「子犬に成犬用のドッグフードを与えるのはいつから?」
「子犬のドッグフード切り替えの際のポイントは?」
といったように、子犬のドッグフードの切り替えについて調べられていませんか?
そんな成長を感じている飼い主さんにとって、ご飯の切り替えが上手くいくかを心配されている方も少なくないでしょう。
今回はそんなもうすぐ成犬期を迎えるわんちゃんのフードの切り替え時の注意点やオススメのフードをご紹介したいと思います。
子犬に成犬用フードはいつから与えていいの?切り替える時期は?
子犬のドッグフードの切り替え時期は、犬のサイズにより違いがあります。
犬の大きさごとに分けてドッグフードの切り替え時期をご紹介します。
- 小型犬の子犬には生後10か月程度から与えて良い
- 中型犬の子犬には生後1年程度から与えて良い
- 大型犬の子犬には生後1年半程度から与えて良い
小型犬の子犬には生後10か月程度から与えて良い
環境省がまとめた『飼い主のためのペットフードガイドライン』には「ライフステージによる分類」という明確な時期の分類を記した項目があります。
それによると小型犬は成長期が生後50日か約10ヶ月までと言われているため、その時期が過ぎると成犬期と言われています。
身体の機能が大体成熟する10ヶ月頃から成犬用フードに徐々に切り替えていくようにしましょう。
中型犬の子犬には生後1年程度から与えて良い
同じく『飼い主のためのペットフードガイドライン』には、中型犬は成長期が生後50日から約1年と言われています。
その時期が過ぎると身体の機能が大体成熟する成犬期と言われていますので徐々に成犬用フードに切り替えていくようにしましょう。
大型犬の子犬には生後1年半程度から与えて良い
同じく『飼い主のためのペットフードガイドライン』には、大型犬は成長期が生後50日から約1年半と言われています。
その時期が過ぎると身体の機能が大体成熟する成犬期と言われていますので徐々に成犬用フードに切り替えていくようにしましょう。
おすすめの成犬用フード3選
おすすめの成犬用フード3選をご紹介します。
- このこのごはん
- モグワン
- ネルソンズドッグフード
このこのごはん
高タンパクで低カロリーな生肉のチキンを主原料とし、グルテンフリーに配慮した自然派レシピです。
他にスーパーフードのモリンガやマグロなどが配合されています。
乳酸菌や食物繊維、カリウムなどの栄養素が豊富に含有されており、腸や腎臓の働きをサポートしてくれるのもポイント!
またオイルコーティングする代わりに食いつきを良くするため鰹節を入れているのも嬉しいですね。
カロリー | 343kcal/100g |
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タンパク質 | 21.3% |
脂質 | 8.2% |
より詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック。
このこのごはんの評判ってどうなの?良い・悪い口コミや安全性を評価
モグワン
カナガンで有名なレティシアンから生まれた、更に健康と美味しさに特化したオールステージ用のスペシャルフードです。
グレインフリーでチキンを50%以上配合した高たんぱく質なのが魅力です!
オメガ3、6脂肪酸のみならず中鎖脂肪酸のココナッツオイルを配合し、皮膚の保護や炎症予防が期待できます。
原材料も厳しいチェックがなされパッキング前にも厳しいテストをクリアしたもののみとどくのも嬉しいですね!
カロリー | 361.5kcal/100g |
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タンパク質 | 27.0% |
脂質 | 10.0% |
オメガ3脂肪酸 | 1.0% |
オメガ6脂肪酸 | 1.8% |
より詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック。
ネルソンズドッグフード
中大型犬用に特化した作られたグレインフリーのドッグフードです。
チキンを50%以上配合し、他に抗酸化成分豊富なバターナッツやビタミンB郡が豊富なパースニップなどで構成されます。
マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖など消化器サポート成分も豊富に含むのでお腹が緩い子も安心です!
