犬と一緒に寝るのは大丈夫?寝るときの犬の心理や注意点を解説

犬と一緒に寝るのは大丈夫?寝るときの犬の心理や注意点を解説 犬の飼い方・暮らし

「うちの子、寝るときもすり寄ってくるけど、一緒に寝るのって大丈夫なの?」

「一緒に寝たがるときってどんな風に思っているの?」

といった犬と一緒に寝ることについて調べているそこのあなた。

犬と一緒に寝るとあったかいし、なんだか落ち着くという方も多いのではないでしょうか。

犬と一緒に寝るのは問題ないですが、少なからずリスクもあります。

この記事では、以下の内容について説明します。

  • 犬と一緒に寝ることの問題性・リスク
  • 一緒に寝たがる犬の心理
  • 一緒に寝ることのメリット・デメリット
  • 一緒に寝る方法

一緒に寝ようか迷っている方は、必見の内容です。

犬と一緒に寝ても良い

犬と一緒に寝てもOK

一緒に寝ても良いです。

ただリスクがあるので、リスクを最小限に抑えるために対策しましょう。

対策さえとれば、愛犬と一緒に寝ても問題ありません。

一緒に寝ている人の割合は4割

INUNAVI(いぬなび)が2020年に実施したアンケートによると、一緒に寝ている人の割合は「43%」。

およそ犬を飼っている方の4割が寝ています。

一緒に寝るということは珍しいことではなく、一般的です。

犬がそばで一緒に寝たがるときの心理

そばで寝たがるときの心理は、以下の4つが考えられます。

  • 飼い主と一緒にいたい
  • 1人でいるのが不安
  • ケージの中でなるのが落ち着かない
  • 飼い主の匂いを感じて、安心して寝たい
  • 犬は群れで寝る習性があるから
  • 飼い主に甘えたい

以上のような理由で寝ていると考えられます。

「飼い主のそばにいたい」といったような思いから、寝たがっているので良い信頼関係であることが分かります。

不安な状態とは、音や光が気になっている場合にありがち。

雷の光や雨の音など、日常よりも騒がしいときに不安になってしまいます。

一緒に寝るために揃えるべき環境

犬と寝るときは、以下の環境に問題がないかチェックしておきましょう。

  • ベッドが狭くないか
  • 犬がトイレへ行ける環境になっているか

ベッドが狭くないか

ベッドのサイズが小さすぎると、犬が寝ているときにベッドから落ちてしまう恐れがあります。

当然危険なので、狭いベッドで犬が落ちる可能性がある場合は、寝てはなりません。

愛犬も飼い主もお互いに気になって、熟睡できない恐れもあります。

犬がトイレへ行ける環境になっているか

愛犬が尿意を催したときに、トイレができる環境でなければなりません。

寝室に犬用トイレを置いておくのがおすすめですよ。

ベッドの上でおしっこしないように、トイレのしつけをしておきましょう。

犬と一緒に寝ることのメリット・デメリット

一緒に寝るメリット・デメリット

犬と一緒に寝ることにはメリットもデメリットもあります。

デメリットも理解した上で、一緒に寝るかを決めましょう。

犬と一緒に寝ることのメリット

飼い主のメリット 癒しになる
犬のメリット 安心して眠れる

飼い主側も犬側にもメリットがあります。

愛犬が大好きであれば、そばでぐっすり寝てくれたら嬉しいですよね。

癒されるので、ストレスやイライラも解消されるでしょう

犬は飼い主のそばにいられるので、嬉しいし安心します。

犬と一緒に寝ることのデメリット

飼い主のデメリット 寝室が衛生面で悪化する
犬のデメリット 怪我のリスクがある

飼い主側は、衛生環境が悪化します。

犬は毎日シャンプーするわけではないので、人間より衛生的ではないです。

歯や耳に垢があり、雑菌も少なからずあるでしょう。

犬のよだれやフケ、ダニなどもつくので、アレルギー耐性がない方は危険です。

犬は、以下のリスクがあります。

  • 寝ているときにベッドから落ちる
  • 飼い主が誤って寝返り時に踏みつぶされてしまう

犬と一緒に寝る方法

一緒に寝る方法

「一緒に寝たいけど、うちの子は寝たいと思っているか分からない」

という方もいるでしょう。

飼い主側が一緒に寝たいと思っている場合は、まずは寝れる状態を作りましょう。

まずは、寝室にケージや犬のベッドを持ってきて、同じ部屋で寝ることから始めてみてください。

続いて、寝る前の時間帯で一緒にベッドの上で遊んであげてください。

ベッドや寝室に慣れさせることから始めてみましょう。

犬が一緒に寝てくれないときの理由

犬が一緒に寝たがらないときは、以下の理由が考えられます。

  • ベッドが高くて怖い
  • 寝床が狭い
  • 飼い主をリーダーとして見ている
  • 臭いが嫌い
  • 室内の環境が暑すぎる
  • 一緒では落ち着いて寝れない

犬は飼い主をリーダーと認識すると、一緒に寝なくなります。

主従関係をしっかり理解しているので、問題はありません。

少し寂しいかもしれませんが、一緒に寝るのはあきらめましょう。

一緒に寝ないことは、特に問題がないので、そっと一人で寝かしてあげてください。

まとめ

この記事では、「犬と一緒に寝ることの問題性」や「犬が一緒に寝たがるときの心理」について解説しました。

以下がまとめです。

  • 一緒に寝るのは問題がないがリスクはある
  • ベッドで寝ると愛犬がけがをする可能性がある
  • 犬と一緒に寝ると衛生環境が悪化するので、アレルギーに弱い人はやめた方が良い
  • 犬と一緒に寝ると、犬は安心して眠れる
  • 飼い主と一緒に寝たがるときの心理は「一緒にいたい」か「自分の寝床が気に入らない」
  • ベッドで寝る場合は、犬が落ちない程度の大き目のベッドで寝よう
  • 一緒に寝るなら、ベッドの近くに犬のトイレを置いておこう
  • トイレのしつけができていないなら、一緒に寝てはダメ

いかがでしたか。

愛犬と寝ている時もそばに入れると嬉しいですよね。

嫌がる犬もいるので、無理やり一緒に寝るのは避けましょう。

この記事では、犬のしぐさごとの心理についても紹介しています。

興味のある方は、ぜひご覧ください。

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