ティーカッププードルって飼って後悔することある?お世話大変?現実は?

ティーカッププードルって飼って後悔することある?お世話大変?現実は? 犬のコラム

「ティーカッププードルを飼いたい!でも、お世話って大変なの?」

「どういう点が大変なの?飼って後悔するとしたらどんな点?」

といったティーカッププードルを飼いたいけど、実際の生活が心配なそこのあなた。

ティーカッププードルは、見た目は小さくてとても可愛らしいです。

小さい分、体が弱く、丁重に扱わなければいけないと言われています。

この記事では、飼うと考えられる後悔の理由やティーカッププードルに長生きしてもらう方法について解説します。

ティーカッププードルを飼ってみたい方は、必見の内容です。

ティーカッププードルを飼って後悔する理由

ティーカッププードル (3)

飼って後悔することが考えられる理由は、以下の3つです。

ティーカッププードルを飼って後悔する理由
  • 体が丈夫でないから
  • 病気になったときの医療費が高額
  • 丈夫でないので丁重に扱わなければいけない

考えられる理由①.体が丈夫でないから

ティーカッププードルは、元々トイプードルをさらに極端に小さくする為に人為的に作られた犬種です。

そのため、奇形と言われても仕方ない程の、健康的とは言えない体格や器官を持つ子が多いと言われています。

例えば脚が弓状に湾曲している、歯が少ない、または多い、あるいは腰や頚椎がズレている、などの症状が見られる子が多いのです。

生まれつきこの様な症状を持つ子は、それにより歩行障害や摂食障害などを起こす事が考えられ、寿命も極端に短いと言われています。

トイプードルをお迎えしたら頻繁に病院で健康診断を受ける必要があるでしょう。

考えられる理由②.病気になったときの医療費が高額

ティーカッププードルは近年強制的に人の手により小さく作られた犬種です。

太古からいる犬種には使える医薬品などもティーカッププードルには適応外のものが多いといいます。

そのため、一度病気をしてしまうと、まずティーカッププードルを診ることの出来る病院も少ないため、専門的な病院に行く必要があるでしょう。

そして、ティーカッププードルは呼吸器、心臓、関節、筋肉、皮膚、眼などあらゆる器官において病気のリスクがあります。

それぞれに専門的な病院となるとまた病院が限られており、そのような病院は一般的に大学病院などの高額な治療費がかかる病院の可能性があるでしょう。

考えられる理由③.丈夫でないので丁重に扱わなければいけない

ティーカッププードルは前述の通り骨格が繊細なため、膝蓋骨脱臼、骨折等はいつ起きてもおかしくありません。

散歩やちょっとした遊び中、段差や硬い床などに常に気を配る必要があります。

また極小の心臓のため、温度管理も徹底する必要があるでしょう。

またティーカッププードルはプードル種であるため、頭が良すぎる故に、先の事を考えすぎてメンタルが弱い子が多いと言われます。

ちょっとした孤独や恐怖などもストレスに感じやすいため、清潔な環境を整え、常にこまめなケアと愛情を注いであげる必要があるでしょう。

ティーカッププードルに長生きしてもらう方法

ティーカッププードル (4)

ティーカッププードルは他の子よりも、体が弱いです。

長生きしてもらうには、以下の3つの方法があります。

ティーカッププードルに長生きしてもらう方法
  • ストレスがかからないような環境を作る
  • 口内のケアを丁寧にする
  • 栄養バランスの整ったフードを与える

