心臓病向きのドッグフードの種類はさまざまあり、どれがおすすめなのか迷われる場合もあるでしょう。
この記事では、心臓病の犬におすすめのドッグフードや選ぶときのポイントなどについてご紹介しています。
ドッグフード選びの参考にしてください。
【2023年】人気でおすすめのドッグフードランキングTOP10!
心臓病の犬におすすめのドッグフード8選!
心臓病の犬におすすめのドッグフード8選は、以下のとおりです。
- 和漢みらいのドッグフード 特別療法食SI(心臓用)
- サイエンス・ダイエット〈プロ〉 犬用 腎臓・心臓サポート機能 小粒 7歳以上
- ロイヤルカナン 早期心臓サポート+関節サポート
- ベッツソリューション 心臓サポート
- ビオピュア ヘルツ・エアクランクンゲン
- Dr.宿南のキセキのごはん 犬用療法食 心臓の健康サポート
- ドクターズケア 犬用ハートケア
- ヘルマン サーモン・ディッシュ ハートフィット(心臓)
食事療法食は、栄養素が特別に配合されているため、獣医師の指導の元与えるようにしましょう。
和漢みらいのドッグフード 特別療法食SI(心臓用)
和漢みらいの特別療法食SIは、心臓病と犬の健康を考えて作られたドッグフードです。
ナトリウム、リン、銅の含有量が制限されており、心臓の負担を軽減する効果が期待できます。
また、心臓に良い栄養素とされているタウリンやL-カルニチンなども含まれています。
そして、和漢植物の取り入れにより腸内環境も整える効果が期待されます。
心臓病のことを考えて作られた犬用特別療法食です。
原材料名 生肉(鹿,魚),玄米,大麦,国産雑節,サツマイモ,菜種油,胡麻,米ぬか,卵殻カルシウム,和漢植物【紅豆杉,サンザシ,朝鮮人参,田七人参,紅花,冬虫夏草,クコの実(ゴジベリー),サンシシ,大棗(ナツメ),キバナオウギ,蝦夷ウコギ,DHA,亜麻仁,ジャバラ,霊芝,アガリクス,チャーガ(シベリア霊芝),ハナビラタケ,ケイケットウ,ノコギリヤシ,プロポリス,ユーグレナ(ミドリムシ),クランベリー,チョウジ,ライフクシ,ガイヨウ,生姜,ウイキョウ,八角,モリンガ,ハス胚芽,カワラタケ,シロキクラゲ,マイタケ,タモギタケ,メシマコブ,山伏茸,ヒハツ,ケイ素(シリカ),ノニ果実,クマザサ,クロガリンダ,タヒボ(紫イペ),菊芋,ヨモギ,ドクダミ,カミツレ,ゴカヒ,ギョクチク,陳皮,大麦若葉,ハトムギ,延命草,吉野葛,ガジュツ,サラシア,スギナ,MSM,ケイヒ,赤ブドウ葉,杜仲の葉,ウコン,オルニチン,菊の花,当帰の葉,ウラジロガシ,グアバ葉,スピルリナ,ニンドウ,ザクロ,南蛮の毛,バイキセイ,枇杷の葉,麻(ヘンプ),黒豆,板藍根,エキナセア,桑の葉,山芋,イチョウ葉,甜茶,緑イ貝,ブルーベリー,コラーゲン),海藻(フコイダン),イヌリン,セルロース】,サチャインチオイル,乳酸菌,オリゴ糖/グルコサミン,アルギニン,ヒアルロン酸,ロイシン,イソロイシン,バリン,リジン,メチオニン,タウリン,コリン,ビタミン類(E,B群,D3),ミネラル類(亜鉛,鉄)
成分表 | |||
---|---|---|---|
粗蛋白質 | 21.0%以上 | リン | 0.65%以上 |
粗脂肪 | 7.3%以上 | カリウム | 0.75%以上 |
粗繊維 | 4.5%以下 | ナトリウム | 0.075%以上 |
粗灰分 | 6.0%以下 | カロリー | 333kcal/100g |
水分 | 10.0%以下 |
サイエンス・ダイエット〈プロ〉 犬用 腎臓・心臓サポート機能 小粒 7歳以上
シニア犬のためのヒルズ サイエンス・ダイエット〈プロ〉は、歳を重ねることで低下しがちな体の機能をサポートするためのフードとして設計されています。
特に、腎臓や心臓の機能維持に焦点を当てて作られています。
たんぱく質やナトリウム、リンの量が調整されており、心臓と腎臓の健康維持をサポートするドッグフードです。
また、関節ケア成分のグルコサミンやコンドロイチンなども含まれています。
チキン、大麦、トウモロコシ、米、マイロ、小麦、動物性油脂、ビートパルプ、オート麦、チキンエキス、大豆、植物性油脂、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、ポークエキス、亜麻仁、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン、リジン)、小麦ブラン、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)、オート麦ファイバー、L-カルニチン、リンゴ、ブロッコリー、ニンジン、クランベリー、エンドウマメ
成分表 | |||
---|---|---|---|
たんぱく質 | 19 % | リン | 0.69 % |
脂質 | 13.7 % | カリウム | 0.92 % |
炭水化物(NFE) | 58.3 % | ナトリウム | 0.32 % |
粗繊維 | 2.4 % | マグネシウム | 0.127 % |
カルシウム | 1.18 % | カロリー | 355.8Kcal/100g |
ロイヤルカナン 早期心臓サポート+関節サポート
ロイヤルカナン 早期心臓サポート+関節サポートは、早期の心疾患や関節炎の軽減をサポートする成分が含まれています。
心臓の健康維持に効果が期待できるタウリン、L-カルニチンなど配合です。
また、シニア犬になるとトラブルが起きやすいとされている、関節の健康をサポートする成分も含まれています。
