「かぼちゃって犬の健康にもいいの？どのくらい与えてもいいの？」
「かぼちゃって生で与えても大丈夫かしら？固くて食べづらいの？」
といった愛犬にかぼちゃを与えても良いか調べているそこのあなた。
かぼちゃを与えるなら、茹でて柔らかくしてから与えましょう。
種や皮は固いので、与えないことをおすすめします。
この記事では、以下の内容について説明します。
- かぼちゃを与える際の量
- 与え方と注意点
- かぼちゃの食物アレルギー
かぼちゃを与える際の適量や注意点を知りたい方は、必見の内容です。
犬がかぼちゃを食べても問題ない
アレルギー反応を起こしてしまう犬以外は、かぼちゃを与えても問題ありません。
かぼちゃは栄養が豊富なので、適量を与えるなら理想的な食材。
しかしカロリーが高いので、与えすぎは禁物です。
与える際の目安量を把握して、適量を与えてくださいね。
かぼちゃに含まれている栄養素
かぼちゃに含まれている栄養素は、以下の通りです。
- ビタミン類(B1,B2,E)
- 食物繊維
- ミネラル
- 鉄分
かぼちゃを食べることにより、期待できる効果は以下の通りです。
- 皮膚の健康維持
- エネルギー生成
- 臓器の健康状態の維持
- 老化に伴い発症される可能性の高い病気の予防
- 筋力の維持
- 腸内環境の改善(整腸作用がある)
- 疲労回復
- 老化防止
犬にかぼちゃを与えるときの量
かぼちゃは、主食ではなくおやつとして与えてください。
栄養素が豊富でも、過剰に与えすぎないようにしてください。
与える際の目安量は、以下の通りです。
| 犬のサイズ | 与える量(目安) |
|---|---|
| 4kg | 25g |
| 8kg | 40g |
| 25kg未満 | 70g |
| 25kg以上 | 100g |
かぼちゃは甘いので、犬の好物になりやすいです。
主食のドライフードのエサと混ぜて、与えるのがおすすめですよ。
茹でて柔らかくして与えると、水分を多く含むので水分補給にもなります。
おやつとして与えるので、1日に必要とするカロリーの10%程度のカロリー量を与えてくださいね。
犬へのかぼちゃの与え方と注意点
かぼちゃを与えるときのポイントは、以下の通りです。
- 種は与えない
- 茹でて柔らかくしてから与える
- 皮の部分は与えるなら、念入りに加熱して柔らかくする
- 高カロリーなので、適量を与える
基本的に、果物や野菜の種は与えないでください。
種は固いため消化されず、胃の中に残ってしまう恐れがあるからです。
かぼちゃは高カロリーで、食物繊維を含んでいる食材。
与えすぎると、肥満の原因になります。
食物繊維を摂りすぎると、下痢などの消化器トラブルを起こす恐れも。
皮は固いので、与えるなら柔らかくなるまで加熱してあげましょう。
肥満気味の子や消化器のトラブルが多い子に与える際は、獣医師に相談してから与えることをおすすめします。
かぼちゃにはアレルギーを持つ犬もいる
他の食材と同様、かぼちゃにアレルギーを持つ犬もいます。
さつまいもなどのイモ類にアレルギーを持つ子に与える際は、注意してください。
初めてかぼちゃを与える際は、少量から与えましょう。
アレルギーを起こした時に見られる症状は、以下の通りです。
- 下痢・嘔吐
- 食欲不振
- かゆみ
これらの症状が、食べてから2日以内に見られます。
長い期間症状が見られる場合や症状が深刻な場合は、動物病院で診てもらいましょう。
愛犬が「何にアレルギーを持っているのか」を知りたい方は、アレルギー検査を受けることをおすすめします。
アレルギー検査は、動物病院で行えます。
かぼちゃ以外に与えてもよい食べ物
かぼちゃ以外にも、与えても良い食べ物はたくさんあります。
食べても大丈夫な食べ物は、以下の通りです。
- きゅうり
- ブロッコリー
- いちご
- バナナ
- りんご
- 鶏肉
- 牛肉
- 豚肉
- まぐろ
- さけ
- さば
食べさせてはいけない食べ物は以下の通りです。
| 種類 | 食べてはいけない食べ物 |
|---|---|
| 果物 | レモン、ぶどう(レーズン)、さくらんぼ、いちじく、グレープフルーツ、ざくろ、すだち |
| 野菜 | ネギ、玉ねぎ、にんにく、アボカド、トマト、ギンナン、ニラ |
| 魚介 | カニ、イカ、エビ、貝、ししゃも、タコ |
| 豆類 | ビターアーモンド、マカダミアナッツ |
| お菓子 | チョコレート、キシリトール |
| 飲み物 | コーヒー、ココア、アルコール、緑茶、酒類 |
| そのほか | ソーセージ、生のパン、香辛料 |
食べ物に含まれる栄養素について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
まとめ
この記事では、「かぼちゃの栄養」や「かぼちゃの正しい与え方と量」について解説しました。
以下がまとめです。
- かぼちゃは栄養素が豊富な食材なので、与えてもいい
- 与える際は、茹でて柔らかく使用・
- 種は固く消化に悪いので、与えてはならない
- かぼちゃは高カロリーなので、おやつとして適量を与えよう
- かぼちゃは疲労回復や被毛・皮膚の健康維持に役立つ
- 消化機能の弱い子や肥満気味の犬に与える際は、医師に確認を取ろう
いかがでしたか。
かぼちゃは栄養素が豊富な食材で、味もあるため好物にもなりやすい食材です。
与えすぎは良くないので、適量を把握して与えてくださいね。
総合栄養食のドッグフードを主食に与えると、必要な栄養素を摂取できますよ。
