トイプードルの寿命のギネス記録は何歳?平均や長生きさせる秘訣

トイプードルの寿命のギネス記録は何歳?平均や長生きさせる秘訣 犬のコラム

「トイプードルの最高寿命ってギネス認定はいくつ?」

「人間に換算すると何歳?どうやったら長生きしてくれる?」

といったトイプードルの最高寿命を調べているそこのあなた。

ギネス認定されているトイプールの最高寿命は、20歳です。

人間に換算すれば、およそ100歳くらいって知ってましたか?

この記事では、以下の内容について説明します。

  • トイプードルの最高長寿
  • 人間に換算するといくつなのか?
  • トイプードルの平均寿命
  • トイプードルの老化はいつからか
  • かかりやすい病気
  • 長生きさせるコツ
  • 長生きする犬の特徴

トイプードルを飼っていて、できるだけ長生きしてもらいたいと思っている方は必見の内容です。

トイプードルの寿命のギネス記録は20歳

トイプードル (11)

トイプードルの寿命で、認定されている最長記録は20歳

正確には「20歳298日」です。

一般的なトイプードルよりも、5~7歳ほど長生きしている計算。

小型犬は人間で言うと、一年で8歳程度年を取ります。

人間でいうと、40~56歳ほど長生きしているのです。

20歳まで生きることがいかにすごいか分かりますね。

人間換算でおよと99歳

20歳は、人間換算すると96歳。

298日は、人間換算でおおよそ3歳。

つまり、「20歳298日」はちょうど「96歳+4歳=99歳」になります。

100歳といえば、人間でも長寿でめでたい年齢。

食生活の改善により、人間換算で100歳を超えるプードルが今後増えてくれると嬉しいですね。

小型犬の人間年齢の目安は、右記の計算式で求められます。「24+(犬年齢-2年)×4=人間換算年齢」

犬の年齢を人間換算する際の考え方は、以下の記事で解説しています。

今飼っている自分の子が人間で言うと、何歳なのか知りたい方は以下の記事をご覧ください。

【獣医師監修】犬の年齢は人間で計算するといくつ?年齢換算表・平均寿命・数え方

獣医師が監修している記事なので、信頼度も高いですよ。

ギネス認定されている犬の最高長寿は29歳5か月

犬の中での最高長寿は何歳?

ギネス認定されている犬の最高長寿は、29歳5か月です。

29歳5か月生きた犬種は、「オーストラリアン・キャトルドッグ」。

犬の名前は、ブルーイ。

1931年に認定されて以来、ブルーイを超える長寿は認定されていません。

ギネス非公認の犬なら、30歳まで生きたと言われている子もいます。

オーストラリアン・キャトルドッグは、オーストラリア生まれの中型犬。

詳しくは以下の通りです。

寿命 13歳~15歳
体高 43~51cm
体重 14~16kg
毛色 ブルー、レッド
価格 27~35万円
原産国 オーストラリア

オーストラリアン・キャトルドッグは、下の写真のような子。

かっこよくて頼もしそうな見た目をしていますね。

トイプードルの平均寿命は15歳

ソファの上に乗るトイプードル

平均寿命は15.2歳です。

2019年の一般社団法人ペットフード協会の調査結果を参照しました。

小型犬の平均寿命は、12~15歳。

トイプードルは、小型犬の中でも比較的長生きしてくれる犬種です。

小型犬は犬の中でも、最も長生きする傾向にあります。

サイズが大きくなればなるほど、短命の傾向が見られます。

サイズごとの寿命の詳細は、以下の表をご覧ください。

犬のサイズ 平均的な寿命
小型犬 12~15歳
中型犬 11~15歳
大型犬 10~12歳

寿命に関しての詳細は、以下の記事をご覧ください。

【獣医師監修】犬の年齢は人間で計算するといくつ?年齢換算表・平均寿命・数え方

トイプードルの老化はいつから見られる?

トイプードルの老化は何歳ごろから始まる?

トイプードルの老化は、7歳ごろから見られます。

大型犬の方が若いタイミングで老化が見られます。

小型犬の方が同年齢でも老化が進行していない傾向にあるのです。

トイプードルの7歳は、人間で言うと44歳前後。

人間換算で中年ごろから、老化が見られるようになるということですね。

老化が進行した時に見られる症状

以下のような症状が、老化が進行している時に見られます。

老化が進行しているときに見られる症状
  • 毛のツヤがなくなる
  • 動作が鈍くなった
  • 嗅覚が落ちてきた
  • 食欲が減退している
  • 皮膚にイボのようなものができだした
  • 運動量が減り、睡眠時間が長くなった

トイプードルがかかりやすい6つの病気

獣医師に触られるトイプードル

トイプードルがかかりやすい病気は、以下の6つです。

トイプードルがかかりやすい6つの病気
  • 緑内障・白内障
  • 外耳炎
  • 気管虚脱
  • てんかん
  • レッグペルテス
  • クッシング症候群

