シェパードはどんな性格?聡明で優しいの?特徴や飼い方なども解説

シェパードはどんな性格?聡明で優しいの?特徴や飼い方なども解説 犬のコラム

シェパードは、日本では警察犬として活躍していることで知られていますよね。

そのため、シェパードは聡明というイメージがあるかと思います。

そんなシェパードですが、「どんな性格?」と調べているそこのあなた。

シェパードは知能が高く、辛い訓練にも耐えられる耐久性もありますが、打たれ弱い性格でもあります。

しかられると拗ねたりしがちなワンちゃんです。

今回は、シェパードについて以下の内容で解説します。

  • シェパードの性格
  • シェパードの特徴
  • シェパードの飼い方
  • シェパードの寿命や病気について
  • シェパードを飼うのに向いている人
  • シェパードの価格相場

シェパードを飼おうと思っている人や、詳しく知りたいという人はぜひ参考にしてくださいね。

シェパードの性格

ジャーマン・シェパード

シェパードは、従順で聡明な性格の持ち主です。

人間社会へ貢献してくれるワンちゃんで以下のような犬として活躍。

  • 災害救助犬
  • 警察犬
  • 麻薬探知犬
  • 軍用犬

また、シェパードは意外と打たれ弱い性格でもあります。

しかられると、拗ねたりする場合があるみたいです。

オスとメスでは性格の違いがある

他の犬も同じことが言えますが、シェパードの性格はオスとメスで異なります。

オスの性格

シェパードのオスの性格の主な特徴は以下です。

  • 猛々しい
  • 頑固
  • プライドが高い

訓練やしつけなどでオスに指示を出す時には、キツく言わないと言うことを聞かない場合があります。

また、言うことを聞いたとしても、嫌いやながら動く様子を見せるみたいです。

メスの性格

シェパードのメスの性格の主な特徴は以下となります。

  • 温厚
  • 柔和
  • 素直

メスはオスとは正反対に、温厚で柔和であることからしつけやすいという性格の持ち主です。

指示をキツく言わなくても素直に言うことを聞く傾向にあります。

シェパードの性格が優しいイメージがあるというのは、メスの特性から来ているかもしれませんね。

シェパードの特徴

ジャーマン・シェパード

続いて、シェパードの以下の3つの特徴について解説します。

  • 原産国
  • 体高や体重など
  • 被毛や毛色

原産国はドイツ

ドイツの牧羊犬として飼育されていた「オールド・ジャーマン・シェパード」は、運動能力が高く頭が良かったです。

「オールド・ジャーマン・シェパード」の作業性と訓令性能を向上させるために、交配が繰り返されて、現在の「ジャーマン・シェパード」が生まれました。

体高は61cm~66cm前後

シェパードの体高は、オスの方が高く以下のようになります。

 

オスの体高 60~65cm
メスの体高 55~60cm

サイズは、大型犬です。

体重は30kg~41kg前後

また、体重もオスの方が重たくて以下のようになります。

 

