「うちの子が顔におしりをくっつけてくるんだけどなぜ?」
「犬がおしりをくっつける理由は?」
といったように、愛犬がおしりをくっつけてくるかわいい行動の理由について気になりますよね。
犬がおしりをくっつけてくるのは、飼い主さんを信頼していたり、居心地が良かったりとプラスな要因であることが多いです。
逆に、おしりを触らせない場合は、飼い主さんのことを信頼していない場合があります。
今回は、犬が顔におしりをくっつけてくる理由について以下の内容でご紹介します。
- 犬が顔におしりをくっつける場合に考えられる理由
- 犬がおしりアタックする場合に考えられる理由
- 犬がおしりに触れさせてくれない理由
- 犬がおしりをくっつけてくる以外の愛情表現5選
愛犬の行動が気になる飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。
犬が顔におしりをくっつける場合に考えられる理由
愛犬が飼い主さんの顔におしりをくっつけてくる場合に考えられる理由は以下のとおりです。
- 犬が顔におしりをくっつける場合に考えられる理由
- 飼い主さんを信頼している
- 飼い主さんのそばに居たい
- 飼い主さんの顔が犬にとって居心地が良い
- 飼い主さんが反応するため
飼い主さんを信頼している
犬が顔におしりをくっつける行動は、飼い主さんを深く信頼している証拠であることが多いです。
元々は野生動物の犬は、外敵におしりを向けるという行動はしないとされています。
飼い主の近くでこの無防備な姿勢を取ることができるのは、犬が飼い主さんに対して感じている安心感の表れであることがあります。
そのため、犬が顔におしりをくっつけるのは、飼い主さんのことを信頼していることが多いです。
飼い主さんのそばに居たい
飼い主さんのそばに居たいという犬の強い願望があることが一般的です。
飼い主さんとの絆は犬にとって非常に重要です。
体の一部をくっつけることで犬は、飼い主さんの温もりを感じられます。
そのため、おしりを飼い主の顔にくっつける行動が発生することがあるのです。
飼い主さんの顔が犬にとって居心地が良い
犬が飼い主の顔におしりをくっつける場合、飼い主さんの顔が犬にとって非常に居心地が良いからかもしれません。
飼い主さんは犬にとって馴染み深く、温かさや香りが安心感を与えるとされています。
また、単に飼い主さんの顔の上に座りやすいという可能性もあります。
飼い主さんの顔におしりをくっつけるのは、犬が居心地が良いと感じている場合があります。
飼い主さんが反応するため
もう一つの理由は、飼い主さんが反応するためかもしれません。
犬は飼い主さんの注意を引くためにさまざまな方法を試みることがあります。
おしりを顔にくっつけるという行動は、飼い主の注目を引くことができる方法であります。
これによって飼い主さんとのコミュニケーションを図ることができるのです。
飼い主さんの笑顔や話しかける反応が、犬にとっては報酬となることもあるでしょう。
犬がおしりアタックする場合に考えられる理由
犬がおしりアタックする場合に考えられる理由についてご紹介します。
- 犬のあいさつ
- 愛情表現
- 不安を感じている
- 飼い主さんに甘えている
- 飼い主さんにかまって欲しい
それぞれについて見ていきましょう。
犬のあいさつ
犬のおしりアタックは一見奇妙に見えるかもしれませんが、犬が挨拶をしている可能性があります。
彼らがおしりを人間や他の犬に向ける行動は、相手のこと信頼している場合に見られることが多いです。
一般的には、背後から襲われる危険があるため、信頼していない相手にはおしりを向けないとされています。
愛情表現
おしりアタックは愛情の深い表現とも捉えられます。
ある犬が特定の人間や他の犬に対して親しい関係を築いている場合、その犬はしっぽを振りながらおしりアタックを行う場合があります。
犬があなたに対して信頼と愛情を感じていることの現れであり、愛されている証拠と言えるでしょう。
不安を感じている
しかし、おしりアタックが愛情表現とは限らない場合もあります。
