犬を飼ったら絶対にハウストレーニングをしてほしい

どうしてハウストレーニングが必要か?
ハウストレーニングはクレートトレーニングとも呼ばれます。犬にハウスを「居心地がよく安心できるスペース」として認識してもらうことで、飼い主が犬を見ていない時間に、誤飲や高所からの転落による骨折など、思わぬ事故を防ぎ、安全を確保することができます。
また、愛犬と一緒に旅行に出かけたり、体調不良で入院する場合、あるいは預けなければならない状況が発生した際に、場所が変わっても安心できるスペースがあれば、犬は落ち着いて過ごすことができます。車での移動の際にも安全に過ごすことができます。
このように、ハウストレーニングをしておけば、生活面やしつけの面でも役立つ機会が非常に多いのです。
ハウストレーニングのやり方
クレートの選び方

- 大きさは、犬がおすわりやふせができて、広すぎないものを選びましょう。
- メッシュタイプで軽量なものもありますが、簡易的なものであるため、ハウストレーニングを始める際にはあまり適していません。※ハウスを覚えた後に、ちょっとしたときに使うのが良いです。
ハウストレーニングの手順
最初はハウスの閉塞感をなくした状態で教え始めてください。
- 扉や屋根が取り外せるタイプのものは、初めはすべて取り外してベッドのようにして練習します。
- ハウスを教えるときに無理やり押し込むのは避けましょう。ハウスは居心地の良い場所であり、ハウスに入ると良いことがある、ということを焦らずに教えていきます。※後ろ足が入らない犬もいますが、焦らず少しずつ教えてあげてください。
- 犬が自ら扉をくぐるようになったら、「ハウス」のコマンドをかけて教えていきます。
- ハウスの合図で中まで入るようになったら、扉の方向を向いたときにごほうびをあげるようにしてください。
- 完璧にできるようになったら、扉を付けてみましょう。ステップアップは犬の様子をよく見て、慎重に行ってください。
- 扉を閉めても嫌がらなくなったら、徐々に扉を閉めている時間を延ばしてください。
- おやつをあげる回数を少しずつ減らし、リラックスできる時間を少しずつ延ばしていきます。
- かなり慣れてきたら、飼い主がクレートから離れたり、別の部屋に行ったりして、少しずつ犬に一人の時間を増やしていきましょう。

練習の手順については、動画が分かりやすいと思います。ぜひ実践動画をご覧ください。(YouTube 犬のしつけチャンネル)
はじめにも言いましたが、ハウストレーニングは愛犬の命を守るために必要不可欠です。
例えば、部屋でフリーにして飼う場合でも、愛犬が落ち着けるスペースとしてハウスを設置することが必要です。また、災害時に避難を余儀なくされた場合にも、他人に迷惑をかけないようにハウスで管理することがマナーとなります。
大人の犬でハウスやクレートを使ったことがない場合でも、少しずつ練習することで使用できるようになると思いますので、楽しみながらチャレンジしてみてください。

