楽しい！正しい！犬具の利用法　第2回

犬具素材のキケン。正しい！を学ぼう！

ドッグキャッチのドッグトレーナー　金倉高志からヒトコト

犬具は、想像以上に酷使されています！そのことをしっかり理解して、体重、使用状況と合わせて、犬具の「素材」を選びましょう！！

まずは、使用状況について考えてみましょう！

お散歩の時、他のわんちゃんを見つけて、ものすごく遊びたかったり、ものすごく怖かったり、ものすごく興奮状態に陥って、ものすごーーーく引っ張ることはありませんか？

オートバイや、車・バス・自転車などを追いかけて、グイグイグイグイと引っ張ることはありませんか？

グイグイなんてやさしい感じじゃなくて、バイクの音に反応してビーーーッン！とひっぱるわんちゃんもいますよね。

電柱にかけられたおしっこの臭いが気になって気になって・・・電柱から離れないことはありませんか？

大好きな大好きなおんなのこわんちゃんに夢中♪
ストーカーのごとく追い駆けまわしたり、そんなことありませんか？

苦手なわんちゃんを見て、興奮状態！男の子同士、一触即発状態のケンカ寸前の場面に出会ったことはありませんか？

オスの本能は想像を絶する事がありますねぇ～。

以上のような状況で使用すれば、すぐに劣化が起こります。

心当たりのある飼い主さん、犬具の素材を見直して下さいね！

犬具の素材、それぞれに特性があります！このような状況が考えられるわんちゃんは、素材の特性を知り、こだわって下さい！

☆　合皮素材・・・水に強いので、雨の日のお散歩などに便利。また、汚れにくい。耐久性はきわめて悪く、すぐに劣化するので注意。

☆　化繊素材・・・耐久性が良く、劣化しにくい。暴れん坊のわんちゃんでも大丈夫な物が多い。ただし、プラスチックバックルの「パッチンタイプ」は要注意。

☆　本革素材・・・耐久性が良く、劣化しにくい。通気性も良い。 使い込むほど首になじむ。ただし、メンテナンスが必要。また、粗悪品はものすごく伸びる可能性がある。

※PUレザー・レザー　など、本革ではなく「合皮」の場合があります。表記に要注意！！
※表：本革　裏：合皮　の首輪は、通気性が確保されず、合皮素材の物と変わりありません。

首輪の素材については、あまりこだわらずに選ばれる飼い主さんが多いですが、犬具購入の前には、必ずチェックして「安全性」にこだわって下さいね！