食事療法食のドッグフードとなるため、獣医師の指導の元与えるフードです。
コーン、米、小麦粉、超高消化性豚タンパク(消化率90%以上)、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、肉類(鶏、七面鳥)、動物性油脂、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、小麦、魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸〔EPA+DHA〕源)、チコリー、加水分解コラーゲン、大豆油、フラクトオリゴ糖、緑茶抽出物(ポリフェノール源)、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(DL-メチオニン、タウリン、L-アルギニン、L-リジン、L-カルニチン)、ゼオライト、ポリリン酸ナトリウム、クルクミン(ウコンエキス)、ミネラル類(Ca、Cl、K、Mg、Na、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、B6、B1、B2、ビオチン、葉酸、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)
成分表 | |||
---|---|---|---|
たんぱく質 | 23.0 %以上 | 水分 | 10.5 %以下 |
脂質 | 12.0 %以上 | 食物繊維 | 6.6 % |
粗繊維 | 2.5 %以下 | カロリー | 383kcal/100g |
灰分 | 6.7 %以下 |
ベッツソリューション 心臓サポート
イタリアの伝統的なメーカー「ベッツソリューション」は、1963年からの長い歴史を誇ります。
心臓疾患の犬向けに開発された「心臓サポート」は、高血圧と心臓の負担に配慮して作られている食事療法食です。
心臓の機能をサポートする効果が期待できるタウリンやL-カルニチン配合です。
また、低ナトリウムで作られており、高血圧にも配慮されています。
さらに、心不全の影響で筋肉量が低下する犬のために、質の良いタンパク質も考慮されております。
乾燥鶏肉、タピオカ、鶏脂、ジャガイモ、加水分解サーモンタンパク、乾燥卵、乾燥ニンジン、乾燥豆、不溶性エンドウ豆繊維、サーモンオイル、乾燥魚、キャロブパウダー(イナゴマメ)、ビール酵母、ビタミン類、ビートパルプ、乾燥カモ肉、キシロオリゴ糖(0.4%)、ミネラル類、L-カルニチン、タウリン、オタネニンジン(0.01%)、凍結乾燥メロン果実(SOD源 0.005%)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)
成分表 | |||
---|---|---|---|
タンパク質 | 32% | 粗繊維 | 5.4% |
脂肪 | 19% | カルシウム | 1.2% |
灰分 | 7.2% | リン | 1% |
でんぷん | 26% | マグネシウム | 0.06% |
可溶性無窒素物 | 36.4% | 代謝エネルギー | 379kcal/100g |
ビオピュア ヘルツ・エアクランクンゲン
「ビオピュア」はドイツのオーガニック認証を受けた、高品質なドッグフードメーカーです。
「ヘルツ・エアクランクンゲン」は、心臓の負担の軽減をサポートするフードです。
ナトリウムの低減やカリウム、マグネシウムの適切な含有により、心臓にやさしいレシピが構築されています。
缶詰のフードとして作られているため、シニア犬でも食べやすいでしょう。
心臓病や高血圧などの問題がある犬向けの食事療法食です。
BIOライス、BIO鶏肉、BIOニンジン、BIO鶏レバー、BIOサンフラワーオイル ※カルシウム ※ミネラル
成分表 | |||
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 6% | 粗灰分 | 2% |
粗繊維 | 2% | ナトリウム | 0.034% |
水分 | 70% | カリウム | 162mg |
マグネシウム | 17.72mg | カロリー | 147kcal/100g |
粗脂肪 | 7% |
Dr.宿南のキセキのごはん 犬用療法食 心臓の健康サポート
「Dr.宿南のキセキのごはん」の心臓サポート食事療法食は、心臓の健康維持を考えて作られた犬用療法食です。
主に鹿肉をタンパク質源として使用し、30時間以上の煮込みで濃厚なうまみと栄養を凝縮しています。
煮込みにより、食事の際の食いつきが期待できます。
また、一般的なドッグフードに比べ、消化しやすくなっていることも特徴です。
鹿肉(生)、牛肉(国産)、焙煎玄米、小麦、動物性油脂、ココナッツ油、大豆、白身魚、酵母、米麹、海藻、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、クロール、ナトリウム、亜鉛)、アミノ酸類(L-メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、E、D、パントテン酸Ca、ナイアシン、葉酸)
成分表 | |||
---|---|---|---|
粗蛋白質 | 32%以上 | リン | 590mg |
粗脂肪 | 12%以上 | ナトリウム | 200mg |
粗繊維 | 1%以下 | カリウム | 790mg |
粗灰分 | 9%以下 | カルシウム | 1000mg |
