「豆柴と柴犬って何が違うの?大きさ以外の違いは?」
「豆柴ってどうやって生まれたの?長生きするの?」
といった豆柴と柴犬の違いについて調べているそこのあなた。
豆柴と柴犬のサイズ以外の違いは、「歴史・値段・寿命」です。
基本的に大きな違いはありません。
この記事では、以下の内容について説明します。
- 豆柴と柴犬の違い
- 豆柴の定義
- 豆柴と柴犬の同じ部分
- 豆柴に関するよくある質問
- 豆柴はどうやって生まれたのか?
柴犬との違いや豆柴について、深く知りたい方は必見の内容です。
豆柴と柴犬の4つの違い
豆柴と柴犬の違いは、以下の4つです。
- 大きさ
- 歴史
- 値段
- 寿命
大きさ(体重と体高)
柴犬の方が豆柴より、7cm程度大きいです。
体重や体高の違いは、以下の通りです。
両者のオスの大きさの違いは、以下の通り。
豆柴(オス) | 柴犬(オス) | |
---|---|---|
体高 | 30~34cm | 38~41cm |
体重 | 4~6kg | 8~11kg |
両者のメスの大きさの違いは、以下の通り。
豆柴(メス) | 柴犬(メス) | |
---|---|---|
体高 | 28~32cm | 35~38cm |
体重 | 3.5~5.5kg | 7~10kg |
歴史
柴犬ははるか昔から、豆柴は最近生まれたと考えられています。
- 柴犬は縄文時代
- 豆柴は20世紀
これらの年代から、現存していたと考えられているのです。
どちらも明確な記録はないため、あくまで説です。
豆柴はもっと親しめる名前にしたいという理由から、変更されてできた名前。
元々は小柴と呼ばれていたようです。
値段相場
両者の値段相場は、以下の通りです。
豆柴 | 柴犬 | |
---|---|---|
価格相場(税込) | 28~80万円 | 12~35万円 |
平均的な相場 | 35万円 | 25万円 |
柴犬の方が、豆柴よりも圧倒的に安いです。
ブリーダーサイトに記載されている値段だと、最高額は80万円。
その他の豆柴は30~50万円以内にだいたい収まっていました。
高い豆柴は、赤豆柴というレアなタイプの柴犬でした。
寿命
柴犬の方が豆柴よりも、2~3歳程度長生きします。
平均寿命は、以下の通りです。
豆柴 | 柴犬 | |
---|---|---|
平均寿命 | 10~12歳 | 12~15歳 |
犬の寿命は通常、小型犬の方が大型犬より長生きする傾向にあります。
しかし豆柴の平均寿命は、短め。
犬全体で見ると、平均寿命は14歳。
豆柴は長生きしづらい犬種と言えるでしょう。
豆柴に細かい定義はない
豆柴は、JKC(ジャパンケンネルクラブ)から犬種として認められていません。
豆柴は、厳密には犬種として認められていないのです。
つまり犬種としては、豆柴は柴犬に分類されます。
柴犬との違いは、基本的には大きさ。
その他の違いは、先述した通りです。
豆柴は柴犬の亜種のような存在。
豆柴と柴犬の4つの同じ部分
柴犬と豆柴の同じ部分は、以下の4つです。
- 飼い方
- 運動量
- 毛色
- 性格
飼い方
体の大きさが違うだけなので、基本的な飼い方は変わりません。
小さい分、食事量が豆柴の方が少ないです。
その他には、抜け毛の量は少なくなります。
柴犬の飼い方について、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
運動量
豆柴も運動量が多いです。
散歩は、1日2回行いましょう。
1回につき30分程度を目安にしてください。
毛色
毛色は一緒で、以下の4色があります。
- 赤毛
- 白毛
- 黒毛
- 胡麻
赤毛がオーソドックスで、よく見るタイプです。
毛については、柴犬も豆柴も大きな違いはありません。
性格
豆柴も柴犬も性格は、ほとんど変わりません。
豆柴の方が、甘えん坊の子が多いとは言われています。
忠誠心が高い犬です。
豆柴に関するよくある質問
豆柴に関するよくある質問は、以下の6つです。
- 豆柴が大きくなることはあるの?確率は?