カロリー | 368kcal/100g |
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タンパク質 | 28.0% |
脂質 | 11.0% |
より詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック。
ネルソンズドッグフードの評判ってどうなの?良い・悪い口コミや賞味期限・成分
成犬用フードを与える際のポイント
成犬用フードを与える際のポイントについてご紹介します。
- フードの切り替えは徐々に行おう
- 給餌回数も減らそう
フードの切り替えは徐々に行おう
野生の犬はご飯が変わるということは住んでいる環境を変えるようなもので、消化器官がすんなり受け入れてくれるとは限りません。
何らかの拒否反応、下痢、嘔吐やアレルギーが見つかる可能性を踏まえる必要があります。
まず1割ずつ新しいフードにしていって消化器官を慣れさせ、完全に変更するまでは2週間を目安に変えていくようにしましょう。
給餌回数も減らそう
子犬は消化器官の発達が不十分なため一度にたくさんの量を消化することが難しく3〜5回に分けて給餌することが推奨されています。
成犬になれば1回で十分な量を消化吸収することが出来るため一日1回〜2回で大丈夫でしょう。
子犬とドッグフードに関するよくある質問Q&A
子犬とドッグフードに関するよくある質問についてご紹介します。
- オールステージのドッグフードは子犬も食べてOK?
- 子犬の成長期って何歳までなの?
- 子犬用と成犬用フードの違いって何?
- 小型犬はいつから成犬になるの?
オールステージのドッグフードは子犬も食べてOK?
一般的には『オールステージ』や『全年齢対応』『全ライフステージ用』と書かれているものは与えても問題ありません。
基本的に栄養価的にも、大きさ、形状的にも子犬の特性も踏まえて作られていますが、もし愛犬が食べにくそうにしていたらふやかす等の工夫が必要でしょう。
子犬の成長期って何歳までなの?
先にも書いたように環境省がまとめた『飼い主のためのペットフードガイドライン』には「ライフステージによる分類」として下記のようにまとめられています。
- 小型犬 生後50日から約10ヶ月まで
- 中型犬 生後50日から約12か月まで
- 大型犬 生後50日から約18か月まで
子犬用と成犬用フードの違いって何?
子犬と成犬の違いはやはりなんと言っても成長期であることとそうでないことの違いです。
子犬と成犬では運動系数(犬のライフステージに応じた運動強度の数値)が違います。
運動係数 | |
---|---|
〜生後4ヶ月 | 3.0 |
生後4ヶ月〜1歳 | 2.0 |
避妊、去勢済みの成犬 | 1.6 |
未避妊、未去勢成犬 | 1.8 |
老犬 | 1.2 |
このように生後4ヶ月までの幼犬と避妊去勢済みの成犬では運動量が約2倍違うのです。
それにより、必然的に子犬用フードは『高カロリー』『高栄養』『消化がしやすい』などの特徴があります。
対して成犬用は肥満予防のために『カロリー控えめ』『高タンパク』になっているものが多い傾向にあるのです。
このように幼犬や子犬のフードは成犬のフードに比べて少量でたくさんのカロリーを摂取できるように作られています。
そのためフードの対象年齢が成犬用のフードをあたえてしまうと同量を与えても必要カロリーに達しない可能性があります。
子犬用のフードを買う時は必ず表示をチェックし、愛犬の月齢が対象に入っているかを確認しましょう。
小型犬はいつから成犬になるの?
先にも書いたように環境省がまとめた『飼い主のためのペットフードガイドライン』には小型犬は成長期が生後50日か約10ヶ月までと言われています。
その時期が過ぎてからおおよそ7歳になるまでが成犬期です。
まとめ
大事な愛犬の健康を守れるのは飼い主さんだけです。
不安もあると思いますが、正しい知識を持って成長期〜成犬期の大切な時期をしっかりサポートしてあげましょう!
なお、当サイト(わんわんナビ)では、他にも子犬についての記事があります。
気になる人は、以下の記事もぜひご覧ください。