水分 | 6%以下 | エネルギー | 400kcal/100g |
ドクターズケア 犬用ハートケア
「ドクターズケア」のハートケアフードは、慢性心臓病を持つ犬のために作られた食事療法食です。
心臓への負担を軽減するため、ナトリウムの配合量が調整されています。
また、腎臓の健康にも配慮して、リンの量を適切なバランスで調整しています。
これにより、初期の慢性腎臓病を持つ犬をサポートする効果が期待できます。
さらに、関節の健康も考え、グルコサミンが含まれています。
トウモロコシ、ミートミール、動物性油脂、脱脂大豆、米粉、おから、フィッシュオイルパウダー(EPA・DHA源)、全卵粉末、ウィートブラン、チキンレバーパウダー、フラクトオリゴ糖、L-カルニチンフマル酸塩、グルコサミン、セレン酵母、グルタチオン酵母、マッシュルーム抽出物(シャンピニオンエキス)、小麦粉、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、 ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、C、コリン)、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、塩素、マグネシウム、鉄アミノ酸複合体、鉄、コバルト、銅アミノ酸複合体、銅、マンガンアミノ酸複合体、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、 亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(タウリン、L-シトルリン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)
成分表(標準値) | |||
---|---|---|---|
たんぱく質 | 25.7% | 食物繊維 | 9.9% |
脂質 | 20.9% | カルシウム | 0.65% |
粗繊維 | 2.8% | リン | 0.50% |
灰分 | 6.3% | カリウム | 0.81% |
炭水化物(N.F.E) | 36.3% | 代謝エネルギー | 400kcal/100g |
ヘルマン サーモン・ディッシュ ハートフィット(心臓)
ヘルマンの「サーモン・ディッシュ ハートフィット」は、心臓と腎臓の健康をサポートする効果が期待できる栄養補助食です。
DHAやEPAをサーモンから豊富に取り入れています。
ナトリウムについても、心臓への負担を減少させるため、配合量が抑えられています。
愛犬の心臓と腎臓の健康をサポートすることが期待できます。
栄養補助食となりますため、総合栄養食と一緒に与えるようにしましょう。
サーモン(身、皮、骨)、きび*、かぼちゃ*、フェンネル*、りんご*、ホーソンの実*、西洋たんぽぽ*、黒チアシード*、ビール酵母*、グリーンナッツ油*、卵殻パウダー*
*印はビオ認定の原材料です。
成分表 | |||
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 11% | 水分 | 67% |
粗脂肪 | 7.6% | ナトリウム | 0.06% |
粗繊維 | 1.1% | カリウム | 0.3% |
粗灰分 | 1.2% | カロリー | 144 kcal/100g |
心臓病の犬におすすめドッグフードの選び方
愛犬の健康を考えると、フード選びは非常に重要です。
以下のポイントを参考に、最適なフードを見つけてあげましょう。
愛犬に適したカロリーのフードを選ぶ
肥満は心臓の負担を増大させる要因の一つとされています。
愛犬が肥満にならないようにも、適切なカロリー量を与えることが大切です。
また、肥満気味の犬はダイエットするためにも、運動だけではなく、カロリーを抑える必要があるでしょう。
適量の食事と適度な運動を併せて犬の健康をサポートしましょう。
塩分が調整されたフードを選ぶ
塩分過多は、心臓への負担を増やす原因とされています。
適切な塩分含有量のフードを選ぶことで、心臓の健康維持をサポートする効果が期待できます。
心臓をサポートする成分が含まれているフードを選ぶ
心臓の健康をサポートする栄養素が配合されたフードを選ぶことを推奨します。
特に、L-カルニチン、タウリン、ポリフェノールなどの成分は、心臓の健康に有効とされています。
心臓の負担軽減や健康維持をサポートする効果が期待できます。
愛犬の食いつきが期待できるフードを選ぶ
心臓の健康維持に効果が期待できるドッグフードでも、愛犬が食べないと意味はありません。
ドッグフードを選ぶときには、愛犬が好みに合わせて選ぶのもポイントです。
心臓病の犬におすすめのドッグフードで健康をサポートしよう
愛犬が心臓病を抱えている場合、心臓への負担を軽減し、全体的な健康を向上させるためにも適切なドッグフード選びが大切です。
心臓病対応のフードは、減塩や特定の栄養素を強化したものが一般的です。
例えば、タウリン、ポリフェノール、L-カルニチンなどの成分は、心臓の働きをサポートするとされています。
また、食事療法食を検討する場合には、獣医師との相談するようにしましょう。
心臓病の犬におすすめのドッグフードをお探しの飼い主さんは、参考にしてください。
なお、当サイト(わんわんナビ)では、他にもドッグフードの記事があります。
気になる人は、以下の記事もぜひご覧ください。
おすすめのオーガニックドッグフード13選!国産・グレインフリー品も紹介