ストレスがかからないような環境を作る

ティーカッププードルは性格的にも我が強いタイプではなく、些細な事にもストレスを感じやすいと言われています。

暑さや寒さはもちろん、ちょっとした物音や「寂しい」「怖い」などの感情もストレスに繋がることがあります。

ストレスを発散できないまま放置してしまうと、手足を血が出る程舐めるなどの『自傷行為』に繋がるため、細かな気遣いご必要です。

ケージ周りの環境を過ごしやすく整え、あまり長時間1人で留守番をさせない、外の物音をあまり聞こえないように工夫するなどの手厚いケアをしてあげましょう。

口内のケアを丁寧にする

ティーカッププードルは歯肉炎や歯周病などの病気も多いと言われています。

ティーカッププードルは顎が奇形と見なされるほど小さい場合があり、その様な子は歯並びがよくありせん。

歯並びが良くないと、その隙間に歯垢(プラーク)が溜まりやすくなってしまうことが考えられます。

歯垢(プラーク)が溜まってしまうと、3日で歯石となり、歯周病菌が繁殖し始めますので、こまめに歯垢(プラーク)を除去する必要があります。

ティッシュタイプの歯磨きペーパーや超小型犬用の歯ブラシなどで、食後はこまめに歯をケアしてあげましょう。

栄養バランスの整ったフードを与える

犬にとっての大部分の栄養はドッグフードから補給されるものです。

人間においてもそうですが、犬も食べた物により作られます。

特にティーカッププードルはとても小さいため、少しの合成添加物やオイルコーティングでも体内に入ると大きな前癌物質になる可能性があります。

また、体の70%は水でできていますので、綺麗な水も必要です。

犬はビタミン、ミネラルなどは必要ないと言われていますので、必ず硬水ではなく軟水を与え、不必要なミネラルを与えないようにしましょう。

少しの量でも尿路結石、腎臓結石になる可能性があります。

炭水化物、タンパク質、脂質の量の比率を表したPFCバランスも人間と犬では違いがあります。

犬は人間よりも4倍のタンパク質を必要とすると言われています。

しなやかに走れる筋肉を作るため、成犬時のドッグフードはタンパク質が全体の25〜40%、脂質が12%以下が好ましいでしょう。

ティーカッププードルとトイプードルの違い

トイプードル (16)

ティーカッププードルもトイプードルもトイサイズのプードルという事では同じです。

そんな2匹ですが、違いを見ていきましょう。

ティーカッププードル トイプードル
体高 23cm以下 24~28cm以下
体重 2kg以下 3kg前後

2匹の違いは、体高と体重です。

ティーカッププードルの方が、2項目ともミニサイズです。

また、ティーカッププードルは顔や耳が短く、瞳も大きい傾向にあります。

ティーカッププードルに関するよくある質問Q&A

ティーカッププードル (2)

ティーカッププードルに関するよくある質問Q&Aは、以下の通りです。

ティーカッププードルに関するよくある質問Q&A
  • ティーカッププードルで調べると「闇」と出る理由は何ですか?
  • ティーカッププードルは他の犬より飼うのが大変なんですか?

ティーカッププードルで調べると「闇」と出る理由は何ですか?

ティーカッププードルはその希少性から平均価格がとても高価な事で有名ですね。

そのため、ペットショップやブリーダーなども、なるべくティーカッププードルを売りたいという心理があります。

そのため未熟児で産まれたトイプードルをティーカッププードルとして販売している業者があるのも事実です。

購入を考える際は、なるべくティーカッププードル専門のブリーダーを探し、自ら赴き親犬や犬舎の様子を見学させてもらいましょう。

ブリーダーの中にも悪徳で、ひたすら数匹の優良犬を酷使して産ませ続けている業者がいることも事実です。

目星を着けたブリーダーさんの子犬を出す頻度、母犬の健康状態などをチェックしてから決断するようにしてください。

ティーカッププードルは他の犬より飼うのが大変なんですか?

上記に書いたように、主に健康面で心配な点が多い犬種です。

しかしプードル種固有の賢さと愛情深さを持ち、優しい性格の犬種ですので、家族にすぐ溶け込み大きな幸せをくれるでしょう。

まとめ

たくさん心配な点があるティーカッププードルですが、その愛らしい目で見つめられたら疲れも吹っ飛ぶでしょう。

飼い主が深い愛情と知識を持って接すれば、そんなに大変なことでは無いと思います。

一日でも長く生きて幸せなドッグライフを送れるよう寄り添ってあげましょう!