犬が目を細める5つの心理的な理由!病院に行くべき7つのサイン

犬が目を細める5つの心理的な理由!病院に行くべき7つのサイン 犬のコラム

「うちの子、目を細めることが多いけど、何か意味があるの?」

「目を細めることが多くなって、目ヤニも増えてる気がする!ちょっと心配。」

といった目を細める理由や病院に行くべきか悩んでいるあなた。

目を細める理由には、良い場合も悪い場合もあります。

病気の場合もあるので、これから紹介する症状がないかもチェックしましょう。

この記事では、以下の内容について紹介します。

  • 犬が目を細める心理的な理由
  • 病院に行くべきかを見極める方法
  • 犬の目に関する病気

目を細めている理由や病気かどうかが分かるので、ぜひご覧ください。

犬が目を細める5つの心理的な理由

犬が目を細める5つの心理的な理由

犬が目を細める5つの心理的な理由は、以下の通りです。

  • うっとりと落ち着いている
  • ストレスを抱えている
  • 相手を威嚇している
  • 緊張している
  • 服従しており敵意がないことを示している

うっとりと落ち着いている

落ち着いていて、ご機嫌な状態です。

以下のような場面で、目を細めるしぐさが見られるはずです。

  • 人に撫でられているとき
  • ブラッシングやシャワーされているとき

基本的には、気持ち良いと感じるようなときです。

犬も喜んでいるはずなので、今後も進んでしてあげましょう。

ストレスを抱えている

ストレスを抱えている場合にも、犬は目を細めます。

細める理由は以下の2つです。

  • 体力が消耗していて、目を開くほどの気力がない
  • 目を細めて、気持ちを落ち着かせる

飼い主に怒られているときや注射などの苦手な場面に遭遇した時に、細めます。

目を細めることが頻繁にあるなら、細める前にどんなことをしていたかメモしておきましょう。

犬がストレスに感じている原因を、見つけられますよ。

相手を威嚇している

相手を威嚇するときにも使います。

  • 怪しい人や嫌いな人が近づいてきたとき
  • 犬同士で警戒しているとき

このような時に、「これ以上近づくな」の意図があり、威嚇します。

目を細めて、相手を威嚇しているのです。

緊張している

緊張時にも目を細めます。

緊張状態にある自分を落ち着かせようと、目を細めるのです。

まばたきの回数が増える場合もあるので、緊張していることは認識しやすいのが特徴。

服従しており敵意がないことを示している

「服従しているとき」・「敵意をみせるとき」ともに、目を細めます。

敵意がないときにする理由は、相手に「あなたに敵意がない」ということを示すため。

威嚇の場合は、「鳴き声」「歯をむき出しにする」と一緒に行うことが多いです。

服従している時は目を細めるだけなので、見分けやすいですね。

目を細めるのは病気や怪我の可能性もある

病気や怪我の可能性は?

細める5つの理由にどれもあてはまりそうにないという場合は、病気・怪我の可能性も。

目を細める原因は、病気・けがの場合もあるのです。

  • 目に違和感がある
  • 表面に傷がついている
  • 結膜炎になっている

といったとき、目を細めていることが考えられます。

  • 遊びに夢中になり、目を傷つけてしまった
  • 他の犬や猫と遊んでいるときに、爪が目にあたった
  • 歩いている時に、目にものがぶつかった

など日常的ないろんなケースで傷つけてしまうことはあります。

病院を受診した方が良い7つのサイン・症状

愛犬を病院に連れて行くべきか悩んでいる方も多いでしょう。

以下のサインに当てはまる場合は、連れて行ってください。

  • 目に異物が入っている
  • 目やにが多い、いつもより増えた
  • 涙が流れている
  • 目の色が不自然、濁っている
  • 目が乾いている
  • 目をこすっている
  • 目が赤い、白い

といった場合は、目の病気が疑われます。

目は重要で神経質な部位なので、早急に病院を受診しましょう。

様態が回復する場合もありますが、悪化する場合もあります。

症状が悪化する前に治療を施すべきです。

犬の目に関わる6つの病気

目に関わる病気は、以下のものがあります。

病名 症状
麦粒腫 まぶたの一部が腫れ上がる
角膜びらん・角膜潰瘍 目ヤニ、目の痙攣、角膜が白くなる・赤くなる
乾性角結膜炎(ドライアイ) べたついた目ヤニが出る、充血している
緑内障 充血、まぶしがっている、瞳孔散大
白内障 目の中のレンズが白く凝っている
ぶどう膜炎 流涙、まぶしがる、目の痙攣

上記の症状で該当する項目があれば、病院を受診しましょう。

早期発見が重要な病気もあれば、外科手術による治療が必要な場合もあります。

まとめ

この記事では、「犬が目を細める理由」「目に関する病気」について解説しました。

以下がまとめです。

  • 目を細めるのは、良い場合も悪い場合もある
  • 良い場合は、落ち着いているとき・服従しているとき
  • 悪い場合は、敵視しているとき・ストレスを感じているとき
  • 目を細めるのは、病気や怪我が原因の場合もある
  • 病気・怪我の場合は、早めに病院を受診しよう
  • 早期発見がポイントとなる目の病気も多い

いかがでしたか?

犬のしぐさは様々ですが、「目を細める」しぐさは心配になりますよね。

ストレスが原因の場合や病気の場合など、様々なことが要因として考えられます。

上記で紹介した症状と一致しているものがあれば、病気が疑われるので、病院を受診することを推奨します。