- 豆柴ってどうやって生まれたの?
- 柴犬と比較した時の豆柴のデメリットは?
- お外で飼ってもいい?
- 小豆柴と豆柴の違いは?
- 豆柴の方が小さくて飼いやすい?
豆柴が大きくなることはあるの?
標準の柴犬サイズまで大きくなることはありません。
「豆柴」が「柴犬」になってしまうのは、販売業者の販売ミスが原因。
柴犬を豆柴と称して、売ってしまったと考えられます。
成犬になっていない状態では、区別が初心者には難しいです。
見た目の違いが大きさだけなので、区別できなくて当然でしょう。
ちなみに豆柴が大きくなったときのサイズは、以下の通りです。
豆柴(オス) | 豆柴(メス) | |
---|---|---|
体高 | 30~34cm | 28~32cm |
体重 | 4~6kg | 3.5~5.5kg |
豆柴ってどうやって生まれたの?
豆柴は小柄な柴犬同士を交配を繰り返して、生まれました。
小柄な柴犬同士から、さらに小さな柴犬を生む。
小さな柴犬と通常の柴犬との間で、大きさに差が開きだして、豆柴と呼ばれる柴犬が生まれたのです。
柴犬と比較した時の豆柴のデメリットは?
豆柴を飼うデメリットは、初期費用でしょう。
初期費用が高いこと以外は、特に考えられません。
大きい犬を好む方には、小さいので少し残念に飼う人もいるくらいです。
食費や抜け毛の量などの点で見たときに、豆柴の方が飼いやすいと考えられます。
お外で飼ってもいい?
外でも飼えますが、室内で飼うのが良いでしょう。
豆柴は柴犬ほど体力がないからです。
外で飼うなら、少しずつ外飼い時間を増やしてみて下さい。
外で飼う時間を増やして、問題がないことを確認して、外飼いに移行しましょう。
小豆柴と豆柴の違いは?
小豆柴(あずきしば)と豆柴の違いは、大きさ。
豆柴よりもさらに小さいのが、小豆柴です。
小豆柴のサイズは、以下の通りです。
子豆柴 | |
---|---|
体高 | 23~25cm |
体重 | 2~3kg |
豆柴よりも6cm程度小さく、2kg程度軽いです。
豆柴の方が小さくて飼いやすい?
豆柴の方が飼いやすいです。
ただし柴犬に比べて、小さいので体力がありません。
無理をさせないように大切に飼わなければならないでしょう。
お世話やお手入れ、掃除の面では楽になります。
また小さいので、近隣トラブルも起きづらくなると考えられます。
まとめ
この記事では、「豆柴と柴犬の違い」と「豆柴の大きさや価格、寿命」について解説しました。
以下がまとめです。
- 豆柴と柴犬の違いは、「大きさ・歴史・値段相場・寿命」の4つ
- 豆柴は犬種として公認されていない。柴犬に分類される。
- 豆柴と柴犬は「飼い方・運動量・毛色・性格」が一緒
- 豆柴が大きすぎて柴犬になるのは、ブリーダーの販売ミス
- 豆柴は小さな柴犬同士の交配を繰り返して生まれた
- 豆柴の方が柴犬よりも価格相場が高い
- 食費やお世話の面では豆柴の方が手間がかからず飼いやすい
いかがでしたか?
豆柴も柴犬も大きくは変わりません。
柴犬が一回り小さくなった豆柴はとっても可愛いですよね。
豆柴と戯れてみたいという方は、ドッグカフェなどもチェックしてみると良いでしょう。
豆柴カフェなどもあるので、ぜひチェックしてみてください。
わんわんナビでは、他にもいろんな犬種の情報を発信しています。
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