不安や恐れを感じている時、犬はこの行動で安心感を得ようとする場合があります。
例えば、新しい場所や人々、未知の物音などに対して不安を感じる際、犬はおしりアタックを用いて飼い主さんとくっつこうとするかもしれません。
このような場合、飼い主さんとしては犬の気持ちを尊重し、安心させる努力が必要になるでしょう。
飼い主さんに甘えている
犬がおしりアタックをする時、その背後には飼い主さんへの甘えが隠されていることがあります。
犬が飼い主さんに対して安心感を感じている証拠であると言えるでしょう。
犬は家族の一員として、人間同様に愛情や注意を求める生き物です。
おしりアタックは、そのような愛情を表現する一つの手段なのです。
飼い主さんにかまって欲しい
また、おしりアタックの背後には、「飼い主さんにかまって欲しい」という願望がある場合もあります。
この行動は、飼い主さんの注意を引くための独特な方法と言えるでしょう。
犬はしっぽを振りながら、自分のおしりを飼い主さんに押し付けることで、「私を見て!」と言っているかのような行動を示します。
犬のおしりアタックは、人間の言葉を持たない彼らなりのコミュニケーション方法です。
飼い主として、このような犬の行動に気づき、彼らのニーズに応えてあげることが大切です。
おしりアタックを通じて、飼い主さんと愛犬との絆を深める素晴らしいチャンスにもなるかもしれませんね。
犬がおしりに触れさせてくれない理由
犬がおしりに触れさせてくれない場合に考えられる理由をご紹介します。
- 信頼していない
- 慣れていない
- 警戒心を抱いている
- お尻に痛みがある
それぞれについて見ていきましょう。
信頼していない
犬がおしりに触れさせてくれない場合、その背後には信頼の欠如があることがあります。
犬は感情豊かな生き物で、自分の身体を触らせる行為は信頼関係に基づいています。
特におしりなど相手に背後を見せる姿の場合、犬は不安や恐れを感じることがあるため、信頼されている人間だけに触らせることを許すでしょう。
このため、信頼関係が築かれていない初対面の人々に対して、犬はおしりに触れさせることを拒むことが一般的です。
慣れていない
おしりに触れさせないもう一つの理由は、単純に慣れていないということも考えられます。
新しい飼い主や環境、未知の人々との接触など、犬にとって馴染みのない状況が原因となることがあります。
おしりは犬にとって敏感な部位であるため、そこを触られることに慣れていない犬は抵抗を示すことが一般的です。
慣れていない部分に対して時間をかけて、ゆっくりと触れ合うことで、犬が安心感を感じ、触らせてくれるようになる場合もあります。
飼い主として、愛犬の特性を理解し、無理に触らずに自然に信頼関係を築くことが重要です。
その結果、おしりを触らせてくれるようになる日が来るかもしれませんね。
警戒心を抱いている
犬がおしりに触れさせてくれない場合、それは警戒心から来ている可能性があります。
犬が未知の人物や状況に対して不安を感じると、警戒心を強め、身体の特定の部分を守ろうとすることが一般的です。
おしりは犬にとって背後を見せる行動であるため、特に警戒心が強い時に触らせないようにすることがあるのです。
このような時、無理に触ろうとせず、犬がリラックスするまで待つことが良いアプローチとなります。
お尻に痛みがある
もう一つの理由として、おしりに痛みがある可能性も考慮する必要があります。
何らかの外傷や皮膚の問題、関節の痛みなど、おしりに痛みがある場合、犬はその部分を触らせることを拒むでしょう。
犬が突然おしりに触れさせなくなった場合や、触れると明らかに不快そうな様子を見せた場合は、健康上の問題が隠されている可能性があります
そのような状況では、動物の専門医に相談することが最良の対処法となります。
犬のおしりに触れさせてくれない行動には、様々な理由があることがお分かりいただけたでしょうか。
警戒心を強める場合と健康上の問題の場合とで、アプローチが異なるため、その背後にある原因をしっかりと理解し、適切に対処することが重要です。
