犬のおしっこの回数が急に増えたり減ったりしたら?考えられる原因と対処法

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犬のおしっこの回数が急に増えたり減ったりしたら?考えられる原因と対処法

愛犬のおしっこの回数が急に増えたり減ったりする場合、健康に何らかの変化がある可能性があります。普段の排尿回数や状態と異なる場合は、何か問題が隠れているかもしれません。

この記事では、犬のおしっこの回数の急な変化に考えられる原因や対処法について詳しくご紹介します。

1. 犬のおしっこの回数が急に増えた場合

愛犬がおしっこを頻繁にするようになった場合、次のような原因が考えられます。

a. 尿路感染症(UTI)

犬が頻繁におしっこをしたがる場合、尿路感染症(UTI)が原因の一つとして考えられます。この感染症は細菌によって引き起こされ、膀胱や尿道に影響を及ぼします。次のような症状が見られることがあります:

  • 頻繁に排尿しようとするが、少量しか出ない
  • 排尿時に痛がる、または不快感を示す
  • 血尿が見られることもある

尿路感染症は、抗生物質などの治療が必要ですので、早めに獣医師に相談しましょう。

b. 糖尿病

糖尿病も、おしっこの回数が増える原因の一つです。糖尿病にかかると、犬は多くの水を飲むようになり、その結果としておしっこの回数も増加します。糖尿病の他の症状としては、体重の急激な減少異常な食欲などが挙げられます。

c. 腎臓の問題

腎臓が正常に機能していない場合、尿の生成が増え、おしっこの回数が増えることがあります。腎臓病は特に高齢犬に多く見られ、早期に発見することで進行を遅らせることができます。おしっこの回数の増加に加えて、水を大量に飲む元気がないなどの症状が見られる場合もあります。

d. ホルモン異常(クッシング症候群など)

クッシング症候群などのホルモン異常が原因で、おしっこの回数が増加することがあります。この疾患では、副腎が過剰にホルモンを分泌し、犬が大量の水を飲むようになり、結果的に頻繁に排尿するようになります。


2. 犬のおしっこの回数が急に減った場合

おしっこの回数が急に減った場合にも、注意が必要です。考えられる原因について確認しましょう。

a. 脱水症状

犬がおしっこの回数が減った場合、脱水症状が原因かもしれません。特に暑い時期や運動後に十分な水を摂取していないと、体内の水分が不足し、排尿が減少することがあります。脱水症状が進むと危険な状態になるため、口の乾燥皮膚の弾力の低下などの症状も併せて観察し、必要に応じて水分補給を行いましょう。

b. 尿路閉塞(尿道結石など)

尿路が閉塞している場合、犬が排尿しようとしてもおしっこが出ないことがあります。尿道結石や膀胱結石が原因で尿が通りにくくなり、命に関わる状態に発展することもあります。このような場合、次のような症状が見られることがあります:

  • 排尿を試みるが、ほとんど出ない、または全く出ない
  • 排尿時に痛がり、苦しそうにしている
  • 腹部が膨れているように見える

尿路閉塞は非常に危険ですので、緊急に獣医師の診察を受ける必要があります。

c. 腎不全

腎不全(急性腎不全または慢性腎不全)は、尿の生成量が減少し、排尿回数が減る原因となることがあります。腎臓が正常に機能していないと、老廃物が体に蓄積され、症状が進行する前に適切な治療が必要です。おしっこの量や回数に加え、食欲不振元気の低下も見られることがあります。

d. ストレスや痛み

犬が強いストレスや痛みを感じている場合も、排尿回数が減ることがあります。特に、環境の変化(引っ越しや新しいペットの迎え入れなど)が原因となり、ストレスを感じている場合は、落ち着ける環境を整えてあげることが大切です。


3. おしっこの色や臭いにも注意を払う

おしっこの回数の変化に加えて、色や臭いも健康状態を示す重要なサインです。おしっこの色が普段と違う、または強い臭いがする場合も、体内で異常が起きている可能性があります。

  • 濃い黄色や茶色のおしっこ:脱水症状や肝臓の問題を示していることがあります。濃い色のおしっこが続く場合、早めに獣医師に相談しましょう。
  • 血が混ざっているおしっこ:尿路感染症や結石、または外傷が原因で血尿が見られることがあります。血尿は緊急のサインですので、速やかに獣医師の診察を受けましょう。
  • 甘い臭いのおしっこ:糖尿病の可能性が考えられます。おしっこが甘い臭いを放つ場合は、糖分が尿中に出ていることを示しているため、検査を受ける必要があります。

4. 対処法と獣医師に相談するタイミング

おしっこの回数に急な変化が見られた場合、以下の対処法を参考にして、必要な対応を取りましょう。

  • 水分摂取を確認する
    十分に水を飲んでいるかを確認し、脱水症状や過剰な水分摂取の兆候がないかを観察しましょう。飲み水の量に変化があれば、メモして獣医師に伝えると、診察時に役立ちます。
  • 尿検査の実施を検討する
    獣医師に相談し、尿検査を行うことで、感染症や結石、腎臓の問題などの原因を特定することができます。検査結果に基づいて、適切な治療を行いましょう。

まとめ

犬のおしっこの回数が急に増えたり減ったりする場合、体調に異常があるサインかもしれません。

尿路感染症、糖尿病、腎臓の問題、尿路閉塞など、さまざまな原因が考えられます。おしっこの色や臭いの変化にも注意し、異常が見られたら早めに獣医師に相談することが重要です。

普段から愛犬の飲水量やおしっこの状態に気を配り、健康管理をしっかりと行うことで、早期に問題を発見し、適切な対処ができるようにしましょう。

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