかくする
- 飲み込んでも問題ないサイズに切る
- おやつ程度に適量を与える
- 調味料やネギが入ったうどんからとりわけない
- 味付けはしない
これらを守って与えてくださいね。
与える際は、ネギや調味料と一緒になったうどんを食べさせないでください。
ネギと同じ器にうどんが入った場合、ネギの成分がうどんに混ざってしまっているかもしれません。
犬にネギは絶対に、与えてはなりません。
かまぼこも加工食品なので、与えないでください。
犬は飲み込む習性があるため、喉に詰まらせないようなサイズに切って与えてください。
うどんにはアレルギーを持つ犬もいる
小麦アレルギーの犬には与えないでください。
うどんは、「小麦・水・塩」で作られています。
主原料が小麦で出来ているので、アレルギー反応が出てしまうでしょう。
初めて与える際は少量から与えてみて、症状が出ないか確認してください。
食物アレルギーを起こした場合に、見られる症状は以下の通りです。
- 顔や体をかく
- 下痢や軟便
- 目が充血する
- 皮膚を舐める
- 喘息
- 嘔吐
食べてから数日以内に、これらの症状が見られたら病院へ連れて行ってください。
そばやそうめんも与えてOK
そばやそうめんも、茹でれば与えてOK。
うどんと同様に、おやつ程度に与えてください。
味付けやトッピングは、しないようにしましょう。
そうめんはうどんと同じ原材料で作られています。
そばの原料は、「小麦粉・塩・そば粉」。
塩分や食物繊維が含まれています。
食物繊維は適量なら整腸作用がありますが、摂りすぎは下痢につながるので、逆効果です。
うどん以外に与えてもよい食べ物
うどん以外にも、与えても良い食べ物はたくさんあります。
食べても大丈夫な食べ物は、以下の通りです。
- きゅうり
- ブロッコリー
- いちご
- バナナ
- りんご
- 鶏肉
- 牛肉
- 豚肉
- まぐろ
- さけ
- さば
食べさせてはいけない食べ物は以下の通りです。
種類 | 食べてはいけない食べ物 |
---|---|
果物 | レモン、ぶどう(レーズン)、さくらんぼ、いちじく、グレープフルーツ、ざくろ、すだち |
野菜 | ネギ、玉ねぎ、にんにく、アボカド、トマト、ギンナン、ニラ |
魚介 | カニ、イカ、エビ、貝、ししゃも、タコ |
豆類 | ビターアーモンド、マカダミアナッツ |
お菓子 | チョコレート、キシリトール |
飲み物 | コーヒー、ココア、アルコール、緑茶、酒類 |
そのほか | ソーセージ、生のパン、香辛料 |
食べ物に含まれる栄養素について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
まとめ
この記事では、「うどんを与える際の量・注意点」や「うどんに含まれている栄養素」について解説しました。
以下がまとめです。
- うどんは茹でた状態なら与えてもよい
- 栄養が偏っているので、主食として与えるのはNG
- うどんには「タンパク質・炭水化物・ビタミン・ミネラル」など栄養成分がある
- トッピングや調味料を付け加えてはならない
- ネギと同じ器に入ったうどんは絶対に与えてはならない
- 小麦アレルギーを持つ犬には、与えてはならない
- うどんは「小麦・水・塩」で作られている
- そうめんやそばも、茹でた状態なら与えてもよい
いかがでしたか。
愛犬が喜ぶごはん・おやつを与えたいですよね。
元気に育ってもらうためにも、栄養バランスや量を考えて与えてくださいね。