モグワンは肝臓に悪いって本当?成分値と原材料から肝臓に与える影響を解説

モグワンは肝臓に悪いって本当?成分値と原材料から肝臓に与える影響を解説 モグワン

モグワンはイギリス産のプレミアムドッグフードで、良質なタンパク質を摂れるグレインフリー(穀物不使用)フードとして知られています。

ただ人気のあるフードである一方、肝臓への影響を心配する声も。

この記事では主に下記の内容について解説しています。

  • モグワンの基本情報
  • モグワンの肝臓への影響が心配される2つの理由
  • モグワンの原材料と添加物について
  • モグワンの肝臓への影響に関する口コミ
  • モグワンで肝臓の数値が悪化した時の対処法

大切な愛犬に与えるごはんですから、しっかりと安全性を確かめておきたいという飼い主さんは多いでしょう。

モグワンの特徴を把握し、ワンちゃんに合うフードかどうか判断しましょう。

当サイトのおすすめドッグフード
ドッグフード
モグワン
このフードの特徴
  • 国産のヒューマングレードドッグフード
  • 小型犬の健康維持をサポートする総合栄養食フード
  • 小麦グルテンフリーで、オイルコーティングなし

モグワンの基本情報

モグワンドッグフード

モグワンは全成長段階に対応した総合栄養食のドッグフード。

グレインフリー(穀物不使用)で穀物アレルギー対策にもなるため、幅広いワンちゃんに合わせることができます。

詳しくは下記の通りです。

商品名  モグワン
主原料  チキン&サーモン
カロリー(100gあたり) 363㎉
タイプ  ドライフード
内容量  1.8㎏
価格(税込) 4,356円
原産国 イギリス
粒のサイズ  直径約8~10㎜(ドーナツ型)
対応年齢  全年齢対応(全犬種対応)
販売会社  株式会社レティシアン

海外産ということで品質に不安を感じる方もいるかもしれません。

しかしモグワンに使われているのは、人間の食べるものと同じレベルで衛生管理されたヒューマングレードの素材。

さらにFEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の厳しい基準をクリアした工場で製造されているため、品質の高いフードということできます。

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モグワンの肝臓への影響が心配される2つの理由

モグワンを食べると、肝臓に影響あるの?

高品質の食材を使い製造されているモグワンですが、肝臓への影響が心配されるのには主に2つの理由があります。

  • 高タンパクだから
  • 高カロリーだから

他のドッグフードの成分値と比べながら、本当にモグワンには肝臓に悪影響となるほどの成分が含まれているのか見ていきましょう。

高タンパクだから

確かにタンパク質の多い食事は、タンパク質の少ない食事と比べて肝臓への負担は多くなります。

しかし、タンパク質自体は筋肉や内臓など、ワンちゃんの体をつくるために必要不可欠な栄養素。

多すぎることには注意しなくてはいけませんが、控えすぎても健康に影響を与える可能性があります。

下記は、各種ドッグフードとモグワンのタンパク質量の一覧です。

商品名  タンパク質の割合
モグワン  27.00%以上
オリジン アダルト 38.00%以上
モグキューブ  32.00%
カナガン  29.00%以上
ロイヤルカナン(ニュータードケア) 28.00%以上
ネルソンズ  28.00%以上
ファインペッツ極  27.10%
エッセンシャルドッグフード  27.00%以上
ナチュロル 23.00~27.00%
Dr.ケアワン  22.50%以上
アランズナチュラルドッグフード 19.25%以上

