犬が一日に必要とする水の量は、体重や活動量、環境、そして食事内容などに左右されます。
一般的な基準としては、犬の体重1kgあたり50〜100mlの水分が必要です。
例えば、10kgの犬なら、1日500〜1000mlの水分が目安となります。正確な水分量は犬の個々のライフスタイルによって変わるため、飼い主は愛犬の様子を観察しながら適切な水分補給を心がける必要があります。
犬が飲む「水」について気を付けておきたいこと

犬の水分摂取に関する5つのポイント
1. 新鮮な水を常に用意すること
犬には常に新鮮で清潔な水を提供しましょう。特に室内の乾燥した環境や外で活動する犬は、水が汚れることが多いので、定期的に水を交換することが重要です。
また、水飲み場を犬がいつでもアクセスしやすい場所に設置することも大切です。
2. 水の摂取量が多すぎる場合

犬が過剰に水を飲む場合、糖尿病や腎臓病、クッシング症候群などの病気の可能性があります。
一般的な目安を大きく超える水分摂取が見られたら、早めに動物病院で診察を受けることを推奨します。多飲症状は、多尿や体重の減少と共に現れることが多いので注意が必要です。
3. 水分摂取量が減少した場合
犬が急に水を飲まなくなる、または水の摂取量が大幅に減少した場合も警戒が必要です。
脱水症状のリスクが高まるだけでなく、何らかの健康問題(口腔内の痛みや感染症、腎臓の問題など)が隠れている可能性があります。
異常が見られた際には、すぐに獣医に相談しましょう。
4. 食事の影響と水分摂取
犬の食事内容は水分摂取量に直接影響を与えます。
ドライフードを与えている犬は、食事から得られる水分が少ないため、飲み水から多くの水分を補給する必要があります。
対して、ウェットフードや手作りの食事には水分が多く含まれているため、飲み水の量が少なくなることがあります。このため、飼い主は食事の種類に応じて水の量を調整し、愛犬が常に十分な水分を摂取できるように心がけましょう。
5. 運動や暑い環境での水分補給

犬は特に運動後や暑い日には多くの水分を必要とします。
犬は人間と異なり、汗をかいて体温を下げることができないため、主にパンティング(舌を出して呼吸すること)で体温調節を行います。そのため、気温の高い日は脱水症状や熱中症のリスクが高まるため、こまめに新鮮な水を与えることが重要です。
また、散歩や運動の後も水分補給を忘れずに行いましょう。
犬の水分バランスを守るために
犬の水分摂取量は健康維持において非常に重要です。
水をしっかりと飲んでいるかどうかを日常的にチェックすることで、病気の早期発見にもつながります。特に、季節の変わり目や環境の変化に応じて、適切な水分補給ができているか確認し、愛犬が常に健康で元気に過ごせるようサポートしましょう。