オスの体重 30~40kg
メスの体重 22~32kg

被毛や毛色

シェパードの被毛は2層のダブルコートと呼ばれるものです。

換毛期には、抜け毛が大量に出ます。

被毛は2種類認められていて、短めの「シュトックハール」と、たてがみや尾などに飾り毛があって、やや長毛の「ラングシュトックハール」があります。

また、毛色の種類は以下の4種類です。

  • ブラック&タン
  • グレー(ウルフカラー)
  • オールブラック
  • ホワイト

シェパードの飼い方

ジャーマンシェパードドッグ

シェパードの飼い方について、以下の3つの項目で解説します。

  • 散歩
  • ブラッシングなどのお手入れ
  • しつけ

散歩は1日2回で1回1〜2時間程度

シェパードは大型犬なので、それなりの運動量が必要です。

ワンちゃんが運動不足になるとストレスが溜まり、問題行動を引き起こす原因となります。

そのため、運動はしっかりと朝晩1時間ずつ散歩をすることを推奨します。

また、シェパードは聡明な犬種なので、知的な遊びも好みます。

犬用の知的玩具のようなおもちゃを利用して、餌を探す遊びも取り入れてもいいかもしれませんね。

換毛期にはこまめなブラッシング

シェパードは、短毛の犬種ですが、冬の寒さに耐えられる2重のダブルコートと呼ばれる被毛です。

夏になる前の換毛期では、夏毛に変わるために大量に毛が抜けます。

そのため、換毛期になると毎日2回ほどのブラッシングが必要です。

また、短毛なので、トリミングは必要ありません。

シャンプーは毎月1回が目安となります。

しつけ

シェパードは聡明で知能が高く、序列意識が高い犬種です。

もしシェパードが自分よりも飼い主の方が格下だと判断した場合は、言うことを聞かなくなる可能性があります。

大型犬で体も大きく力が強い犬種。

犬のしつけや訓練に知識を持っていない人が飼う場合は、ドッグトレーナーに預けて訓練することを推奨します。

しっかりした訓練やしつけが必要なことから、初心者には向いていない犬種になるでしょう。

シェパードの寿命や病気について

シェパードの平均寿命は、約10〜12年。

大型犬では平均的な寿命の長さです。

また、シェパードがかかりやすい病気は以下のとおりです。

シェパードがかかりやすい病気
  • アトピー性皮膚炎
  • 外耳炎
  • 股関節形成不全
  • 胃拡張
  • 胃捻転
  • 腎嚢胞腺癌
  • 膵液分泌不全
  • イベルメクチン中毒
  • ヴォン・ヴィレブランド病
  • 熱中症

シェパードを飼うのに向いている人とは?

水を飲むジャーマンシェパード

シェパードは、大型犬で力が強い犬種です。

飼うのに向いている人は、限られてくるかもしれません。

飼うのに向いている人の特徴は以下のとおりです。

  • 力がありしつけや訓練ができる人
  • 金銭的に余裕ある人
  • 時間に余裕ががある人

体力がありしつけや訓練ができる人

シェパードは散歩時間も長いためそれなりに体力が必要です。

そして、シェパードに押し倒されたり、引っ張られたりした場合に、自分の力で愛犬をコントロールできる人がいいでしょう。

また、シェパードに格下と思われないように、しつけやトレーニングをしっかりできる人が向いていると思います。

金銭的に余裕ある人

単純に大型犬なので、食費や医療費、保険など金銭的な負担も大きくなります。

金銭的に余裕がある人が飼うのに向いている人と言えるでしょう。

時間に余裕ががある人

そして、シェパードはかなりの運動量が必要です。

目安としては、1日2回の1時間以上の散歩時間を確保する必要があります。

また、換毛期には抜け毛が多いため、愛犬のお手入れにも時間を割ける人が飼うのに向いている人です。

シェパードの価格相場は平均20〜30万円前後

シェパードの価格相場や、20〜30万円前後が平均です。

性格や特徴を詳しく知ることができるブリーダーからの購入を推奨します。

また、シェパードのブリーダーは多いみたいです。

例えば、「みんなのブリーダー」というサイトでシェパードの子犬を探せますよ。

購入を考えている人は、一度探してみてくださいね。

まとめ

ジャーマンシェパードドッグ

この記事では、シェパードの性格や特徴について解説しました。

以下の内容が今回のまとめです。

この記事のまとめ
  • シェパードは従順で聡明だけど打たれ弱い一面もある性格
  • 原産国はドイツ
  • 体高は61cm~66cm前後
  • 体重は30kg~41kg前後
  • サイズは大型犬
  • 被毛はダブルコートで抜け毛が多い
  • 散歩は1日2回で1回1〜2時間程度
  • 換毛期にはこまめなブラッシングが必要
  • しつけはしっかりとした訓練が必要
  • シェパードの平均寿命は約10〜12年
  • シェパードの価格相場は平均20〜30万円前後

シェパードは聡明で運動能力が高い大型犬です。

シェパードを飼おうとしている人や、どんな犬種なのか知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

また、当サイト(わんわんナビ)では、他の犬種の性格も解説しています。

もっと色々なワンちゃんについて知りたいと言う人は、以下のリンクからページにアクセスできます。

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