「お隣さんからスイカを頂いたんだけど、犬に与えても大丈夫かしら?」
「どのくらい上げていいの?種ってとるべき?」
といった愛犬にスイカを与えて良いのか悩んでいるそこのあなた。
犬はスイカを食べられる動物なので、与えても大丈夫です。
下痢の原因になるので、冷えた状態で与えるのはNGって知っていましたか。
この記事では、以下の内容について説明します。
- スイカに含まれている栄養素
- 犬に与える際の量や注意点
- スイカを与えることのメリット
- 犬がスイカ以外に食べられる果物
スイカを与えるときの量や注意点を知りたい方は、必見の内容です。
犬がスイカを食べても問題ない
アレルギー反応を示す犬以外には、スイカを与えても問題ありません。
食べさせたことがない方は、少しずつ与えてみて怪しい症状が出ないか確認してみましょう。
犬にとって、有害な成分も含まれていません。
スイカは水分が90%。
水分補給にも向いている食べ物で、熱中症予防にもなります。
シャリシャリとした食感なので、犬の好物にもなりやすい食べ物です。
スイカに含まれている栄養素
スイカには、以下の栄養素が含まれています。
- カリウム
- B-カロテンシトルリン
- リコピン
- ビタミンA
スイカを食べることで、期待できる効果は以下の通りです。
- 皮膚・粘膜の強化
- 血液をサラサラに
- 毛・目の老化防止
- 疲労回復
- 利尿作用
毛並みが悪化してきたワンチャンにおすすめです。
老化防止効果も期待できるので、7歳以上の犬にもおすすめですよ。
犬にスイカを与えるときの量
犬にスイカを与えるときの量は、犬の大きさによって異なります。
詳細は、以下の表をご覧ください。
犬の体重 | 与える目安量 |
---|---|
4kg以下 | 13~25g |
4~10kg | 30~70g |
10~25kg | 85~150g |
25kg以上 | 170g~ |
スイカを犬に与えるときの注意点
与えるときは、以下の点を守ってあげてくださいね。
- 一口サイズに切ってあげる
- 冷やさず常温で与える
- 塩は加えない
- 皮と種は与えない
- 適量を与える
与える際は、一口サイズにしてください。
2cm以下のサイズにすると犬も喉を詰まらせにくく、食べやすいですよ。
皮と種は消化に悪いので、与えないようにしましょう。
スイカは、常温で適量を与えてください。
食べ過ぎや冷えたモノを食べると、下痢の原因になります。
人間が食べるときは、スイカに塩を加える方も多いでしょう。
しかし犬に与えるときは、塩分過多になるので塩は控えてください。
スイカアレルギーを持つ犬もいる
犬によっては、アレルギー反応が出てしまう子もいます。
具体的にみられる症状は、以下の通りです。
- かゆがる
- 胃や腸に関連する症状が起きる
- 嘔吐
- 下痢
以上のような症状が出た場合は、動物病院へ連れて行ってください。
他にも、アレルギーが出やすい食べ物について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
犬のアレルギーが出やすい8つの食べ物!特定方法と対処法を解説
スイカは腎臓が弱い子におすすめ
スイカには利尿作用があるため、腎臓が弱い子におすすめ。
腎臓は尿を作ることが役割です。
体内に溜まった老廃物は、尿と一緒に排出されます。
腎臓が弱い子は、うまく排出できません。
排出されないと、老廃物は体内に溜まってしまいます。
溜まった老廃物は、下痢・嘔吐などで排出されるでしょう。
下痢・嘔吐を起こすと、犬は脱水症状になる恐れも。
スイカを食べると、以下のメリットがあります。
- 尿の回数が多くなり、老廃物を排出しやすい
- 水分が多く含まれているため、水分補給にもなる
上記のメリットより、腎臓の弱い子にスイカはおすすめです。
スイカ以外に犬に与えてよい果物
「スイカ以外にも、果物のレパートリーを増やしたい」
「犬が食べても問題がない果物って何?」
といった方のために、犬が食べても良い果物を紹介します。
食べても良い果物は以下の通りです。
- いちご
- りんご
- ばなな
- さくらんぼ
- ライチ
- 桃
- 柿
- アセロラ
与える際は、皮や果物を取り除いてあげてくださいね。
与えてはいけない果物は、以下の通りです。
- ブドウ
- イチジク
- ドライフルーツ
- レモン
より詳しく食べてもよいもの・よくないものを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
果物だけでなく、野菜について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
犬が食べれる野菜!食べ物の栄養素や食べてはいけない野菜も解説
まとめ
この記事では、「スイカを犬に与えるときの量・注意点」や「スイカに含まれている栄養素」
について解説しました。
以下がまとめです。
- 犬にスイカを与えても問題ない
- アレルギー反応を示す犬もいる
- 初めて食べさせるときは、少量から与えよう
- 与えるときの量は、愛犬の体重を目安に調整しよう
- 皮や種は取り除こう
- 冷えた状態で与えると、下痢になる恐れがある
- 腎臓の弱い子にスイカはおすすめ
- 水分が多いので、熱中症対策にも最適
いかがでしたか。
スイカはシャリシャリしていて、犬の好物にもなりやすい果物です。
喜ぶ犬も多いので、おやつとして与えてくださいね。
アレルギー反応を示す子もいるので、最初は少量から与えるのがおすすめ。
食べ物に関する正しい知識を学んで、愛犬の健康をサポートしてあげてくださいね。