ドッグフードを欲しがるだけ与えても良い?
愛犬がドッグフードを欲しがると、ついつい多めに与えたくなる気持ちになりますが、健康面を考えると欲しがるだけ与えるのは避けるべきです。
ここでは、ドッグフードの適切な量を管理する重要性や、犬がフードを欲しがる理由、適切な給餌方法について詳しく解説します。
ドッグフードを欲しがるだけ与えると起こるリスク

肥満の原因になる
ドッグフードを欲しがるだけ与えると、犬のカロリー摂取量が必要以上に増え、肥満を引き起こす可能性があります。
肥満は関節への負担、心臓病、糖尿病など、さまざまな健康問題を引き起こしやすく、犬の寿命にも悪影響を与えます。特に小型犬や高齢犬は体重管理が重要です。
消化不良や胃捻転のリスク
大量のドッグフードを一度に摂取することで、消化不良や下痢を引き起こすことがあります。
大型犬の場合は、胃捻転(胃がねじれる緊急性の高い病気)を発症するリスクも高く、命に関わる事態を招きかねません。特に食事後の激しい運動は避けるようにしましょう。
栄養バランスの乱れ
ドッグフードを過剰に与えることで、ビタミンやミネラルなどの特定の栄養素が過剰摂取され、健康トラブルを引き起こすことがあります。
例えば、カルシウムの過剰摂取は骨の異常成長や尿路結石のリスクを高める可能性があります。
行動問題の原因に
ドッグフードを欲しがるたびに与えると、犬が食べ物に執着しやすくなります。この結果、食べ物を守ろうとする攻撃的な行動や、常にフードをねだるストレス行動につながることがあります。こうした行動問題は、日常生活に支障をきたす原因となります。
犬がドッグフードを欲しがる理由

犬がいつもドッグフードを欲しがるのは、お腹が空いているだけではなく、他の要因も影響しています。
食いしん坊な性格や犬種特性
ラブラドールレトリバーなどの犬種は、もともと食欲旺盛で食いしん坊な性格の傾向があります。こうした犬種は特にフードへの欲求が強いため、飼い主の管理が重要です。
飼い主との習慣や期待
飼い主が食べ物を与える頻度やタイミングに期待するようになり、欲しがる行動がエスカレートすることがあります。
飼い主が食べ物を食べているときに欲しがるのも、この習慣が影響しています。
退屈やストレス解消
犬は退屈しているときやストレスを感じているときに、食べることで気を紛らわせようとすることがあります。十分な運動や遊びを取り入れて、犬のストレスを軽減させることが大切です。
健康上の問題
特定の病気(例:甲状腺機能亢進症、糖尿病)によって、異常に食欲が増すこともあります。食欲が急に増えたり、体重が急激に変化する場合は、獣医師に相談するのが適切です。
ドッグフードの適切な給餌量と管理方法
パッケージの給餌量を基準に
ドッグフードのパッケージには、犬の体重や年齢、活動量に応じた給餌量の目安が記載されています。まずはこのガイドラインを参考にし、愛犬の体調や活動量に応じて微調整することが重要です。
愛犬の体重と体型を定期的にチェック
定期的に体重を測定し、理想体重を維持できるよう給餌量を調整します。
触ったときに肋骨が感じられる程度が理想的な体型です。体重が増えている場合は、ドッグフードの量を少し減らす、または低カロリーのフードに切り替えると良いでしょう。
1日の食事量を複数回に分ける
1回で大量に与えるのではなく、1日のドッグフードの量を2~3回に分けることで、消化の負担を減らし、食べ過ぎを防げます。
複数回に分けることで、満腹感を持続させやすくなり、愛犬も安定した食事習慣を保てます。
おやつは適量を守る
おやつもカロリーの一部として考え、ドッグフードの給餌量とバランスを取ることが大切です。特に高カロリーのおやつを与える場合は、食事の量を少し減らすなど調整を心がけましょう。
獣医師への相談
給餌量に迷ったり、愛犬の体重や健康状態が気になる場合は、専門の獣医師に相談することをおすすめします。
個々の犬に合わせた適切なドッグフードの選び方や給餌量をアドバイスしてくれるでしょう。

犬にとっての適切なドッグフードの量を管理することは、健康維持の基本です。
欲しがるままに与えるのではなく、適切な給餌量を守り、愛犬の健康を長く支えていきましょう。

