「パグってブサイクで可愛いから買ってみたい」
「パグは飼いにくいって本当?なんで飼いにくいの?」
といったパグを飼ってみたいと思っているそこのあなた。
パグって丸くて、愛嬌があって、とても可愛いですよね。
そんな愛らしいパグですが、飼うのには少々手間がかかります。
この記事では、以下の内容について解説します。
- パグの飼いづらい点・飼う上で大変な点
- パグの相場や飼うのにかかる費用
- パグの性格や特徴
- パグを飼うのに向いている人・向いていない人
パグを飼おうか迷っている方は、大変な点も把握して育てるようにしましょう。
パグが飼いにくいのは手間がかかるから
飼いにくいと言われている理由は、手間がかかるからです。
通常の犬より、飼育する上で手間がかかってしまいます。
過去に他の犬を飼っていた方でも、パグは大変だそうです。
パグは、短頭種でダブルコート(二重被毛)など変わったところがあります。
愛らしいルックスである反面、体質上の手間がかかってしまうのです。
パグの飼うのが大変なポイント5選
飼うのが大変なポイントは、以下の5つです。
- 温度管理をしてあげないといけない
- 病気になりやすい
- 毛のお手入れが大変
- 顔周りのお掃除が必要
- 散歩や運動を他の犬より多めにしなければならない
温度管理をしてあげないといけない
パグは通常の犬より、体温調節が苦手。
鼻が低いので、呼吸が下手なので温度変化に弱いです。
暑いのも、寒いのも苦手。
熱中症にもなりやすいので、夏場は得に注意が必要です。
体温維持のためにエアコンの温度を調整しなければなりません。
冷房代や暖房代が通常の犬よりかかってしまいます。
ちなみに、パグにとっての部屋の適温は23~25度程度です。
病気になりやすい
パグの体は丈夫ではなく、病気になりやすいです。
皮膚が弱く、皮膚病にもかかりやすいのが特徴。
アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎にかかりやすいです。
膿皮症にもなりやすく、フケや湿疹が全身にでてしまうことも。
その他に、パグがなりやすいと言われている病気は以下の通りです。
- 壊死性髄膜脳炎
- 短頭種気道症候群
- 間擦疹
- 洞不全症候群
- レッグぺルテス
- ピルビン酸キナーゼ欠乏症
毛のお手入れが大変
パグの毛はダブルコートといい、被毛が二重構造になっています。
ダブルコートは毛が抜けやすいです。
抜け毛が多く、ブラッシングすると大量に毛が抜けるなんてことも。
ブラッシングしなければ、部屋にパグの毛が散乱してしまいます。
季節の変わり目である換毛期は念入りに、ブラッシングしなければなりません。
顔周りのお掃除が必要
顔にしわがあり、汚れが溜まってしまいやすいです。
しわ部分や耳周りは、濡れタオルで拭いてあげなければなりません。
しわ掃除は、週に1回~毎日が目安。
拭いた時の汚れ具合で、掃除する頻度を決めましょう。
季節によっても、しわの蒸れやすさが違います。
掃除は、臨機応変に頻度を調整してください。
月に1回程度はシャンプーしてあげる必要があります。
散歩や運動を他の犬より多めにしなければならない
パグは体質的に太りやすいです。
食べ物への執着心もあり、よく食べます。
好き嫌いと言われています。
散歩は、1日2回行いましょう。
朝と夕方に1回ずつ、1km(1回につき)散歩するのが目安。
1回につき10~20分程度、歩かせてあげなければなりません。
熱中症になりやすいので、日陰を歩かせるなど、夏は注意してください。
パグの理想体重は、6.3~8.1kg。
理想体重より重い場合、獣医師に相談することをおすすめします。
パグを飼うのにかかる値段や費用
パグにかかる費用は、以下の通りです。
項目 | 値段・費用 |
---|---|
購入する際の費用 | 42万円前後 |
食費 | 5,000~6,000円(ひと月あたり) |
日用品 | 2,000~5,000円(ひと月あたり) |
医療費 | 適宜 |
トリミング代 | 適宜(1回3,500円前後) |
これらの費用が掛かります。
値段が非常に高いことが分かりますね。
加えて、ペット保険に加入する際に、費用が発生しています。
パグの性格や特徴
パグの性格や特徴についても、確認していきましょう。
個体差があるので、一概に言えるわけではない点だけご理解ください。
パグの性格はとてもいい
パグは性格がいいと言われることが多いです。
具体的には、以下の通り。
- 愛嬌がある
- 明るい性格
- 穏やか
- 人懐っこい
- 無駄吠えが少ない
- 狂暴でない
- のんびりしている
- 明るい
これらのことからも性格が良いことがわかりますね。
ただし犬によっては、頑固な部分がある子もいます。
特徴や大きさ
パグの特徴は、小型犬で短頭種であること。
平均的な寿命は13年と言われています。
体重や体高は、以下の通りです。
成長段階 | 体高 | 体重 |
---|---|---|
子犬 | 20cm | 6kg |
成犬 | 25cm | 7~8kg前後 |
パグを飼うのに向いている人・向いていない人
飼うのに向いている人と向いていない人をまとめると、以下の通りです。
パグを飼うのに向いている人
向いている人は、以下の通りです。
- 犬の世話が大好きな人
- 犬の抜け毛が気にならない人
- あまりお留守番させる機会がない家庭環境の人
- 犬のケアを頻繁に行える人
- 散歩を1日2回行える人
これらが当てはまっている方は、飼っても問題ないでしょう。
小さくて愛らしいブサカワ犬が好きな方は、飼いたくてたまりませんよね。
パグを飼うのに向いていない人
向いていない人は、以下の通りです。
- 犬を初めて飼う予定の人
- 電気代や医療費などの生活維持費が気になってしまう人
パグは病気にもかかりやすく、体温調節も苦手。
初心者の方が飼うのには難しい犬種です。
性格は良いものの、丁寧に飼わなければいけません。
犬飼い経験のない人が飼う際は、よく検討して飼いましょう。
パグを飼っている芸能人
パグ好きな有名人は沢山います。
あの何とも言えないキャラクターが受けるのでしょう。
- 優香
- 新山千春
- 小関美穂
- 犬飼このり
- TOMOMI
- 町田慎吾
- 崎田樹会
- 岡見勇信
- 篠原愛実
- 力也
他にも犬を飼っている芸能人を知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。
【2022年】トイプードル飼っている芸能人12人!名前・インスタ画像
この記事では、プードルを飼っている芸能人をメインで紹介しています。
プードル以外の犬を飼っている芸能人も紹介しているので、気になるところをご覧ください。
まとめ
この記事では、「パグが飼うのが大変なのか」や「パグを飼うと大変なところ」について解説しました。
以下がまとめです。
- パグを飼うのは手間がかかり大変
- 体温調節が苦手で、皮膚病にもかかりやすい
- 性格はのんびり屋でおだやか
- 抜け毛が多いので、ブラッシングは念入りに
- 太りやすいので、散歩は1日2回行おう
- パグを犬飼い初心者が育てるのはおすすめできない
- 手入れや飼育費用が気にならない方にパグはおすすめ
いかがでしたか?
パグは丸っこくて、もふもふでとても可愛いですよね。
ただ、可愛いだけで飼う犬を選んではいけません。
飼う際に注意すべき点を把握した上で、飼った後に後悔がないようにしましょう。
犬を飼うことは、育てる責任を持つこと。
飼うときめたら、しっかりお世話をしてくださいね。