14歳の犬は人間年齢で換算するといくつ?年齢早見表・長生きなのか

14歳の犬は人間年齢で換算するといくつ?年齢早見表・長生きなのか 犬のコラム

「犬の14歳は人間でいうといくつ?100歳くらい?」

「14歳って長生きなの?平均寿命ってどのくらい?」

といった、愛犬が14歳になった・なりつつある飼い主のあなた!

14歳は人間換算すると、72歳か103歳程度です。

小型犬・中型犬なのか、大型犬なのかによって、違います。

この記事では、以下の内容について解説します。

  • 14歳を人間年齢で換算した場合の年齢
  • 年齢換算早見表
  • 年齢を換算する際の計算式
  • 14歳は長生きなのか
  • 犬の平均的な寿命
  • 長生きさせる秘訣
  • 14歳の犬の飼い方

愛犬が14歳くらいのご家庭の方には、必見の内容です。

犬の14歳は人間年齢で換算すると72歳か103歳

高齢犬 (2)

犬の14歳は、人間換算すると72歳か103歳。

  • 小型犬・中型犬
  • 大型犬

この2タイプによって、換算できる年齢は違います。

小型・中型犬は人間換算で72歳

小型・中型犬の14歳は、人間換算で72歳。

計算式は、以下の通り。

【14歳の小型犬・中型犬を人間換算する際の計算式】

24+(年齢-2)×4

=24+(14-2)×4

=72歳

大型犬は人間換算で103歳

大型犬の14歳は、人間換算で103歳。

計算式は、以下の通り。

【14歳の大型犬を人間換算する際の計算式】

12+(年齢-1)×7

=12+(14-1)×7

=103歳

【人間換算】20歳までの犬の年齢早見表

小型犬~大型犬までの人間換算した時の年齢は、以下の通りです。

犬の年齢 人間換算した年齢
小・中型犬 大型犬
1歳 15歳 12歳
2歳 24歳 19歳
3歳 28歳 26歳
4歳 32歳 33歳
5歳 36歳 40歳
6歳 40歳 47歳
7歳 44歳 54歳
8歳 48歳 61歳
9歳 52歳 68歳
10歳 56歳 75歳
11歳 60歳 82歳
12歳 64歳 89歳
13歳 68歳 96歳
14歳 72歳 103歳
15歳 76歳 110歳
16歳 80歳 117歳
17歳 84歳 124歳
18歳 88歳 131歳
19歳 92歳 138歳
20歳 96歳 145歳

犬の人間換算年齢の計算方法

犬の年齢を人間換算するにはどうすべき?

「小型・中型犬」と「大型犬」に分けて、人間年齢に換算する計算式を解説します。

環境省の「飼い主のペットフードガイドライン」を参照しています。

参照元:環境省-飼い主のためのペットフード・ガイドライン

小型・中型犬の人間年齢換算のための計算式

人間年齢に換算するための式(小型・中型犬)

24+(年齢-2年)×4

※2歳以降の年齢で、上記の計算式を適用(1歳時は、人間換算で15歳)

上記の計算式で求められます。

例えば3歳の小型犬の場合の計算方法は、以下の通り。

24+(3-2)×4

=28歳

よって3歳の小型犬は、人間換算すると28歳です。

大型犬の人間年齢換算のための計算式

人間年齢に換算するための式(大型犬)

12+(年齢-1年)×4

上記の計算式で求められます。

例えば1歳の大型犬の場合の計算方法は、以下の通り。

12+(1-1)×7

=12歳

よって1歳の大型犬は、人間換算すると12歳です。

犬で14歳・15歳は長生き?

14歳って長生き?何歳からが長生きなの?