他のドッグフードと比べても、モグワンのタンパク質は決して高すぎる数字ではないことが分かります。

確かに高タンパクな部類ではありますが、肝臓に悪影響があるほどとは言えません。

もしすでに肝臓の数値が悪い子でタンパク質の量に気をつけたい場合には、タンパク質の割合が20%以下のもの等を選んでみてもいいかもしれません。

タンパク質の量よりも質が重要

タンパク質の量も確かに大事ですが、どちらかというとタンパク質の「質」の方が重要であるというのが近年の考え方です。

いくら低たんぱくなドッグフードを与えても、含まれるタンパク質のクオリティが低いと結局肝臓に負担をかけてしまうことに。

反対に、多少タンパク質が多い食事でもその質が高ければ、肝臓へかかる負担は少なくなります。

モグワンは他のフードと比べてもタンパク質量が突出して多いわけではありませんし、ヒューマングレードの素材からつくられていて品質も高いです。

そのことからも、モグワンのタンパク質が肝臓に悪影響を与えるとは考えにくいと言えます。

高カロリーだから

カロリーの高い食事は「脂肪肝」や「肝硬変」のリスクを高める、というところから、カロリーの高いフードの肝臓への影響が心配されています。

ただ、その場合注目すべきはカロリーというよりも含まれる「脂肪」の量。

カロリーも脂肪も似たようなものだと認識されていることも多いですが、脂肪を含まない素材にもカロリーはありますからね。

肝臓に負担をかける原因の一つである脂肪に焦点を当て、他のフードと比べていきましょう。

カロリーよりも脂質の量に注目

下記はモグワンと各種ドッグフードに含まれる脂質の割合を一覧にしたものです。

商品名  脂質の割合
モグワン  10.00%以上
モグキューブ  26.00%
ファインペッツ極  16.00%
オリジン アダルト  15.00%以上
カナガン  15.00%以上
エッセンシャルドッグフード 14.00%以上
アランズナチュラルドッグフード  11.00%以上
ネルソンズ 11.00%以上
ナチュロル  10.00%以上
ロイヤルカナン(ニュータードケア) 9.00%以上
Dr.ケアワン  7.50%以上

この表を見てわかるように、モグワンはむしろ低脂質な部類に入るドッグフードです。

そのためモグワンを食べることで「脂肪肝」や「肝硬変」のリスクが増えるとは言えません。

逆に脂質量から言えば、肝臓に負担をかけたくないワンちゃんや、肝臓疾患の予防をしたいワンちゃんにおすすめできるフードです。

モグワンの原材料と添加物について

モグワンに使用されている原材料は大丈夫?

ドッグフードに含まれる添加物の中には、ワンちゃんの健康を害する可能性のあるものも。

しかしモグワンには、そういった危険な人工添加物が一切使われていません。

原材料に関しても、ただ「肉類」とだけ記載されていたり、「○○副産物」のような具体的に何が使われているのかわからなかったりする表示はありません。

良質な素材を使用しているからこそ、原材料を明確にすることができるのですね。

その点からも、モグワンは安全性に信頼が持てるフードだといえます。

モグワンの肝臓への影響に関する口コミ

モグワンで肝臓についての口コミってある?

モグワンと肝臓の健康に関する口コミにはこんなものがあります。

ミニチュアダックスフンド
動物病院で健康診断を受けたところ、肝臓の数値が高いことが発覚。

今は12歳で、5歳のころからロイヤルカナンのニュータードケアをあげていましたが、良質なフードをあげたかあったこともあって2か月ほど前からはモグワンに変更していました。

ただ肝臓の数値が高いのはモグワンに切り替えたのがきっかけか、それとも元から悪かったのかまではわからないとの事でした。

モグワンに変えてからうんちが安定しないのも心配。

与える際にふやかして野菜をトッピングしているので、水分量が多いのでしょうか…。

上記の口コミでは、フードを切り替えと健康診断のタイミングが重なっていますね。

このような場合、たまたま時期が重なってしまっただけで、もとから肝臓が悪くなっていたことも考えられます。

ワンちゃんの年齢的にも内臓の機能が低下しやすいタイミングでもありますね。

また仮にフードが原因だったとしても、それは慣れないフードを食べているからであって、モグワンだからこその影響ではない可能性があります。

肝臓は様々な原因から数値が悪くなる臓器ですから、この情報だけでフードが原因と判断することはできないのです。

肝臓疾患対策としてモグワンに切り替える人もいる

下記のように、肝臓の数値が悪い愛犬のためにモグワンでの対策を検討する飼い主さんもいます。

ハスキー
病院で血液検査をし、肝臓の数値が悪いことが判明。

今はオリジンアダルトをあげているけど、手作りフードにするか検討中。

同じグレインフリーでタンパク質の低いモグワンも候補に入れています。

モグワンは穀物不使用で体に悪い人工添加物も使われていないため、健康管理の目的でワンちゃんに与えられることも多いのですね。

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モグワンで肝臓の数値が悪化した時の対処法

肝臓に影響があったらどうすべき?

モグワンを食べているうちに肝臓の数値が悪くなった場合には、もともと食べていたフードに戻して様子を見てみましょう。

その結果数値が元に戻るようなら、モグワンが体に合っていない可能性が高いです。

もしフードを戻しても数値が良くならないのであれば、フードとは関係なく肝臓が悪くなっている可能性もあります。

獣医師と相談しながら、今後の治療について方針を決めていく必要があるでしょう。

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モグワンは肝臓に負担をかけにくいドッグフード

他のドッグフードと比較した結果でも、モグワンの成分値は食べることで肝臓が悪くなるような値ではないことが分かります。

むしろ低脂質で危険な人工添加物が使われていないことを考えると、肝臓疾患対策としておすすめできるドックフードです。

ただ、肝臓疾患を治すのではなく悪化を防ぐために適しているという意味ですので、肝臓に問題が見られる場合は獣医師の指示に従って庁方針を決めてくようにしましょう。

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