「アスパラって犬に与えていいの?生でもOK?」
「2、3本なら与えても大丈夫?注意点は?」
といったアスパラガスを愛犬に与えようとしているそこのあなた。
アレルギー反応を持つ犬以外は、アスパラは与えても問題ありません。
この記事では、以下の内容について説明します。
- アスパラガスに含まれる栄養素
- アスパラガスの与え方・目安量
- 与える際の注意点
- アスパラガスのアレルギーや中毒反応
アスパラガスを与える際の適量や注意点を知りたい方は、必見の内容です。
犬はアスパラガスを食べてもいい
アレルギーを持つ子を除いて、犬にアスパラバスを与えても問題ありません。
子犬も同様に与えても問題ありません。
葉っぱと硬い根本の部分を取り除いてから、与えましょう。
生のままでは固いので、加熱してから与えるようにしてくださいね。
他の野菜と比べて、栄養素が失われにくいのが特徴。
与える際は苦味のない穂先がおすすめです。
葉っぱと硬い根本の部分を取り除いてから、与えましょう。
アスパラガスに含まれている栄養素
アスパラガスに含まれている栄養素は以下の通りです。
- アスパラギン酸
- 食物繊維
- 葉酸
- カリウム
- βカロテンなどのビタミン
- ルチン
アスパラを食べることにより期待できる効果は、以下の通りです。
- 利尿作用
- 疲労回復
- 血流が良くなる
- 血圧を下げる
- 皮膚・粘膜を強くする
- 便秘の予防・解消
- 整腸作用
犬へのアスパラガスの与え方と与える量
アスパラガスを与える際は、以下のポイントを守って与えてください。
- 加熱する(茹でる・蒸すなど)
- 細かく刻む
- 適量を与える
- 主食とは別に、おやつ程度に与える
- 最初は少量から与える
- 加熱後、冷めた状態で与える
体重5kg前後の犬には、1本だけ与えてください。
加熱した方が柔らかくなり、食べやすくなるだけでなく、消化もしやすくなります。
犬へのアスパラガスの与えるときの注意点
注意点は2点です。
- 生のまま与えない
- 葉っぱや硬い根元の部分は与えない
アスパラガスの与えすぎは、よくありません。
与えすぎは、以下の2つのリスクがあります。
- 食物繊維の摂りすぎで、下痢・軟便の原因になる
- 栄養過多になってしまう
食物繊維は適量であれば、整腸作用があるので望ましいです。
摂りすぎると、逆に便の問題を抱えてしまう原因になってしまいます。
硬い部分を与えてしまうと、犬が消化不良を起こす原因になります。
消化不良で胃腸炎を引き起こしてしまうリスクも。
アスパラガスにはアレルギーを持つ犬もいる
アスパラガスにアレルギー反応を示す犬も、ごく稀にいます。
初めて与える際は、少量を与えて異常がないか確かめましょう。
アレルギーとして見られる症状は、以下の通りです。
- 下痢や嘔吐、便がゆるくなる
- 顔周りや足などの皮膚をかく
- 目が充血してしまう
以上のような症状が見られた場合、病院で診てもらいましょう。
生のアスパラガスには危険成分が含まれている
アスパラガスには微量ですが、毒性の成分が含まれています。
アルカロイドという中毒性物質で、犬には有害です。
微量なので、1本与える程度では深刻な症状にはなりません。
アルカロイドを摂ると、以下の症状が見られます。
- 震え
- 嘔吐
- 関節炎
加熱して適量を与えるのならば、特に問題ないので安心してください。
アスパラガス以外に与えてもよい食べ物
とうもろこし以外にも、与えても良い食べ物はたくさんあります。
食べても大丈夫な食べ物は、以下の通りです。
- きゅうり
- ブロッコリー
- いちご
- バナナ
- りんご
- 鶏肉
- 牛肉
- 豚肉
- まぐろ
- さけ
- さば
食べさせてはいけない食べ物は以下の通りです。
種類 | 食べてはいけない食べ物 |
---|---|
果物 | レモン、ぶどう(レーズン)、さくらんぼ、いちじく、グレープフルーツ、ざくろ、すだち |
野菜 | ネギ、玉ねぎ、にんにく、アボカド、トマト、ギンナン、ニラ |
魚介 | カニ、イカ、エビ、貝、ししゃも、タコ |
豆類 | ビターアーモンド、マカダミアナッツ |
お菓子 | チョコレート、キシリトール |
飲み物 | コーヒー、ココア、アルコール、緑茶、酒類 |
そのほか | ソーセージ、生のパン、香辛料 |
食べ物に含まれる栄養素について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
まとめ
この記事では、「アスパラガスを与える際の量・注意点」や「アスパラガスに含まれている栄養素」について解説しました。
以下がまとめです。
- 生のまま与えてはならない
- アスパラガスの根元は固いので、与えてはならない
- 過剰な量を与えると、健康に悪影響を及ぼすリスクがある
- 細かくカットして、消化しやすい状態にして与えよう
- 初めは少量を与えてみて、アレルギー反応がないか確かめよう
- 食べすぎは便のトラブルを引き起こす
いかがでしたか。
愛犬が喜ぶ場合でも、健康面を考えて適量を与えてくださいね。
食べ物を与える際は、以下の3点に注意しましょう。
- 固い状態のまま与えない
- 調味料を加えない
- 加熱後の温度の高い状態であたえない
日々のご飯や散歩で、犬の健康をサポートしてあげてくださいね。