結論を言うと、15歳はやや長生きで、14歳は普通です。

  • 犬の平均寿命
  • シニア犬となる年齢の目安

これらについては、下記をご参照ください。

犬の平均寿命は14歳

2020年調査での犬の平均寿命は、14歳です。

一般社団法人ペットフード協会の調査によると、「14.48歳」でした。

参照元:一般社団法人ペットフード協会「2020年(令和2年)全国飼育実態調査 結果」

小型犬や中型犬、大型犬によっても平均寿命は違うと言われています。

小型犬の方が、大型犬より平均的には長生きする傾向にありますよ。

犬は7・8歳頃からシニア犬になる

犬は、7・8歳頃からシニア犬に分類されます。

フードも7歳で切り替えなければならないフードも多いです。

もちろん、0歳から老犬まで食べれる「全成長段階」対応のフードもあります。

一般的には7歳から、内側と外見ともに徐々に変化していくのです。

具体的には、目ヤニが出るようになったり、消化機能が低下したりします。

行動にも変化が見られ、睡眠時間が長くなったり、反応が薄くなったりもするでしょう。

睡眠時間について詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご参照ください。

犬の寝相ごとの心理状態は?問題のある寝方・いびきについても紹介

14歳のシニア犬の飼い方

14歳はシニア犬の中でも、高齢に分類されます。

負担になっていないか以下の面を、見直してみてください。

  • 散歩の頻度や方法、道、時間
  • 食事の内容・量・カロリー・方法
  • 飼い方や室内外の環境
  • 入浴頻度や時間

例えば、食事方法。

ドライタイプを与えている方は、ふやかして与えてみる。

ウェットフードに変えてみる。

など、高齢犬でも喉を詰まらせず、食べれるものを与えなければなりません。

愛犬を長生きさせる方法3選

愛犬に長生きしてもらうための秘訣は?

愛犬を長生きさせるための秘訣は、以下の3つです。

  • 栄養バランスの整った食事を与える
  • 運動・スキンシップをしっかりとる
  • 健康診断を受けて病気の早期発見ができるようにする

栄養バランスの整った食事を与える

栄養バランスの整った食事を与えましょう。

普段与えているフードが

  • 高齢犬向けのものなのか?
  • 完全栄養食なのか?
  • サプリメントで補填する必要はないか?
  • 1日に必要とするエネルギー要求量を与えているか?

などを見直してみてください。

犬の食事の適量が知りたい方は、以下の記事もぜひご参照ください。

犬にかかる月の食費はいくら?ドッグフードの相場やエサの給餌量を解説

運動・スキンシップをしっかりとる

愛犬にストレスを溜めさせないように、しっかり運動とスキンシップを行いましょう。

散歩の頻度が少ないのもストレスになります。

スキンシップが少なすぎると、欲求不満になるでしょう。

愛情も与えながら、適度な運動ができるように心がけて接してくださいね。

健康診断を受けて病気の早期発見ができるようにする

病気は早期発見が重要。

体内の各所に転移したり、症状が重くなったりする前に見つけなければなりません。

定期的に健康診断を受けて、悪化させないようにしましょう。

シニア犬なら最低でも半年に1度以上の頻度で受けてください。

健康診断の費用の目安は、15,000円前後です。

まとめ

高齢犬

この記事では、「14歳を人間年齢で換算するといくつか」「14歳は長生きなのか」について解説しました。

以下がまとめです。

この記事のまとめ
  • 14歳の小型・中型犬を人間年齢で換算すると、72歳
  • 14歳の大型犬を人間年齢で換算すると、103歳
  • 小型・中型犬の場合、「24+(年齢-2年)×4」で人間年齢に換算できる
  • 大型犬の場合、「12+(年齢-1年)×4」で人間年齢に換算できる
  • 犬の平均寿命は14歳
  • 小型犬は長生きしやすく、大型犬ほど平均寿命は短い
  • 犬は7・8歳頃からシニア犬になる
  • 長生きしてもらうには、健康診断を定期的に受けよう

いかがでしたか?

14歳は大型犬なら人間換算で100歳超えなので、かなりの長寿です。

小型犬や中型犬でも72歳なので、十分にお年寄りと言えるでしょう。

飼い方をしっかり見直して、愛犬と共に幸せな毎日を送りましょう。

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