犬がおしりをくっつけてくる以外の愛情表現5選
犬がおしりをくっつけてくる行動以外の愛情表現を以下の5つご紹介します。
- お腹を見せて寝る
- 顔を舐めてくる
- 呼べば尻尾を振る
- 飼い主さんに寄りかかって寝る
- 飼い主さんにおもちゃを持ってくる
それぞれについて見ていきましょう。
お腹を見せて寝る
犬がお腹を見せて寝る姿勢は、飼い主や家族に対するな信頼の表現です。
お腹は犬にとって弱点のなる部位であり、その部分を見せることは自分を守る能力を放棄していることを意味します。
安心していない場合は、自分の弱点となるお腹を相手に見せることはないでしょう。
犬がお腹を見せて寝るという行動は愛情深く、家族に対して安心している証拠であり、愛情表現と言えるでしょう。
顔を舐めてくる
犬が飼い主さんの顔を舐める行動もまた、愛情の表現とされています。
この行動は、子犬が母親から食事をねだる際の本能的な行動から来ていると考えられます。
人間に対してこの行動をすることで、飼い主さんに対する愛情表現をしていると考えられます。
また、犬が不安を感じている場合に、飼い主さんの顔を舐める場合があります。
犬が飼い主さんの顔を舐めて落ち着こうとしているためです。
呼べば尻尾を振る
犬が飼い主さんを見ると尻尾を振る行動は、喜びと愛情の現れです。
飼い主さんの声を聞いて、名前を呼ばれて尻尾を振る様子は、犬にとって挨拶をしているとされています。
尻尾の振り方や速さによっても感情が表現される場合があるため、愛犬の尻尾をよく観察することが大切です。
その時の犬の気持ちを理解するのに役立ちます。
飼い主さんに寄りかかって寝る
犬が飼い主さんに寄りかかって寝る行動は、信頼と安心感の現れです。
元々野生動物の犬は、洞穴で犬同士寄り添って眠っていたとされています。
寄りかかることで、飼い主さんとの密接なつながりを感じられるでしょう。
この姿勢は、飼い主さんに対する愛情を強く表しており、人と犬との絆が深まる瞬間と言えます。
飼い主さんにおもちゃを持ってくる
犬がおもちゃを持ってきて、飼い主さんに見せる行動もまた、一種の愛情表現です。
この行動は、遊びを通じたコミュニケーションの要請であり、飼い主さんと一緒に楽しい時間を過ごしたいという願望の表れです。
飼い主さんにおもちゃをプレゼントすることで、感謝の気持ちや一緒に遊ぶ喜びを共有しているのです。
これらの行動から読み取ることができる愛情は、飼い主さんと犬との関係をより深く、特別なものにします。
犬の微細な動作や行動に目を向けることで、彼らの感情や考えを理解し、飼い主としての関係をさらに深めることができるでしょう。
まとめ
この記事では、犬が飼い主さんにおしりをくっつけてくる行動についてご紹介しました。
以下がこの記事のまとめです。
- 犬が顔におしりをくっつける理由は飼い主さんを信頼している
- 飼い主さんのそばに居たい
- 飼い主さんの顔が犬にとって居心地が良い
- 飼い主さんが反応するため
- 犬がおしりアタックする場合に考えられる理由はあいさつしている
- 愛情表現
- 不安を感じている
- 飼い主さんに甘えている
- 飼い主さんにかまって欲しい
- 犬がおしりに触れさせてくれない理由は信頼していない
- 慣れていない
- 警戒心を抱いている
- お尻に痛みがある
- 犬の愛情表現はお腹を見せて寝る
- 顔を舐めてくる
- 呼べば尻尾を振る
- 飼い主さんに寄りかかって寝る
- 飼い主さんにおもちゃを持ってくる
犬が顔におしりをくっつける行動は、さまざまな意味を持つことがあります。
信頼と親しみの表現や人間の反応を見るための行動であることもあります。
また、この行動は、犬のコミュニケーションの一部であり、飼い主さんとしてはその背後にある意味を理解し、適切に対応することが大切です。
愛犬の行動が気になる飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。
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