こんにちは。ドッグキャッチしつけ教室のトレーナー、金倉です。
私は普段から、犬のしつけにおいて「ほめる」ことを強くお勧めしています。ほめ方については、YouTubeで配信している動画で私のやり方を参考にしていただければと思いますが、今回は、効果的ではない間違ったほめ方を5つご紹介します。
1. タイミングが遅い
例えば、トイレのしつけをするときのこと。犬は、良い行動をした直後にほめられなければ、何に対してほめられているのか理解できません。トイレのサークルに入れて、飼い主が見ていない間におしっこをし、その後でほめても、犬は行動とごほうびを結びつけられないため、ほめる効果が全くありません。タイミングが遅れると、リスクはないものの、しつけとしての意味を持たなくなってしまいます。
2. 何でもかんでもオーバーリアクションでほめる
何かを教えたいときに、成功をほめるのは大前提ですが、犬の様子をしっかり観察してください。興奮しすぎるような場合、オーバーリアクションでほめることは逆効果になります。ほめてしつけることにはほとんどリスクがありませんが、犬が興奮しすぎて我を忘れそうなときは、少しトーンを下げ、優しくほめることを心がけてください。犬の状態を見ながら、どのようなほめ方が一番リラックスして学習できるかを考えてみましょう。
3. 喜んでいないものを与える
トレーニングの成功をほめることは大切ですが、犬の立場から見て「お得なことが起こる」と感じさせることが重要です。飼い主が犬が喜ぶと考えて用意したものが、実は犬にとって全く嬉しくないこともあります。例えば、頭を撫でられることが嬉しくない犬や、おやつがあまり好きではない犬もいます。また、飼い主との信頼関係が十分でない場合、飼い主にほめられても全く嬉しくないこともあります。愛犬がどのように「お得」を感じるかを日頃から観察し、喜ぶごほうびを用意してトレーニングしてください。
4. 必要以上にごほうびのおやつをあげる
愛犬が喜ぶ姿を見たいと思うのは、飼い主なら誰しも同じです。しかし、食べ物のごほうびは適量を考えて与える必要があります。トレーニングの際に大きなおやつを使うと、すぐにお腹がいっぱいになり、集中力がなくなってしまいます。人と同じように、犬も肥満になるのは容易です。おやつのあげすぎには注意しましょう。
5. ほめてはいけないタイミングでほめる
「おすわりと言うと、伏せをしてしまうんです~」という飼い主さんは少なくありません。ごほうびのタイミングがずれると、犬におかしな癖がついてしまうことがありますので、気を付けてください。
犬のしつけ革命~科学的に確立された犬の問題行動を改善する方法~
【4000組以上の犬と飼い主に関わってきた犬のエキスパート 西川文二 監修】
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YouTubeでは、子犬ちゃんと実践しながら解説していますので、ぜひ動画をご覧ください。
【動画】ほめ方にはコツがある!間違ったほめ方にご注意ください。

