犬にブルーベリーを与えてもいいの?栄養や量・注意点を解説

犬にブルーベリーを与えてもいいの?栄養や量・注意点を解説 犬の食べ物

「ブルーベリーって与えても問題ないの?」

「たしか、ぶどうやレーズンがダメだからブルーベリーも危険?」

といった愛犬にブルーベリーを与えてよいのか調べているそこのあなた。

ブルーベリーは基本的に、犬に与えても問題ありません。

しかし一部の犬には、アレルギーを引き起こしてしまう原因にもなります。

初めて与える際は、1粒から与えてくださいね。

この記事では、以下の内容について説明します。

  • ブルーベリーに含まれている栄養素
  • ブルーベリーを与えるときの目安量
  • 与えるときの注意点
  • ぶどうを与えてはいけない理由

愛犬にブルーベリーを与えたい方は、必見の内容です。

犬がブルーベリーを食べても問題ない

ブルーベリーを与えてもいい

アレルギーを持つ子以外は、ブルーベリーを与えてもOK。

犬に有害な成分は、入っていません。

皮ごと与えても問題ありません。

しかし量を守ることは、大切です。

過剰な量を与えてしまうと、体に不調を起こしてしまいます。

与え方や与えるときの量は、これから説明しますね。

犬にブルーベリーに含まれている栄養素

ブルーベリーの栄養素

含まれている栄養素は、以下の通りです。

  • アントシアニン
  • ビタミンE
  • ビタミンC
  • ルテイン
  • 食物繊維

これらの栄養素からは、以下の効果が期待できます。

  • 老化の防止
  • 免疫力の向上
  • 白内障予防
  • 便秘改善
  • 腸内環境改善
  • 動脈硬化予防
  • 心筋梗塞予防

ブルーベリーは犬に役立つ栄養素が多く含まれています。

量は守りつつ、積極的に与えましょう。

犬にブルーベリーを与えるときの量

ブルーベリーを与えるときの量

適量は1日に与える食事量の10%以下が目安です。

主食ではなく、おやつとして与えましょう。

犬のサイズによって、与えてもいい目安量は違います。

詳しくは、以下の表をご覧ください。

犬の体重 与える目安量
4kg以下 3粒から9粒
8kg以下 9粒から16粒
25kg未満 16粒から34粒
25kg以上 35粒から50粒

ブル-ベリーの食べすぎは危険です。

犬にとってブルーベリーは消化しづらく、消化不良を起こしてしまう可能性があるからです。

与えすぎてしまうことにより、下痢や嘔吐を引き起こす恐れがあります。

愛犬が体調を崩さないように、量に注意を払いながら与えましょう。

犬へのブルーベリーの与えるときの注意点

ブルーベリーは、生で与えても問題ありません。

他の果物と違い、皮ごと与えてもOKです。

小さい犬に与える際は、そのまま与えず切ってから与え下さい。

小型犬はブルーベリーを飲み込む際に、喉に詰まらせる恐れがあるからです。

切って与えることで、消化しやすくもなります。

ブルーベリーの加工食品は与えないでください。

人間向けの加工食品は、基本的に調味料が多く、糖分も多いです。

糖分の過剰摂取は、肥満の原因となります。

加工食品は与えず、生のまま与えるようにしてください。

ブルーベリーにはアレルギーを持つ犬もいる

ブルーベリーでアレルギーの出る犬もいる

基本的に与えても問題ないブルーベリーですが、中にはアレルギーの出てしまう犬も。

アレルギーとして見られる症状は、以下の通りです。

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 発疹

ブルーベリーを食べた後に、かゆがったり、軟便になったり、嘔吐をしていたら注意してください。

初めてブルーベリーを与える際は、1粒から与えるようにしてください。

少量であればアレルギーが出たとしても、症状が重大ではありません。

犬がアレルギー反応を示しやすい食べ物について、知りたい方は以下の記事をご覧ください

犬のアレルギーが出やすい8つの食べ物!特定方法と対処法を解説

犬にぶどうを与えてはいけない

ぶどうやレーズン、干しブドウは与えてはなりません。

ぶどうを食べると犬は、中毒症状を引き起こします。

国内でも海外でも犬が、ぶどうを摂取して死亡してしまった事例があります。

ぶどうが危険な原因は分かっていませんが、食べると腎不全になり恐れが。

「ぶどう=危険」ということだけは、必ず覚えておきましょう。

ぶどう以外の食べさせてはいけない食べ物について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

犬が食べてはならない食べ物!食べれる食べ物を一覧表で解説

ブルーベリー以外に犬に与えてもよい食べ物

ブルーベリー以外の安全・危険な食べ物

ブルーベリー以外にも、与えても良い食べ物はたくさんあります。

食べても大丈夫な食べ物は、以下の通りです。

  • きゅうり
  • ブロッコリー
  • いちご
  • バナナ
  • りんご
  • 鶏肉
  • 牛肉
  • 豚肉
  • まぐろ
  • さけ
  • さば

食べさせてはいけない食べ物は以下の通りです。

種類 食べてはいけない食べ物
果物 レモン、ぶどう(レーズン)、さくらんぼ、いちじく、グレープフルーツ、ざくろ、すだち
野菜 ネギ、玉ねぎ、にんにく、アボカド、トマト、ギンナン、ニラ
魚介 カニ、イカ、エビ、貝、ししゃも、タコ
豆類 ビターアーモンド、マカダミアナッツ
お菓子 チョコレート、キシリトール
飲み物 コーヒー、ココア、アルコール、緑茶、酒類
そのほか ソーセージ、生のパン、香辛料

食べ物に含まれる栄養素について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

犬が食べても大丈夫な食べ物!含まれている栄養素や与え方も解説

まとめ

この記事では、「ブルーベリーを与えるときの量・注意点」「ブルーベリーに含まれている栄養素」について解説しました。

以下がまとめです。

  • ブルーベリーを与えても基本的には問題ない
  • 一部、アレルギー反応がでる犬もいる
  • ブルーベリーは皮のまま与えても大丈夫
  • 与えすぎは、消化不良や肥満をまねくので適量にしよう
  • 主食ではなく、あくまでおやつとして与えよう
  • ブルーベリーは犬の健康に役立つ栄養素が含まれている

ブルーベリーは犬の健康に役立つ栄養素が含まれています。

適切な量を与えれば、犬も犬の体も喜んでくれますよ。

初めて与える際は、アレルギーのリスクを最小限に抑えるため、一粒から与えるようにしてくださいね。