緑内障・白内障

緑内障は、目の痛みや視覚障害が起きる病気。

目に水が溜まり、目の眼圧が上昇することが原因で発症する病です。

白内障は、目の水晶体が濁ってしまう状態。

水晶体全体または一部が、白く濁ってしまう病です。

遺伝や糖尿病などが原因で発症します。

外耳炎

外耳炎とは、犬によくみられる耳トラブルの一つ。

外耳と言われる、「耳の入り口部分から鼓膜部分まで」の間でできる炎症です。

耳をひっかいていたり、地面に耳をこすりつけていたりすると、外耳炎の可能性があります。

気管虚脱

気管虚脱は、気管が潰れてしまい、呼吸がしづらくなる病気。

トイプードルやチワワといったような小型犬によくみられる病気です。

若いときでも、シニア犬になっても発生するケースがあります。

気管虚脱になる原因は、あまり解明されていません。

てんかん

てんかんは、脳疾患の一つ。

全身が痙攣したり、意識障害などの症状が見られます。

発作的に起こる症状です。

脳神経細胞の異常や、脳組織の障害が原因で起きる症状です。

レッグペルテス

レッグペルテス病は、後ろ足の病気トラブル。

後ろ足の大腿骨頭に不良が生じ起きる病気です。

具体的には、以下のようなトラブルがあります。

  • 大腿骨頭の変形
  • 大腿骨頭の壊死・骨折

片足のみに発症する可能性が高いですが、まれに両足に発症する場合もあります。

クッシング症候群

クッシング症候群は、コルチゾールを分泌しすぎてしまうことにより起こる病気。

具体的には、以下のような症状が見られます。

  • 多飲多尿
  • 皮膚が薄くなる
  • おなかが常に張った状態
  • 皮膚の石灰化

トイプードルを長生きさせる3つの秘訣

トイプードルを長生きさせる秘訣は?

トイプードルを長生きさせる秘訣は、以下の3つです。

長生きさせる3つの秘訣
  • 栄養管理を徹底する
  • ストレスを溜めさせない環境をつくる
  • 健康診断を受診し早期発見に努める

栄養管理を徹底する

犬の健康維持に、食事はとても重要。

毎日与えるフードは、「総合栄養食」にしましょう。

総合栄養食とは、水と特定のフードさえ与えれば、犬が1日に必要とする栄養素を摂取できるフードのこと。

毎日の栄養管理が圧倒的に楽になるフードです。

ドライフードのような日持ちするものでも、総合栄養食フードはたくさんあります。

総合栄養食フードやトイプードルにおすすめのフードを知りたい方は以下の記事をご覧下さい。

トイプードルにおすすめのドッグフードランキングTOP10!選び方も紹介

ストレスを溜めさせない環境をつくる

どの犬も長生きするための重要な要因の一つは、ストレスを溜めないこと。

ストレスを溜めないためにも、以下の項目に気を配りましょう。

  • 室内の温度が犬に適温か
  • 運動量や散歩頻度が適切か
  • 一人の時間(留守番)が長すぎないか

ストレスがたまると以下のようなサイン(初期症状)が見られます。

  • あくびをする
  • 目をそらす
  • 体をかく
  • しっぽが下がる
  • 自分の足をなめる

これらは軽度なので、それほど心配はいりません。

ただストレスが溜まっている可能性があるので、接し方を検討するのがおすすめです。

健康診断を受診し早期発見に努める

定期的に健康診断を受けましょう。

早期発見できれば、病気になっても早期治療できます。

早期治療できれば、大事に至る前に適切に対処できますよ。

長生きしてもらうためには、病気の進行を防ぐのが大切。

定期的に受けて、健康状態を維持できるようにして下さいね。

長生きする犬の3つの特徴

長生きする犬ってどんな特徴があるの?

長生きする犬の特徴は、以下の3つです。

  • 小型犬である
  • 飼い主との間のコミュニケーションが取れている
  • 運動や食生活が徹底されている

小型犬である

犬はサイズが小さければ小さいほど、長生きする傾向にあります。

小型犬の平均的な寿命は、12~15歳。

対して大型犬の平均的な寿命は、10~12歳。

小型犬の方が、2~3歳程度長生きすることが分かりますね。

飼い主との間のコミュニケーションが取れている

飼い主との関係が、良好である傾向にあります。

愛情をしっかり注いでもらっているからこそ、ストレスがたまらないのも要因の一つでしょう。

愛犬と遊ぶ時間・接する時間が少なくなっている方は、ライフスタイルを見直しましょう。

運動や食生活が徹底されている

散歩の頻度がバラバラではなく、タイミングや頻度が決められています。

与えるフードにおいても、犬種・年齢の対応したフードを選んでいます。

適切な食事量と運動量により、肥満や栄養素欠乏・過多を防いでいるのです。

まとめ

この記事では、「トイプードルの最高寿命(ギネス認定)」「平均寿命・長生きさせる秘訣」について解説しました。

以下がまとめです。

この記事のまとめ
  • トイプードルのギネス認定されている最高寿命は「20歳298日」
  • 20歳298日は人間換算すると、99日
  • 小型犬は人間年齢で換算すると、1年に4歳ずつ年を取る
  • 長生きさせるためには、健康診断や食事・運動に気をつかうことが大切
  • 小型犬は大型犬より長生きしやすい
  • 犬のギネス認定されている最高寿命は29歳5か月
  • トイプードルの平均寿命は15歳
  • トイプードルの老化は7歳ごろからみられる

いかがでしたか?

トイプードルを飼っている方は、ぜひ愛犬を長生きさせて幸せに過ごしてくださいね。

犬は、人間ほど長くは生きれません。

人間のおよそ5分の1から4分の1程度で、生涯を終えてしまいます。

当たり前にいる存在かもしれませんが、時間は永遠ではありません。

愛犬を大切にして、この子がうちに来てくれてよかったと思えるような思いでをたくさん作ってくださいね。

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